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2006年05月04日

トライアル伝説第7章~そして外回りへトゥライする~

『トライアル研究所!?』

C1ルーレットは主に外回りを好んで走っていた。これといってこだわる理由があったわけではなにのだけれど、たんに最初に走ったのが外回りだったからだった。

0時過ぎ。例によって小松川線から外回りを銀座方面へ向かう。必ず1周は『流す』ことをする。例に倣って1周流した後、深川線~湾岸経由~台場線を通って芝浦PAで休憩をした後、午前1時トライアルスタートだ。

トライアルといってもタイムアタックをしているわけでもなく、どちらかと言えば『コーナーを攻める』といったニュアンスだ。首都高を走っている理由は、単純に運転がうまくなりたいという理由からで、本音は山を走りたくともそこには山がなくて、そこに首都高があったから。また、お金がないとか、他に手段を知らなかったことも理由にあった。

芝浦PAからはリズミカルに走るのでスッゴク楽しく感じる。芝浦PAのピットレーンを出て短い加速レーンを走り本線へ左から合流する。外回りを走る場合はこのまま直進。横羽線からの合流する車に注意し、真っ直ぐ進むと突っ込みが肝となる左コーナー。特にここはスピードが乗る上に急なコーナーなので十分に減速する。

C1本線がすぐ右から顔を出すと、こちら側から合流する。タイミングさえ合えば左車線からなるべく早めに合流し、一番右へと移り、加速へ移行するよう心掛ける。軽く坂を越えるとモノレールをアンダーパスし、通称『内田有紀ポイント』(当時、高速左にある雑居ビル上の広告が内田有紀を起用した企業のもので、しばらくその広告だったため、そう呼んでいた。)に差し掛かる。

ここでは70km/h制限と言われるポイントで、芝公園付近にオービスがあるためだ。ここは事前にタイミングを計算した上で左車線にトラックがいたりするとその制限は解除される。何故なら、その車によってカメラポイントから被るためだ。

そこを過ぎると、一ノ橋JCTまでリズミカルなS字が続く。時に道路の高架プレートとプレートの継ぎ目がたくさん出るところがあるのだが、よくここで渋滞が発生することがある。雨の日は特に注意が必要で、この継ぎ目が良く滑る。連続S字においても急なハンドル操作には注意するように心掛けていた。

このすぐ先には飯倉のトンネルがあって、左に緊急用車両出入り口がある。たまにここでパトカーが控えているので用心する。谷町JCTから霞ヶ関のトンネルまでストレートがあり、俗に言う『最高速トライアル』をするときに重要ポイントになるのではないだろうか?

このストレートのあとがひとつのポイントであり、僕の注意個所である。トンネル入る直前は緩やかな右コーナーがあるのだが、右車線を走っていると、イン側のタイヤの通る場所の舗装が少し盛り上がっているため、結果、逆バンクとなっているのである。

少し早めにステアリングを軽く切り逆バンクをクリアすると、連続してすぐに左コーナーとなる。この左は高速コーナーなので渋滞を壁面から注意し、全開で抜ける。少しストレートがあった後、ここでのもうひとつのポイントとなる左コーナーとなる。

ここは霞ヶ関入り口が右から合流したと同時に下りながら左へ回りこむコーナーであり、しかも逆バンクなのである。大変難易度の高いコーナーだ。また、特にこの時間帯は、この入り口から連続するかのようにタクシーが入ってくるので、大変危険だ。入り込み渋滞となりうるような状態だと言えた場合はゆっくり抜けたいところだ。

新宿線の上ってゆくストレートが左に分かれると、本線はアップダウン激しくトンネルへと導かれてゆく。三宅坂JCTだ。ここは特に難しいコーナーはないが、合流からの入り込み渋滞が急に発生したりしていることがあるので、例によって壁面に注意する。

千鳥ヶ渕の上りながら右へ曲がってゆくコーナーは、Rがキツイので、気持ち早めにステアリングを切ってゆきたいところだ。ここから竹橋まではいかに高いスピードを保つかがポイントとなる。竹橋の右コーナーを越えると芝公園の連続S字のようなリズムに付け加え、アップダウンが組み合わされる。

神田橋の入り口が遠くに見えるとそこは東京駅の近く。線路を大きく越えるために、S字と言うよりはコーナーに短い距離のストレートを渡り、またコーナーを超えるといった感じだ。神田橋入り口のレーンが右から近づくと、すぐに右のレーンへ移る。

そこが本来のC1ルートの本線なのだ。その昔2車線であったと思われる右コーナーを1車線で抜け、上野線へ右から合流してゆく。すぐに3車線の下るストレート。ここからは元が川であったために『河川区間』と言われるところ。下まで降りきると、右にKK線が反れて2車線となる。

橋を過ぎるとそこは新富町分駐所。左にパンダの色をしたFC3SRX-7が見える。ある意味有名な場所であった。ここでは芝公園とは違い、60km/h制限と自主規制する。ここにも左側にオービスがある。また、オービス手前は軽くクレストになっているため。自然に速度を落とすことが出来る。トラックが少ないのも速度を抑える理由であった。

この後はS字が2回続く。銀座出口を左に見るとすぐに軽いS字が橋梁下に展開(現在は無い。)され、そこをクリアすると左、右と高速でクリアしたいS字がある。その手前が小さなS字であるために、このS字ひとつめの左コーナー直前では最高速に達する車があると思われ、よくここで速そうな車が壁に張り付いているのを目にしたことがある。

ここから汐留まではズーッと上り。問題はその後の通称『汐留のS字』。ここは左に湾岸線に向かう道路を増設した3車線道路となっており、2+1車線のその間には繋ぎ目の鉄板が続いている。芝公園の繋ぎ目より遥かに危険で、雨が降ったら必ず滑っていってしまうため、なるべく継ぎ目は裂けるようにして走らなくてはならない。

・・・ということで外回りは1周を迎える。一通り走るだけでも、結構注目点は多いものだ。僕はDC1という非力で全くの度ノーマルで走っていたため、特にこういったコーナーに目が行ったのだと思える。その分、危険回避と言う意味でより安全に走れるようになっていったのだが・・・



※トライアル伝説シリーズはあくまで自伝的フィクションです。公道での暴走行為、危険行為は法律で禁止されています。車で楽しむ時は法定速度で走りましょう(^_-;
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Posted at 2006/05/04 23:39:21

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