
オーバーフロー対策について少し・・・
キャブ本体の個別のタンクにガソリンを送り込む際、ある程度の高さでガソリンを留めておくため、フロートのバルブがバルブシートに栓をする。
水洗トイレと同じ!?
その時点の油面の高さが基準となって各ジェットを入り口としてガソリンが吸い上げられていく。
本来のFCRの燃圧は0.08k~0.15k。
現在、燃圧は0.20k⇒0.17kくらい。(オーバーフローに少々ビビッて若干さげた)
それでも一昨日オーバーフローしました(T_T)
しかも街乗り中の出来事で・・・
【オーバーフローの原因として考えられるのは・・・】
①フロートバルブとバルブシート間のゴミ
②フロートバルブの磨耗
③バルブシート径の過大
④燃圧が高い(0.2k)
⑤その他
【対策等】
①明日、雨でなければフロート部をバラして再度様子を見る。
②についてはもう2年以上ノーメンテだったのでそろそろ交換時期なのか・・・
距離は10,000キロくらい
③現状のバルブシートのサイズは確認していないが、もし現状のFCRに自然落下式(バイクはタンクから自然に落ちてくる力でガソリンを送り込んでいる)のサイズが付いている場合はキャブポンプで送っている僕のロドスタ(しかも基準値より高い燃圧で!)には不適合なのか!?
セッティングマニュアルによると自然落下式の場合、エンジンパワー的に3.2~3.6ミリのバルブシートがついている可能性がある。
ポンプ式の場合は2.4~2.6ミリあたりがベストの様。
②との意味合いも兼ねて昨日2.4ミリのバルブシートとフロートバルブ(小型用)を注文済み。
見た目に穴が小さいわりにシール面が大きくていい感じ。
またもや今回も見切り発車である(>_<)
※TommykairaZZは純正でFCR仕様!SRの2リッター。それでもバルブシートは当初の設定で2.0ミリらしい
燃料の供給量が足りないということはなさそうだけど大丈夫かな?
④燃圧については確かに高いと思う。
でも、この燃圧は逆に譲れない部分。
確かに基準値の上限は0.15kなんだけど自分が信頼して作業してもらった人の考えがあっての0.20kなんだからこれを0.10kとかにしてオーバーフローが止まった、なんてのは面白くないと思う。
燃圧によっての油面の変化も若干はあるわけで、現実に燃圧調整によって全体的にかなりの変化があった(と思う)
FCRは他のキャブのように実際の油面を測定するのではなく、フロートの高さを基準値内に収めるものなので燃圧によって油面が上昇していると考えた方が普通!?
それが燃調(特にスロー系)に影響するのかなぁ。
どうしてそうなるのかはよくわかりませんが・・・
軽く踏んだときのトルク感も排気音もエンジンの振動もまるで違います。
だから色々迷った結果、この燃圧を維持しつつオーバーフロー対策を考えて見たいと思います。
※ちなみに某HPにて燃圧は0.50kまでオーバーフローしなかったという実験をした人がいました。
⑤エアーベントホースの設置方法。
これは多分フロートチャンバーからでてるホースでチャンバー内の圧を大気圧に保つもの。
逆にいうと空気の取り入れ口?
これがないとフロート室が負圧になりキャブに燃料を吸い込めないらしい。
またこのホースが詰まるとオーバーフローを起こすようだけど原理がわかんない(T_T)
たしかに最近ホースの先端を若干上向きに設置しているが、ここに何かのはずみで燃料がたまってしまうと・・・どうなるの?
そんなことが起こるのかなぁ(>_<)
えーと・・・オリンピック見るはずだったのにエライ事になってしまいました。
とにかくやってみないと解らないことだらけですが、ここ数日考えた案を一応記しておきます。
とにかく早く理由をみつけたくて・・・
Posted at 2006/02/12 02:43:46 | |
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FCR飼育日記 | 日記