
10月14日の早朝、恒例の職場ツーリングで敦賀を目指しました。
朝6時に地区公民館に集合しましたが、あいにくの雨。
集まったバイクは、CB400SF、ELIMINATOR250V(昨年はPCX125で参加)、TT250R、XT350Sの4台です。
雨装備を使用するのも、ツーリングの楽しみです。普段は雨が降るとバイクに乗っていませんから。
松本から上高地方面に向かいます。安房峠周辺はすっかり秋の気配。
愛車のXT350Sは今年はオンロード仕様です。一見直管風ですが、SRX250のマフラー流用で音質は低く抑えられています。同行のエリミネータ250Vツイン君に装着されたスラッシュマフラーの半分以下の音量です。XT350Sは単気筒ながらデュアルエキゾーストなので、排気管が2本あります。集合管のショートスタイルに魅力を感じてしまうんですね(^^ゞ。
雨合羽を脱いで、ETCをセット。今回は高速道路や有料道路を使用します。
高山から飛騨清見まで、中部縦貫自動車道を利用しました。
道の駅、桜の里荘川で小休止。巨大な水車がありました。
荘川から美濃白鳥へ向かいます。美濃白鳥で昼食にしました。飛騨はやっぱり飛騨牛でなくっちゃね。予定していたレストランでジャケットを脱いでいたら、中から職員の方がおいでになり、「うちは予約のお客様のみです」とのこと。その方にお勧めの飛騨牛の店を聞いて、訪れたのがここです。店の名前は・・・忘れました。
飛騨牛丼、美味しかったです。
美濃白鳥から、158号を大野に向かいます。九頭竜ダムの傍らで記念撮影。
大野で再び中部縦貫自動車道に乗ります。中部縦貫自動車道ってそこら中にあります。全部開通したらどこまで行くのでしょうか。開通すれば便利になるでしょうが、今の無料区間も捨てがたいです。
永平寺大野道を永平寺参道で降りて、364号を今日の宿泊地、片山津温泉大江戸温泉村に向かいます。途中、山中温泉こおろぎ橋という所を訪れてみました。風雅な場所でしたが川沿いの遊歩道が結構長かったです。松尾芭蕉は奥の細道の旅行中、8泊9日も山中温泉に逗留しています。
山中や菊 はたおらじ湯の にほひ(芭蕉)
我々は、あやとり橋を通って元の駐車場に戻りました。
片山津温泉大江戸温泉村の部屋は36畳。私たちのグループは4人ですので、広々です、
一番奥の一段高くなったところに布団を敷いて寝ちゃいました。エリミ君の緻密な調査で宿泊費も格安です。食べるものも大満足。
明けて10月15日は、快晴です。出発前の車両点検。とってつけたようなパーツが多いので、増し締めが必要です。
SRX250のオイルクーラー
TLM200Rのダウンフェンダー
今から30数年前、単独で能登半島ツーリングを行った際、片山津にテントを張って宿泊しました。
走り疲れて空き地を見つけて宿泊地に選んだのがここでした。当時は赤土の駐車場だったような。一晩中カエルの鳴き声がしていました。周囲が明るくなって目についた看板には、首洗い池の文字。
知らなくてよかったと思いました。誰もテントを訪れなかったしね。
源平の合戦の際、木曽義仲が命の恩人の斎藤さんを打ち取ってしまったところらしいです。
無残やな兜の下のきりぎりす(芭蕉)
305号は越前海岸沿いを敦賀に向かいます。途中の東尋坊。ドキドキしながら崖の上からカメラだけを突き出して撮影しましたが、臨場感が伝わりません(:_;)。
305号は工事中の箇所があり、山の上を迂回したりします。
また305号に帰ってきたところにあったのが、奇岩地帯。お昼は敦賀で昼食のつもりが、もう午後の3時です。敦賀までまだ80kmほどあります。
敦賀に着いたのは、午後4時でした。ここで遅めの昼食です。
日本海おさかな街の中にある食堂で12種丼を注文しました。12種類の海の幸がご飯の上に乗っていました。酢飯じゃないのが残念でしたが、美味しかったです。
ご飯を食べて武田耕雲斎のお墓を見に行きました。水戸から1000人で遥々敦賀を訪れ、353人が首を斬られたそうです。
処刑されるまでの間、閉じ込められたニシン蔵も当時のまま残っています。
日も西に傾き、3時間ほど予定をオーバーしています。敦賀ICで北陸自動車道に乗り、名神自動車道で大垣に向かいました。今日の宿泊地はオカサンホテルというビジネスホテルです。夕食は市内の焼肉屋さんでとりました。お店お勧めの焼肉セットのお肉の大きいこと!網から溢れそうです。
オカサンホテルに入ったのは、午後8時過ぎでした。今日は個室なので風呂にも入らず寝てしまいました。そのまま朝6時までグッスリです。
10月16日は、朝7時朝食の予定でしたが、幹事から「起きれないので8時朝食の9時出発にしませんか」とのメールが入りました。幹事ありきの計画ですので「了解」の返事を送りました。
私はというと、ちょっと市内見物をすることにしました。
エンジンをかけようとすると、アイドリングしません。ドッドッド・・・ぷすん。ドッドッド・・・バン(バックファイア)。プラグを外してみるとかなり電極が摩耗しています。前にも一度ギャップ調整してるしなあ。手持ちのイリジウムプラグに交換すると、とても素直な良い子に変身しました。そういえば昨日も出発から暫くの間、失火したりしたんだよね。
プラグなんか変えても根本的な解決にはならないと思っていましたが、今後考えを改めます
。
(家に帰って交換したプラグを点検してみましたが、電極の磨耗はそれほどでもありませんでした。しかし、このプラグを他の車両(TT350)につけるとやはり失火します。そういえば前にも高速道路を走った後、プラグが不調を来たしたことがあります。ガスが薄くて異常燃焼している?自宅の標高がほぼ1000mですので、プライマリーキャブのセッティングは、XT250Tです。プラグの焼けはいい感じですが、エンジンブローする前に見直したいと思います(^^ゞ)

プラグを替えてスムースに回るエンジンで大垣城。

大垣は江戸時代の俳人松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えたところです。むすびの地の碑が建っていました。
蛤のふたみにわかれ行く秋ぞ(芭蕉)

松尾芭蕉は3月に江戸深川を出て奥州から北陸を回って2400km、8月末に大垣に至っています。
ツーリングもここが最後の訪問地となりました。

信州諏訪までここから220kmの距離があります。国道21号を東に進み、国道19号で帰ってきました。3日間の走行距離802.9km、使用燃料24.08Lでしたので、燃費は約33km/Lとなります。昨年もほとんど同じだったような。翌日からは皆さん仕事でしたので、口には出さずとも辛そうでした。
来年はどこに行きましょうか。
Posted at 2018/10/20 12:02:00 | |
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