今週末は会社のちょっとした行事があったのでボランティア活動は5日で一旦終了の予定だったのですが会社に相談してみたところ、ボランティア活動の方を優先していいとの事でしたので会社の行事はキャンセルし5月6日の金曜日に仕事を終えてから急いで準備して出発し、23時頃に西原村災害ボランティアセンター 高遊サテライト キャンプ村へ到着しました。
次の日の朝です。
今回のテント泊はGW前半にボランティアの活動リーダーとして頑張ってくれていたスノーマウンテンさんが現地へ残して行ってくれたテントを使わせていただきました。
今日の作業は前任のリーダー(スノーマウンテンさん)から引き継いだ新しいリーダーをサポートすべく、今回は私がサブリーダーとして動く事になりましたが、新しいリーダーは元陸上自衛官で長い事自衛隊に居たせいか体に自衛隊用語が染みついているそうでボランティアを集めて説明や指示をする時にもつい自衛隊の専門用語が出て来てくるので素人の我々には理解できず、談笑しながらの作業となりましたが、おかげ様で初対面となりがちなボランティアメンバー共々場が和みました。←後に隊長とあだ名を付けさせていただきました(笑
本日の作業1件目のお宅は屋根から剥がれ落ちた瓦を車に積んで西原村の震災廃棄物仮置き場へのピストン運搬で午前中は終了。
午後からは2つのグループに分かれ別のグループを私が率いて2件目のお宅へ。
地震で倒れてしまった家具や家電品、床に散乱した物を外へ運び出しながら震災廃棄物仮置き場へのピストン運搬をして終了。
3件目へは別のグループへ人員を輸送した後は隊長(リーダー)から倒壊したブロック塀を撤去して欲しいとのニーズがあったとの事でしたので資材と人員を振り分けて4件目のお宅へ到着。
ボランティアを使って作業出来る残り時間が20分足らずしかありませんでしたが急いで持参した発電機を起動し削岩機を使って倒壊したブロック塀の破砕作業に取り掛かったところ、全てのブロックの分離と鉄筋の破断までを終える事が出来ましたので家主の方へ明日の朝イチで破砕しておいたガレキの撤去に来る事をお伝えして本日の作業は終了となりました。
一旦サテライトへ戻り解散したら
受付テントには西原村復興Tシャツとトレーナーが準備されてました。
受付テント内には今まで参加したボランティアの皆さんが残して行ったメッセージが増えてました。
作業を終えた後は西原村災害ボランティアセンターでの活動6回目にして初めて現地でお風呂に入って来まして
買い物を済ませて戻っていたら我が宮崎県の水道局から災害派遣された車が居ました。
高遊サテライト(西原村キャンプ村)へ戻りますと
何やらイベントの準備が始まってまして
まずは子供達へ
マジシャンのボランティアによるマジックシショーが始まりました。
本格的な手品を間近で見るのは初めてでしたので
老若男女合わせて大盛り上がりでしたが子供達の喜んでいる笑顔がとても印象的でした。
そして今夜は何と地元の住民の方々が
我々ボランティアとの交流会を開催してくれまして(感謝
ボランティアと住民の皆さんが集まってカンパーイ!
地元の方々が準備してくれた焼肉や焼き山芋に
だんご汁や
馬筋(熊本ならではですね)を美味しくいただきながら
地元の方々と酒を飲みながらワイワイと楽しませていただいたので
私もテントから酒の肴を持って来ましたが地元の方々は焼酎のお湯割りを飲むとの事でしたので再びテントからバーナーとランタンを持ち出してきてお湯を沸かしてお湯割りを作らせてもらいました。
お酒も進んで盛り上がって来た所で今度はボランティアによる落語が披露されまして大盛り上がりでしたが・・・
更に驚いたのが、この西原村災害ボランティアセンター 高遊サテライトのリーダー(社協の方)が何と落語家だったという驚愕の事実!
震災当初から多忙を極め今までとても大変な日々を送ってきているにも関わらず、更に面白い落語で住民の方々を楽しませてくれて本当に凄いと思いますし、ある意味最強のボランティアリーダーかもしれません(驚
当時の様子をUPしている動画を見つけました。
5/7(土)【西原村災害ベースキャンプ】落語 中村山椒「饅頭こわい」①
5/7(土)【西原村災害ベースキャンプ】落語 中村山椒「饅頭こわい」②
その後も交流会は盛り上がり、住民の方々の本当のニーズや普段聞けないようなお話も沢山聞かせて貰ったので今後のボランティア活動に活かしていけたらと思いつつお開きとなりました。
高遊地区の皆さん、自ら被災しているにも関わらず、こんなに素晴らしい交流の場を設けて下さいましてありがとうございましたm(__)m
心地よく酔ったところで就寝です。
翌日へ続く
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西原村災害ボランティア活動 | 日記
Posted at
2016/05/08 22:10:54