おはようございます
今回は以前紹介した路線(廃線)にある駅紹介のver2になります。
この駅は開業時の駅舎が廃線になるまで現役でした。
今はバス停もかねているためか、お客さんが駅舎内でバス待ちしてました
中はこんな感じです・・レトロでしょう(笑)

ちょこっとホームの様子覗くと、旧営団の車両が止まっていました。
残念な事にこの駅は廃線になってから備品をかっぱらう輩も多いようです
行先表示の奴が無くなっていますが、廃車だからそれともかっぱらわれたのか・・前者であっては欲しいですが・・・
ホーロー板駅名は(板版に書かれていたらしい(?))盗まれてしまい(廃線決定後)張り直したそうです(-_-;)
この駅は、ある傷跡が残っています。
何かと言いますと天井をに戦中に銃撃を受けた後を見る事が可能です
当時グラマン戦闘機が千曲・犀川対岸の旧長野飛行場の方角(北西)からやってきて、
信濃川田駅を銃撃していったそうです。
動いているものは格好の目標になったため、電車は駅に避難していたそうです。
避難する電車を見つけたのか、米軍機は駅を狙って撃ってきたということ…。
銃弾は駅舎の屋根を貫通し、駅にいた乗客のうち、負傷数名、3名の方が亡くなられたそうです。
その時受けたと思われる銃撃によって貫通したと思われる穴なんですが、これもそうだとは思います(白枠で囲ったにある穴(?)その内の1発だと思いますが、違っていたらすみません。)
天井を斜めに貫通、竿縁も破損している個所もあるようですが、そちらはどこかは解りませんでした。
何処かなと天井をジロジロ見ていたので、バス待ちのお客さんに不思議そうな目で見られたのは言うまでもありません(汗)
ちなみに同じように、天井に銃弾の跡があったのは、鹿児島本線の大野下駅もそうでした。
現在は建て替えられ、天井の板のみが新駅舎内に展示されているということです。
恐らく、当時の銃弾受けた跡が残ったままの駅ってかなり少ないのかなと思います。
また空襲について語り合う『川田空襲を語り継ぐ集い』を駅前広場で開催するなど、
イベントも行われたようです。
現存する駅舎だからこそ、そのような語りの場、歴史継承の場に相応場所だったかもしれませんね。
Posted at 2012/06/11 07:53:06 | |
トラックバック(0) |
乗り物系 | 日記