エンジン故障

久しぶりにJeepに乗ってみた。バッテリーを充電・幌を張りいざ走って20分突然出力低下、道路の端に寄せてエンジン再スタート→カタカタ音がしてマフラーから白煙があがる。4発のうちいくつかが点火していない。
ああ、これでまた入院、主治医の自動車屋に電話する。

待つこと30分レッカー車に乗せる、残念ながら自力では低速の1速にいれても登れずウィンチで巻きあげてもらいました。

車屋から連絡があり修理終わったと・・・・原因はガスケット、3番と4番の間がこのとおり損傷してヘッドもえぐれていて、少しずつ損傷して一気に抜けたらしい。点火順序からすると膨張と入気、圧縮と排気が通になるわけですから、混合気は抜けて圧縮されないから点火せず爆発しない。後の2気筒ではうーん・・・
ヘッドの研磨も必要だったみたいですが、エンジン下ろさずに済んでほっとしました。

修理途上の写真を撮っていただきました。
これはヘッドをおろしたところ、年数の割りに綺麗です。
サイドバルブエンジンはシンプルです。
無鉛化対策は打っていませんがまだ大丈夫なようです。

シリンダーヘッドにへばりついているガスケットです。
3番と4番の間が見事にありません。

ガスケットを剥がしたシリンダーヘッドです。
3番シリンダーと4番シリンダーの境界あたりが磨耗して高圧ガスがリークしていたようです。それがだんだん広がって、ガスケットを損耗させ、ついには・・・・・

で、研磨をかけることにピカピカになりました。

60年経っても、磨けばこの綺麗さ・・・サイドバルプエンジンのヘッドは薄い・・・でも鋳鉄ですから結構重いんですよ。