
ゴールデンウイーンに入り、
仕事のかみさんを熊本に残し、
私の実家へ息子と帰省。
帰る途中、
ふと山を見上げる。
いい天気。
山の上からの眺めも良いだろうな~…
と思い、
登って見ることに。
通称かんかけ峠と呼ばれる、
福岡の県道70号線で、
『険道』とも言われてるようですが…
10年以上前にシャコタンの14シルビアで
走破していますので、
大概の車は行けると思います。(笑)
路肩には沢山の古墳。
最盛期には1000基以上の横穴式石室の古墳があったと
言われています。
だいたい6世紀後半から7世紀初頭にかけての古墳で、
古墳時代も終わりかけの時代の古墳です。
一気に標高802mまで駆け上がります。
山頂には山城があります。
眼下に広がる
筑紫平野と筑後川。
この地で生まれたものの、
中学、高校の6年間しか過ごしていません。
しかし、
この風景を見れば郷愁を誘われます。
やっぱりふるさとなんだな~
と。
そんな風景を息子にも見せたかったんです。
そして、
道端にある多くの古墳は、
私が修士論文を書く際に
手当たり次第、もぐって資料収集した古墳です。
日頃の忙しさにかまけ、
学ぶことへの意欲を失い、
高校、大学時代、
ただ純粋に好きで楽しかった気持ちを忘れてはないか…?
幸運にも、
これまで学んできたことを
仕事にできていますが、
『今、それが好きですか?』
と、問われ、
胸を張って、
好きです!
と言えるのか…?
大学を卒業して、
早、11年。
当時の気持ちを思い出し、
また、仕事に励まないと。
と、
浸っていると、
威勢の良い
ビ~~~~ッ!!
という排気音が。
元気のよい
高校生と思われる3人組が。
挨拶を交わし、
あ~
俺にもこんな時代があったな~
と微笑ましく見つめ、
息子と手をつなぎ
階段を下り、
後にしました。
Posted at 2015/05/03 00:05:04 | |
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