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2015年11月10日 イイね!

コペン(LA400K)のレンタカーを借りた2

コペン(LA400K)のレンタカーを借りた2コペン(LA400K)のレンタカーを借りた1の続き。

乗り心地は固め。よい路面だと、そうでもないかなと思うのだが、
荒れた路面だと底付き感のあるシートとも相まってドスドス来る。
これでも初代よりマシになったらしい。
尻が痛くなるので、長距離走行には向かないかも。

固いサスと扁平タイヤのおかげで、カーブで少々速度を出しても
何事もなかったかのように曲がれるが、もうちょっと緩い感じでも
いいんじゃないかと思う。
自分が所有するなら、60か65扁平のタイヤに交換したい。


ステアリングやペダルは、軽としては重め。
センターコンソールが狭いので体の左側は余裕があるんだが、
右側が卑屈だった。
アクセルペダルを離したときのエンジンの回転落ちが悪いような気が
した。

クローズ時に、屋根のつなぎ目がガタガタうるさいかと思ってたが、
意外と静かだった。

屋根のつなぎ目。




屋根側。


オープンにするとさすがに気持ちがいい。
風の巻き込みがよく押さえられていて、窓を上げれば90キロ巡航でも
助手席シート上に置いた紙切れが飛ばなかった。
風切り音も小さい。


700キロほど走ったが、高速、一般道、山道それぞれ三等分ぐらいの
走り方で、燃費は19km/Lぐらいだった。

自分が欲しいのは、デザインの好みで旧コペンなのだが、
そう思う人は多いらしく、中古車の相場が驚くほど高い。

アクティブルーフが壊れると、アッシー交換で30万円以上かかるかも
しれんし、ボディが錆びてる個体も多い。
少なくともアルトと比べれば、維持費・手間が段違いにかかるのは
間違いないだろう。

しかしレンタカーで何台もオープンカーに乗った結果、オープンの
気持ちよさに目覚めてしまった。

車検までに、いい個体とめぐり逢えたらコペンが欲しいなあ。
縁がなければアルトでいいか。

Posted at 2015/11/11 18:40:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年11月10日 イイね!

コペン(LA400K)のレンタカーを借りた1

コペン(LA400K)のレンタカーを借りた1前々からコペンを借りたいと思っていたのだが、やっと借りることができた。
次の車候補に先代コペン(L880K)も検討しており、先代を借りたかった
のだが、レンタカー屋さんのコペンはすでに新型に全車更新が済んでおり、
先代は引退していた。

LA400Kコペン XPLAYのMT車である。今年1月登録で、走行距離は
2万8000キロほど。


正面から見るとクワガタみたいだな。


グリルにはダイハツマークではなく、COPENの"C"エンブレムがつく。
グリルの樹脂パーツがライナー付きのプラモデルパーツみたいで
ちぎりたくなる。


ドアパネル以外は、ボンネットやフェンダーなどほとんど樹脂だそうだ。


リヤフェンダーのラインがフューエルリッドにも刻まれている。




燃料はレギュラーで、容量は30リットル。


フューエルリッドオープナーは、オープンカーらしく鍵付きの
センターコンソール小物入れ内にある。


赤矢印の先がフューエルリッドオープナー。ETC車載器もここに
装着されていた。ETC右の丸いボタンがトランクオープナー。
リモコンキーの鍵オープンを長押しでも、トランクを開けることができる。


