PIONEER / carrozzeria carrozzeria N-5776  

カロッツェリア製のパッシブクロスオーバーネットワークです。
中古です。

写真は片側だけですが、２つセットです。

ヤフオクで、安いからポチっと逝ったのですが、ジャンク品と書いてあるのに気付かず、案の定、２つとも壊れていて音が出ませんでした。

考えてみたら、ただのハイパス・ローパスフィルターなので、コンデンサとコイルだけで構成されているはずで、これらは電気的に壊れることは、まずないので、直してみました。

テスタで導通試験したら、配線が中で切れていたり、ショートしていたりしていたので、配線を基盤から取ってごっそり交換したところ、音が出るようになりました。

で、肝心のレビューですが、かなり良くなりました。
スピーカーとツイーターだけだと、高音域がキンキンした感じ（？）だったのですが、ネットワークを挟んだことにより、スピーカーとツイーターの一体感が生まれ、より一層音に立体感が出ます。

また、気持ちですが、高音域は、より綺麗に抜けるようになり、重低音になった気がします。（静かな夜に、エンジン掛けずに聞いたからかな？）

価格は、送料込み。ただし、壊れてました。

ちなみに、本当は、スピーカー付属のネットワークをつけたほうがいいです。ネットワークは、つけるツイーターやスピーカー（ウーハー）のインピーダンスによって、遮断周波数が変わります。

＜2012年10月15日追記＞
各種クロスオーバーネットワークの仕様は、おそらく下記の通り。あくまでも”おそらく”。備忘録として掲載。

・N-5776
ローパスの遮断周波数：1.5KHz
ハイパスの遮断周波数：3.3KHzぐらい

・N-6976J
ローパスの遮断周波数：4.5KHz
ハイパスの遮断周波数：4.5KHz

・N-1210
ローパスの遮断周波数：不明
ハイパスの遮断周波数：6.0KHzぐらい

・N-1710
ローバスの遮断周波数：不明
ハイパスの遮断周波数：4.0KHzぐらい

いずれも、４Ωのツイーターとスピーカー（ウーハー）をつけた場合。N-6976Jは、遮断周波数が他と比べて高いので、おそらく、コアキシャルのスピーカー用か、あるいは径の小さいスピーカー用と思われます。N-1210も同様。

スピーカーとツイターの再生可能な周波数帯域にあったものをつけましょう！（付属のものを使うのが一番いいです）