Beat-Sonic カメラセレクター CS5EP  

Beat-Sonicのカメラセレクターです。
Beat-Sonicは有名な会社ですが、何故かこの型のセレクターは日本では販売されていません。YouTube(アメリカの製品紹介)でこの製品を知りました。これを使うと純正のモニターに後付けのカメラの映像をスイッチ一押し、又は設定次第で低速走行時等で映し出す事ができるというものです。
便利だと思ってBeat-Sonicさんに日本で販売しないのかと聞いてみましたが、「売る事は可能、但し一切の保証と取付サポートはできません」との事でした。それでも良いかと思い、オプションの純正交換型スイッチ(TOYOTA B型)も含めて個別に販売してもらいました。

・・・が、実際に製品が到着して取付けようとすると、カメラ映像を純正モニターに映す事ができませんでした。RC Fの車両の配線図を確認したところ、やっと意味が分かりした。年式が同じでも、おそらく北米向けの車両はナビ／オーディオ／ビデオ関係の配線が本邦仕様と異なっているようで、それゆえ日本向けに販売していなかったのだと推測します。

ならばそれならそれとして、上手く活用しました。そもそもは、エアロを装着したので駐車場パレットが更にギリギリになることから、助手席側のクリアランスを確認したく、助手席側ドアミラーにカメラを埋め込んでどこかのモニターに映そうという計画用に買いました。純正モニターに出力できなくても、コンポジット信号を入出力するので使い様は様々です。

入力は①フロントカメラと②バックカメラです。出力系統はひとつのみ。
①の入力は、低速走行時に自動的に映像出力するという機能があります。それ以外のときは、スイッチボタンを一回押すと映像出力されます(15〜20秒、設定可能)。
②はバックカメラ用で、通常はここに純正または後付けのバックカメラの信号を一旦入力し、ギヤをリバースに入れると出力からバックカメラ映像が出力されます。その間も、スイッチボタンを押すと①の出力と切替えることも可能です。更に、通常時(Rギア以外)の時もスイッチボタンを2回押す事でここに②に接続された映像を出力できます(15〜20秒、設定可能)。

自分の使い方は、①は未接続、将来的に使います。②はDIYで埋め込んだ助手席側ドアミラーのサイドカメラを接続。RC前期型の配線方法では、自分の技術ではどうしても純正モニターに(A/Vの外部入力からではなく)外部映像をワンタッチで映し出す事ができなかったので、レーダー探知機の外部入力にCS5EPのOUTPUTを接続しました。COMTECのレー探ZERO807LVですが、外部入力の信号が入ると自動的に画面切替してくれるので便利です。これなら結果的にバックするときは純正のリアカメラとDIYサイドカメラ両方の映像を見る事ができるので結果オーライ。
また、バック以外の時もスイッチボタンを２回押すと②の入力がユニットから出力されるので、例えば一瞬だけ助手席側フェンダーあたりの死角を確認したい、というシチュエーションに便利です。