左右2本出しマフラーの先は地面に向けられている。
排気音はブロロローンと低音で勇ましい。

ローブのブレーキランプは、ピエロの涙目のような特徴的なデザインだが、XPLAYは普通。


ロールバーの高さが低い。高級オープンカーは、横転しそうになると
ロールバーが自動で飛び出す機構がついてるが、コペンはこのままだ。


屋根の開け閉めは、まずAピラーのロックレバーを両側とも解除し、
センターコンソールの開閉スイッチを押し続ける。


レバーは動きが軽く、力はいらない。
サンバイザーが邪魔になることがある。


サイドブレーキ右下のスイッチが屋根開け閉め用。
パワーウィンドウスイッチも同じくセンターコンソールにあるので、
スイッチの形状は違うほうがよかったかも。


屋根を開けるときは、トランク内のロールカーテンみたいなのを
引き出しておかないと、屋根が作動しない。


引っ込めた状態。屋根を入れるスペース確保のため、安全装置が
働いて屋根が動かない。


屋根を閉じた姿。


横から見ると、キャビンの後ろ側が絶壁気味というか、凸感がある。


斜め後ろからみると、それがさらに強調されるかな。


トランクにいろいろモノを載せて、大きさをチェックしてみた。


形状が複雑なのだが、横幅は大体120センチ弱ぐらい。


奥行きは88センチぐらい。


対角線は133センチぐらいかな。


まず20リットルのガソリン携行缶を載せてみた。余裕で入る。


20リットルのワイド型灯油ポリタンクも入った。タンクの高さは34センチぐらい。


20リットルタンクは2つでもOKだった。意外と大きいな。


トランクの高さは高いところで44センチぐらいか。


一般的な18リットルの灯油タンク(高さ38センチ)も収まる。


次に、父の車椅子はどうだろうか。
パラマウントベッドのKK-T545MMである。


取っ手をこのように折りたたむことができる。


取っ手をたたむと余裕で載った。


自転車はどうだろうか。たまに自転車を車に載せて走りに行くことが
あるので、載るといいんだけど。
2004年ごろに買ったジャイアントのクロスバイクCRS3である。
フレームサイズは430、ハンドルをブルホーンに替えてある。


前後車輪を外して載せると、フレームは入るのだがハンドルが飛び出す。


ハンドルをステムごと外すと入った。


外した車輪2つを入れてもフタを閉めることができた。
コペンのトランクはオートクロージャー付きで、油圧でグイッと引き込むので
トランクのフタに車輪が触れていると、ゆがんでしまいそうで怖い。


トランクフタ内側の構造。


まあ車輪は助手席にも載るし。


ポリタンクも助手席足元における。


気をつけないといけないのは、新型コペンは旧型と比べてトランクが
かなり大きくなっていることだ。旧型はもっと浅い。

中古車屋さんで旧型コペンに車椅子を入れさしてもらったところ、
取っ手を畳んでギリギリ入った。
旧型に自転車が載るかどうかはわからない。
まあトランクに入らなくても、輪行袋に入れて助手席に置けば
いいかな。試してないけど、人が乗れるんだから自転車も
入るだろう。


トランク底のパンク修理キットやジャッキ類。
発泡スチロールの容積が大きいので、袋にでもまとめれば
トランクの容量が増えそう。


修理キットなどを取ると、屋根駆動用の油圧ポンプが見える。
油が少々漏れているようだ。


これらのトランク容積は、もちろん屋根を閉じた状態であり、
屋根を開けると細長いカバンぐらいしか入らない。


ボンネットオープナーはグローブボックス内にある。




ボンネットの裏側。樹脂なので錆びる心配はない。


突っ張り棒の先端が金属むき出しだったんだけど、樹脂パーツが
外れてるんじゃないだろうか。これだとボンネット側を傷つけそうだ。


ボンネット裏のコーションシール。








リザーブタンクから冷却水が噴いた痕跡があるな。
まあここからなら、登坂を続けた後に急にエンジンを切ると、
噴き出したことが過去の車でもあった。


内装。ステアリングの直径が大きいのが目立つ。


直径を測るのを忘れたが、もう少し小さくてもいいんじゃないだろうか。

ホーンの音がビジネスライクなビーッ!という愛想のない音だった。
せっかくのオープンカーで外装にも凝ってるのだから、
ひと味違う音色にして欲しかった。


ドア内張りとの隙間が9センチぐらいしかない。
レンタカーを借りたときは、右側にスマホホルダーをつけることが多いの
だけど、コペンの場合はスペースがなくてつけられなかった。


