書くか悩んで

ボクの住む町は
全く揺れておりません

だから普通に仕事してました

ケイタイに速報が流れてきて
初めて地震を知りました

ちょっと大きな地震で
津波注意報が出たというだけで
特に気にせず仕事をしてました

１６時くらいにケイタイが鳴りました

“○○(ボクの本名)くん もう牡蠣出荷したかな？キャンセルしたいねん”
と滋賀の方からでした

慌てている感じやったから
“どうした？”
と聞きました

“大地震が起きたから今から東京に行くねん”
と彼は言う

状況がイマイチ掴めないのだけど
いろんなモノが伝わってきたから
“わかったよ”と電話を切る

それから事務所に行き
インターネットを開いたボクは唖然として
ようやく彼の言った言葉の意味がわかった

仕事もそこそこに１８時に帰ってきて
テレビを見てさらに驚いた

全く揺れてないけど
ひょっとしたら牡蠣屋は被害があるのか？と
心配し始めた

さっちんのおばさんところの牡蠣屋は
目の前にあったイカダと
ウチよりもかなりデカい船が流れて
今現在行方不明のようです

ウチの牡蠣屋も明日にならないとわかりません

おばさんのところは津波の心配があるので
旦那さん・おばさん・息子さんは
自分のところの海が見える小高いところで
クルマで朝まで過ごすようだ

ウチにおいで！と誘ったんやけど
ここで過ごしたいということなので…

みーくんはボクのそばを離れない
お風呂に入る前に珍しく吐いた
“いっしょにねて！”
というので一緒に寝室に来たのですが
“ぼくんちにはつなみこやん？”と何回も聞いてきました

６才となり
怖さの分かるんでしょう

もしここがもっと揺れて
大きな津波が来そうなら
お父さんはみんなをＭＰＶに乗せて
山の上に逃げるよと話してあげました


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イイね！もいりません

もっとたいへんな方がいっぱいいるんで…

何も出来やんけど
なんか不安感だけが襲ってきます