
広島は何度も訪ねているのだが、入るのに許可が必要だったり、ちょっとマイナーな被爆遺構へ行ってみた。
まずは広島城の敷地にある、旧中国軍管区司令部跡。
グーグルストリートビュー
護国神社の入り口脇にひっそりとある、半地下式の建物である。
中国軍管区司令部跡(wiki)。
広島市みどり生きもの協会が管理しており、入るには許可が必要である。
僕が電話したときは、直接守衛室へ行って鍵を貸してもらい、入ってくださいということだった。
守衛室のストリートビュー。
名前を書いて鍵を貸してもらう。出るときは照明スイッチを切るよう念を押された。
司令部跡の鍵
二重の入り口は地面に水たまりができていた。
内部は4つの部屋に分かれている。
天井が低かったが、戦後に敷かれたと思われる床板のせいだろう。
入り口を振り返る。
案内図。
右奥の壁に、当時は大きな地図がかかっていたらしい。
柱の間にテーブルがあったそうだ。
一番奥は崩れかけており、柵があった。
覗いてみると、奥は埋まっていた(照明がないのでライトが必要)。
非常用の脱出口だったらしい。
地上部分。
小さな窓が何ヶ所かある。被爆時は、窓から爆風が吹き込んできて、
連絡役の娘さんたちが吹き飛ばされて気絶したそうだ。
地上は土が盛ってあり、現在は芝生で覆われている。
中央の塔のようなものは通気棟。
通気棟の横を上から覗いてみた。
慰霊碑横の説明パネル。
帰りは忘れずに照明のスイッチを切り、鍵をかけて守衛室に鍵を返して帰った。
参考リンク:
中国軍管区司令部地下壕
ブログ一覧 |
原爆 | 旅行/地域
Posted at
2014/07/15 20:31:14