二日目の朝です。昨夜は5度前後まで冷え込んだようで隣のテントの方は寒くて寝れなかったと言ってました。
「腹が減っては戦はできぬ」のでテントに戻って朝食作りを開始します。ジップロック炊飯でご飯を炊いて
蒸らす間にベーコンと
目玉焼きを焼いて
納豆とインスタント味噌汁をいただいて
食後の
珈琲を飲みながら
残ったご飯はおにぎりにしておきました。
現地泊のメンバーは単発のボランティアより8時前にと自主的に早めに受付へ集まって社協の方から大まかな役割分担と指示を受けましたが社協の人員が圧倒的に少ないらしく当サテライトでは社協の方が何とたったの1名しかおらず、唯一身内の方が応援に来てくれている状況なので超多忙なリーダーの負担を少しでも減らすべく、重要な事以外はいちいち指示を仰がずにある程度はボランティア各自で判断して行動して行く事にしました。←実は初日も後半はこんな感じで動いていました
この日の午前中のミッションは受付テントの裏にある民家の被災ゴミを軽トラへ積んで廃棄物仮置き場へ運搬する事と、サテライトの運営に抜擢され午後から届く支援物資(テント50張り)の受け入れ準備(テントサイトの区割り)と本格的なボラ活2日目となる今夜から被災者と現地泊のボランティアが大勢やってくるので駐車場の区割り作業でしたが2日目となると顔なじみになったボラメンさんも多くなるので連携作業もどんどん作業効率が上がっていきまして、少ない資材を上手く使って区割りしてみると全体像が見えて来たので
空いた時間で第二の支援の準備をします。
プリウスPHVの充電口にヴィークルパワーコネクターを接続し、アクセサリーコンセント機能を起動して車の外部へ100V電源を取り出しまして
避難してくる地元の方やボランティアで宿泊する方々へ私が現地を去るまでの間、スマホや携帯を充電できるよう100V電源を供給出来るように準備しておきました。
↓何分手作りなもので100Vの V が抜けているのはスルーの方向で(笑
昼食後は受付テントの風よけにテント背面2ケ所にブルーシートを張りまして、午後から予定通りにアウトドア用品メーカーのSnow Peak様から支援物資のテント50張りが届いたのでボランティアを集めSnow Peakのスタッフの方にテントの設営の仕方をレクチャーしてもらい、他へ振り分ける5張りを除く45張りを午前中に区割りしていたテントサイトへ全て張り終える事が出来ましたが
これだけ
多くの
Snow Peakの
テントが
並んでいるのを見るのは初めてでした。
ちなみにここまで運んで来てくれたSnow Peakのスタッフ2名は今日は仕事ではなくプライベート(ボランティア)で来てくれたそうで・・・
感謝感謝でしたm(__)m
午前中の受け入れ準備の段取りが上手く行ったのでボラ活メンバー共々ホッとしました。
ふとPHVに目をやると早速利用して下さっているようで嬉しかったです。
↓先ほど抜けていた100Vの V はこっそりとマジックで追加しておきましたw
その後は45張りあるテントに個別に識別番号を付けましたが他のボランティアさん達が16時で終了した後も運営の事で色々とやることがありまして、栃木県から来て10日ほど車中泊しながらボラ活しているという大学生の方と西原村役場内の災害ボランティアセンターへ行きまして設営したテントを運用するにあたり、受付用紙や利用規約の文面の考案と作成の補助をしてプリントアウトしている最中に今回初めての余震を感じました。運営本部へ戻り書類を渡すとトラックがやって来たので聞いてみると関西から支援物資を運んで来てくれたとの事でしたので荷卸しする所までトラックを誘導しまして
残っていたボラメンと学生ボラ達で大量の物資(高遊地区はまだ断水していますので主に水)を
バケツリレーで受け入れましたが・・
トラックの背後には堺市立白鷺小学校の皆さんからのあたたかいメッセージと
生徒達が想いを込めて一生懸命描いてくれたと思われるくまモンの絵を地元の方々やボランティアの皆さんとしばし眺めながらほっこりタイムです^^
遠い地から皆様の暖かいご支援、ありがとうございましたm(__)m
支援物資の受け入れ作業も終わったので受付へ戻ろうとしたらもう1台トラックがやってきたので聞いてみると依頼のあった支援物資を宮城県石巻市から運んで来てくれたとの事でしたのでこの支援物資を依頼した地元の方と学生ボラへ応援を依頼し近くの公民館へトラックを誘導して、またまたバケツリレーで荷卸しを開始しますがポータブル浄水器が約300個の他にも数百個の物資がありまして、皆で汗だくになりながら何とか受け入れを完了しました。
結局作業を終了したのは19時過ぎてましたが今日は沢山の作業に携われたので貴重な経験をさせていただきました。
そしてこの高遊地区サテライトもボラメンの自主活動で日に日に進化して行ってまして、例えば仮設トイレにこういう札を作っておいてみたり
トイレの中にも
このようにいつの間にか皆が使い易いようにと自主的に支援の輪が広がっていました。
暗くなって来たのでPHVによる電源支援も夜中でも使い易いようにと照明をONしておきまして
テントに戻ってジップロック炊飯しまして
蒸らす間にセブンイレブンのレトルトカレーを暖めていただきまして
今日一日の出来事を振り返りながら早々に撃沈しました。
翌日へ続く
Posted at 2016/05/01 21:40:22 | |
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西原村災害ボランティア活動 | 日記