新潟ツーリング 2日目
今日も天気が良い。
朝風呂が気持ちよかった。
お風呂にはいると腹が減ってくるのはなぜだろう。
風呂上がりに廊下のベランダからから春日山方面を撮影。
そして、時計回りに直江津方面、上越IC方面を、とりあえずグルッと撮って見る。
直江津が誇るB級グルメ?「つかそば」の愛称で親しまれている直江津のソールフード「
塚田そば店(上越市東雲町)」に行く。
関川沿いにある店で、朝8時からやっているので上越市泊まりの時はホテルの朝飯を断ってもココに来る。どの時間帯でも混んでる事が多いが回転が早いので待つ事はない。
お客のほとんどは地元の常連客で、ほぼみんなが「天玉中華(てんたまちゅうか)」300円を頼む。
「そば」「うどん」「中華」の3種類があるが、汁は共通のそばツユで温か冷、麺がうどんか、そば、中華麺から選べる。
「天玉ちゅうか」はそばつゆにラーメンの麺、+ 天ぷらのかき揚げに生卵とネギが乗っているという斬新な食べ物。
大きなイカと玉ネギのかき揚げの油がが甘めのツユに溶けて、黄色でやや細めのかすかに縮れてコシのある自家製麺との相性が良い。これに生卵を溶かすと絶品になる。
これはラーメンではなく、やっぱり「かけちゅうか」と呼ぶべき食べ物だろう。
カレーやおにぎりも新潟産のコシヒカリだそうで人気があるそうだ。
安い、早い、旨い、の3拍子そろったこんなお店が家の近所にあったら毎日行きたいくらいだ。
腹がふくれたところで、春日山の林泉寺へ行く。
ここは春日山城の麓にあり、上杉謙信公が幼少の頃に住職の天室光育から学んだ曹洞宗の寺院で、長尾氏と後の上杉家の菩提寺でもある。江戸時代の移封先である米沢にも林泉寺がある。
前回来た時に、春日山城に上ったら具合が悪くなり、林泉寺は来たのだが、謙信公の墓所に行けずじまいだったので今回はそのリベンジ。
山門は大正時代に再建されたが、惣門は春日山城の搦手門を移築したものだそうだ。
「第一義」の大きな額の文字は謙信公の
直筆らしい。(本物は宝物館でこれは複製)
謙信公の墓所へ念願叶い参詣。
苔むしていて時の長さを感じる。
近くに川中島合戦戦死者の供養塔がある。
合計5回もした合戦で、特に、武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの逸話がある第四次川中島合戦は死闘だったらしく、武田信玄の片腕だった弟の転厩信繁、山本勘助(「キツツキ戦法が失敗」)をはじめ多くの戦死者を出したらしい。
信繁は人望も厚く有能だったそうで、この信繁を失った事で、武田信玄と長男の義信が不和になり、4男の勝頼を後継者にした事でおきる家中の乱れが後遺症のように残り、武田家滅亡へ進んで行った事を考えると武田家にとっては惜しい人を亡くした事になる。上杉謙信もその死を悼んだらしい。
戦国時代は幕末に比べ一個人の能力的な取り上げ方が多いが、豊臣秀吉では弟の秀長や利久、今川義元では太原雪斎など、片腕をなくしてからおかしくなるケースが多いのは、やはり記録に残らない有能な補佐がいてこその栄達だったのだと思う。
ちなみに、あてずっぽうの事を「ヤマカン」と言うが、語源は「山本勘助」らしい。
昼飯に二人とも大好きな「青島食堂(長岡市宮内)」に行く。
ここは長岡系ラーメンの有名店で、生姜がきいた醤油ラーメンだ。
信越本線の「宮内駅」の真ん前にあるが、店の前に車も止められる。
麺とスープ、チャーシューも旨い。ほうれん草、メンマ、ネギ、海苔との相性も良い。
とにかくバランスが良いラーメンである。
夏に汗かきながら食べるのもよいが、体が冷えている時は、心も体も温まる一杯だ。
長岡駅近くの「ホテルルートイン長岡駅前」にチェックインしてさっそくひとっ風呂浴びる。
ルートインは好きなホテルだが水風呂がないので風呂上がりに水シャワーを浴びるが、水風呂と違ってなかなか体が締まらない。。。
ホテルから近いガード沿いにある「割烹 魚仙(長岡市殿町)」に行く。
自分たちのツーリングでの夜飲みは、基本いつも、板さん達との会話が楽しめるカウンターに座るようにしているのだが、ここも敷居が高い「割烹」と言うよりアットホームな居酒屋さんぽいので落ち着ける。
居酒屋研究家「太田和彦氏」がテレビや雑誌でオススメする居酒屋らしく、紹介された本を見せて頂いた。
ほろ酔いでホテルに帰り、お風呂に入って爆睡。
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Posted at
2013/09/23 18:58:14