
金星探査機“あかつき”
残念ながら金星の周回軌道へ乗れませんでしたねっ
ものすごい勢いで
金星に向かって飛んで行き
金星の周回軌道に乗るために
エンジンを12分間起動させて
ブレーキをかけるというのが
今回の山場だったようです
新聞によると過去にも“のぞみ”という
金星探査機を送り込みましたが
やはり周回軌道に乗れず失敗したとの事です
今回の“あかつき”には
セラミックを多用した
三菱重工製の新型のエンジンが載っておりました(今日の画像)
そんでエンジンの付け根?は
平面アンテナとなっていたようです
結局
2~3分ほどしか噴射出来ていなかった模様で
その時に非常に強い衝撃を受けた形跡があるとの発表があり
大きなゴミか何かがクリーンヒットしちゃった?!
だから通信出来なかったの?!と
不運だなと少し納得しましたが
6年後に周回軌道に再チャレンジという話は
壊れたエンジンが動くのか?と
ちょっと疑問です
さらに今日になって
今度は燃料パイプに何かある?
っていう話を聞いて
もう訳わかんないです
昨日の工業新聞に
プロジェクトリーダーの“中村教授”のコメントが載っていた
100%大丈夫だと思っていたから落胆している
という内容の記事でした
この主旨のコメントを読んで
ボクはいつかセミナーで聞いたある方の話を思い出しました
スペースシャトル“チャレンジャー号”が
空中爆発した事故
その報告書にはこう書かれていたそうだ
NASAには成功して当たり前という“奢り”があった
それが今回の事故に繋がった
今まで成功していたのはラッキーの連続だったのだと思う
と書かれていたという話
ボクは宇宙が大好きですが
実は“はやぶさ”の騒ぎはどうかと思う
確かにイトカワに行って微粒子を回収して
帰って来たのは偉業やと思う
国仲教授やっけ?
裏技を使って壊れたエンジンをなんとか動かした人
“用意周到でした”とコメントしたらしいけど
用意周到なら壊れないエンジンを作ってくださいと
ツッコミたくなる
ただそれくらい
地球外の事はまだまだ未知数であり
100%なんて言える事は
JAXAであっても
NASAであっても
ボクはないと思うんですがねっ
大好きな宇宙なんで
今日は辛口です

Posted at 2010/12/10 22:36:59 | |
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