
ウチの親父が来月で
マツダを退職する事になりました
いつか来る日なんですが
いざ本人の口から聞くと
正直少しまだ消化しきれない自分がいます
ロータリーに憧れ
マツダに入った親父
小さい頃は
ロータリーはスゴいんやぞっ!
という親父の話を聞くのが好きで好きで
何回も何回も聞いてました
いつかボクもロータリー車に乗りたい
そんな事を思いながら
ボクは大きくなりました
32歳となった今も
ロータリーへの未練というか
いつかは乗りたいという気持ちは
心の何処かにあるんですが…
どっぷりとロードスターにハマり込んで
何年も過ごして
何故か親父までロードスターに乗ることになって
雑誌にも親子3代で載せてもらったりと
とにかくこの数年は出来すぎなくらいでした
小さい頃
大人の事情ってヤツで
親父と急に住めなくなった事もあり
なかなか親子としての距離感を掴めませんでしたが
ボクがクルマに乗るようになってから
その距離感を近くに感じられるようになりました
昨年1月
親父は還暦となり定年を迎えました
40年近い日々をマツダと共に過ごし
もうここで終わりかと思いましたが
残ってくれないか?との声に
親父は定年後も働いておりました
今月
市内の2店舗が統合する事になり
これをきっかけに身を退く事を決めたようです
当たり前のように
こんな日が来る訳ですが
ボクの中ではマツダで働いている親父しか知らないの
だから親父が仕事を引退するというのは
なんだか寂しいですねっ
引退後は自分のやりたい事をやるようです
それは…漁師
新米漁師としてやろうという辺りに
ボクとの血のつながりを強く感じますが…
ゆっくりと暮らす事よりも
ウチの親父らしくてイイですね
今日
親父がその事を報告に来ました
ボクは長男で
今となってはたった一人の子どもな訳で
今まで支えてもらった分
ゆっくりとのんびりと恩返しをして行こうと心に思うのでした
帰り際に照れながら
『おつかれさん』
そう言えた自分が何故か
誇らしい
ありがとう

Posted at 2009/08/05 00:13:05 | |
トラックバック(0) |
日常 | モブログ