おぐさんに教えて頂いたイベントに参加してきました。
「LightWeight & K-Car フェスタ in 筑波」です。
スクールにエントリーしていたのですが、講師の都合がつかないという理由で急遽走行会に振り分けになってしまいました。
弟に諭されて急遽オイル交換をし、あとはタイヤローテーションをしただけの準備で参加。20分3本勝負です。
会場へ着くと、他の車はもう準備万端、私は遅刻ではありませんがなんだか出遅れ感が・・・
とりあえず受付へ向かうと、おぐさんがなにやら慌てた様子で走ってきます。なんでもヘルメットを忘れたのだとか。
ということで、私のをお貸ししました。変な匂いで車酔いされないとよいのですが・・・
車の準備を終え、出走前点検を受けた後、「お勉強」の為、3時間耐久レースまっただ中の最終コーナーのスタンドへ。前回のマツスピカップで最終コーナーに課題を感じていたので、上手な方の走りを見学しようというわけです。
私がスタンドへ着くタイミングで、おぐさんは師匠へバトンタッチされた模様。
チームダンベイの師匠他、速そうな方の走りを拝見しますが、ラインは私もあまり間違ってはなさそう。
気がついたのはアクセルオンのタイミングです。
縁石のエンド部分、すなわちCPで確実にアクセルを開けているのです。
それが基本だとわかってはいても、ここはまだ横Gが残っていて、どんどんグラベルが近づいてくる感じの怖いところなのですが、やっぱり速い方はセオリーをキッチリこなしてるんですね。
ここではたと気づいた事がもう1つ。
前回のマツスピでパワーを上手く使えなかった事への一つのヒント。
ウチイデさんの話では6000RPMから8000RPMをメインにセッティングして下さったとのことですが、コーナーでは4000RPMから5000RPMまで回転を落としてしまうため、立上がりがどうもかったるかったのです。かといってシフトを1つ落とすという感じでもない・・・
しかし、アクセルオンのタイミングを速くするとか、旋回中の回転数をなるべく高く保つとか、加給状態に入り易いようなアクセルの踏み方を変えるとかで、立上がりの加速を改善できるのではないか、と。
よし、今日のテーマはこれで決まりだな!
どうせいろいろは出来ないから、この1点に絞って練習しよう。
なんとなく嬉しい気分になったところで、チームダンベイさんのピットへご挨拶にお邪魔し、みなさんと応援させていただくことに。
車は前戦で抱えたトラブルが100%解消されていない感じでしたが、テクニックとチームワークで見事クラス優勝!!
みなさん、カッコ良すぎます。
ということで私も1本目。
各コーナーでのアクセルオンを意識して走ってみます。
特に2ヘアの立上がりは、体感的にだいぶ改善された感じです。
4年目のネオバも午前中一発目はきちんとグリップしてくれてます。
ああ、いまのはコーだ、次はアーしなきゃ、と考え込みすぎて、チェッカーを見落としてしまい、大変恥ずかしい思いをすることに。B組の皆様、大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。
それにしてもなんだか20分、短くないか?
それもそのはず、マツスピカップは正味15分走行なのに対し、今回はインラップ、アウトラップを含め次の組がスタートするまでが20分。なので正味は15分前後だったのですね。
あ〜やっちゃったとパドックへ戻ると、のっぴーさんが車を見に来てくださいました。
かねてから気になっている、ステアリング中の異音を聞いて頂きましたが、ハブかドラシャかな?というお見立て。
特にドラシャはずっと使っているものなので、そろそろ交換を考える時期なのかも。予防メンテしておかないと、いざという時大変な出費になるからな〜。
そうこうしているうちに2本目です。
1本目に続いて練習!練習!!
タイヤはだんだん怪しくなって来て、1コーナーとダンロップで流れだします。ブレーキ、ブレーキリリース&ステアリング、舵角が決まる辺りで横流れ状態(いいのか?)、アクセルオンとともにグリップ回復という流れ。
コーナー終盤、アクセルを開くと、流れていた車がグリップを取り戻すのには驚きました。まだ余力があるのかな?流れるということにドライブの問題点はないのか?
?が出て来たところで2本目終了。
「どうだった〜」とのっぴーさんが異音を心配して来てくださいました。
他の音が大きく、「わかりませんでした」と私。
3本目迄は時間が空いてたので、計測結果を貰ってみると、ナ、ナント、4年ぶりにベスト更新!0.850秒短縮です。
ようやく運転が元にもどったのでしょうか。
0.1kPa上がった加給圧の実力もようやく発揮されたようです。
1本目がベストで、2本目も1本目には及ばないものの自己ベスト更新でした。
そして3本目。タイヤも少し冷えての走行です。
しかし、やはり1コーナー、ダンロップは滑ります。終盤は最終コーナーもすべり気味。コワッ。
そんな時、1ヘアの飛び込みでのブレーキング時、変な振動が!
ペダルにも反動が(またハブか?)。
ペースを控え1周様子を見ますが、大丈夫そうなので徐々にペースを戻して行くと、今度はダンロップで荷重のかかっている左前輪の方からカッカッカッという音と振動が。
こりゃ、今日は終わりだな、と覚悟を決めるとタイミングよくチェッカー。
辛くも無事に1日のプログラムを終えることができました。
それでもタイムは1本目のベストに僅かに届かない程度。
3本ともほぼ同じタイムで、各ラップも安定しているので、まぐれではなくやはり加給圧が上がったなりのステージへ上がれたということかも知れません。なんだかウレシイ・・・
しかし、まだまだ詰められるところがたくさんある気が・・・
特に今日は1ヘアの飛び込みがメチャクチャでした。
ロックを何回もしたし。
S時を抜けたラインでナローにアプローチすると、どうしても急減速になりがちなのです。
かといって、ワイドなラインを作ろうとすると、切り返す感じになって、重心の高いキャロルではちょっと怖いし、実際危険なハズ。
毎回、考えながらビミョーに変えながら走ってみましたが、答えは見つからずじまいでした。次回への宿題ですね。
走行後の気分も晴れやかに、スプリントレースの観戦を。
これが速いのなんの、総合1位のカプチーノは6秒台で周回、2位のアルトワークスもこれに遜色ない速さで、めちゃくちゃカッコ良かったっす。
迫力あるレースでした。
のっぴーさん、おぐさんとまったりした後、帰途につこうと1コーナー下のトンネルと抜けたその時・・・
!
ブレーキに異常が。
例えればサイドブレーキを引いてる時の音とそれに連動した振動、そしてそれがベダルにかえってくる。
あの1ヘアでの違和感はこれだったのか?
まだ駐車場にいらっしゃったのっぴーさんのところへ戻り、診て頂きました(のっぴーさん、ホントにありがとうございました!)。
とりあえず、走ってはダメ、という状態ではなさそうなので、様子を見ながら帰る事に。高速の入り口迄後ろに着いて来てくださったおぐさん、とても心強かったです。
爽やかな天気と素敵な仲間に恵まれた1日でした。