2015年12月06日
BMWのLLCの循環システムは
①エンジン始動とともにウオーターポンプ回転
LLCはエンジン横よりエクスパンションタンク下側へ戻り
温度上昇とともにタンク内でLLCが下から
上に上がりタンク上部の穴からアッパーホースを
を通してエンジンへ戻ります。
②次に温度上昇でエンジン後方接続ピースより暖房時は
ウオターバルブが開いて
運転席暖房開始、次にサーモスタット104度で開いて
ロアホース通してラジエターへ入り冷却循環始めます。
次にロアホースのファンセンサーが温度感知でファン回転、
この一連の動きになると思います。
ファン回転は正常なら結構走らないと回転しません。
BMWは寒冷地ですぐに温まる最適な暖房システムと思います。
仮説①
エクスパンションタンクは相当な圧力になります。
ここからの自然減少はすぐ判明します。
よってタンクから亀裂漏れは同時にサーモスタット不良想定し
交換は必須です。(サーモスタット純正またはOEM必須)
仮説②
LLCの自然減少をラジエタキャップ交換で治ることは
考えられません。凄い圧力ですぐLLC補充ランプ点灯です。
■結論LLCの自然減少はありえず圧力の比較的弱い後方接続
ピースまたは横の接続ピースからのOリング不良または
部品破損による滲み漏れと考えます。
少しの漏れはエンジンの熱で蒸発し本当によく
観察しないとわかりません。
圧力テストでも察知はむずかしいです。
なぜならエンジン停車後に滲むからです。
最後にサーモスタット含め部品のOリングの
品質は完璧とは言えません。
その辺考慮してメンテスをお勧めします。
長く苦戦したこのトラブルも現在一滴の漏れもなく
快適なドライブの日々です。正常ならレベルゲージは
下がることはありません。このLLC減少に関しては
結構自信が付きました。
足回りは相当力仕事なので外注します。
この情報が車を愛する皆さんに参考になればと思います。
最後にこの考察は私見であることを承知ください。
Posted at 2015/12/06 14:44:25 | |
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