ペダル。足元は広い。センターコンソールが細いので、左足が広々と
している。ペダル配置も自然だが、小さなアクセルペダルだなw

ブレーキ・クラッチ共に、アルトよりは踏みごたえがある。
クラッチは手前でつながる印象。


シートだが、座面に底付き感がある。座った瞬間、これは尻が痛くなるぞ
と感じたが、やはり1時間もしないうちに尻が痛くなってしまった。


シート座面の高さを測ってみた。サイドサポートのところまでが
地面から42センチぐらい。


サイドサポートのところから座面まで7センチほど沈んでいるから、
地面から35センチぐらいのところに座っていることになる。
このぐらいが自分には、日常的に使って苦にならないシート低さの
限界だと感じる。父も座らせてみたが、介助してやればそうたいへん
そうでもなかった。

ちなみに同じように測ってみたところ、S660は25センチぐらい、光岡ゼロワンは28センチぐらいだった。
自分のHA23Sアルトは46センチぐらい。


すぐお尻が痛くなったので信号待ちなどで座り直そうとすると、
右手をつきにくい。
ドア内張りに網のホルダーがあり、そこに手を置いて体重をかけると
壊れそうなのだ。

ドア内張り。銀色の部分を持って閉めるのだが、前のほうにあるので
その右の網部分を持ちたくなってしまう。
しかしここは強度が弱いので、引っ張ると壊れやすい。
初代も同じ構造で、中古コペンを何台も見てるのだが、ここの網ホルダー
が壊れてるコペンが複数あった。


ドアヒンジ部分。


窓ガラスの後ろ側が丸っこい。
ガラスは全部下がるが、よくドア内部に収まるものだ。


メーター。速度計の周りに六角穴ボルトが飾りに使われていたりして、
外観の雰囲気に合ってると思う。
昔、ネイキッドというネジやボルトをむき出しにした車があったが、
あれもダイハツだったな。
燃料計が大きくて見やすい。
速度計背景の赤い放射状の模様は、照明ではなく印刷。


センターコンソールは1DINスペースがなく、幅が細い。
エアコン吹き出し口も1ヶ所。
しかしここが細いので、ドライバーの左足は空間に余裕がある。
助手席側のハザードは遠そうに見えるが、軽なので十分手は届く。


2DINボックスが上のほうにあるが、なんだか頭でっかちな感じで
バランスが悪い。視認性はよいんだが。


ウインドディフレクターは透明。外した状態も試したかったが、
固くはまっていて取れなかった。


前に出すポジションのせいもあるが、シートバック裏にもある程度は
荷物が積めそうだ。
シート座面下は余裕がなく、サブウーハーをつけるスペースはない。
つけるのなら、シートバック裏に斜めに取付かな。


助手席シートバック裏には、三角表示板が置いてあった。


シフトは、コトン、コトンといった感じで入る。
ショートストロークだが、ノブの質量が大きいんだろうか。
前気味のポジションにしても、シフトレバー位置がやや遠い。
ノブの金属部分は、外気温が2~3度のときオープンで走ると
非常に冷たく、手袋をはめた。
シフトパターンがある透明の樹脂部分は、ベタつく感触がする。

エアコンパネル下の左のつまみは12Vソケットで、右の丸いのは
屋根開閉のとき光る。

助手席足元にコードが転がってるのは、ナビのAUX入力用。


視界。まずオープン時から。


Aピラーの傾斜はそれほどでもないのだが、ツィーターが目障りな
ところについているw






後ろ、斜め後ろとも、オープン時はこんなもんだろう。




クローズ時。さすがに狭苦しい感じはするが、170センチ程度の身長だと
天井に頭が当たることはない。








斜め後ろもこんなもんだろうと思っていたが、道路に斜め後ろへ
バックして出るシチュエーションがあって、ちょうど死角に入ってしまい、
まったく見えないので焦った。


真後ろはガラス面積が広いので、いい方だと思う。


サンバイザーが、途中からくの字に曲がっている。


サンバイザーの注意書き。


タイヤサイズは165/50R16。トーヨーDRBだった。


製造年週が3015だから、2015年の第30週目、つまり今年の7月下旬製造と
いうことになる。最近換えたばっかりだな。


指定空気圧は4輪とも240kPa。


4輪とも290kPa近く入っていたので、240kPaに調整した(出発直後の計測)。
このぐらいの空気圧過剰はよくあることだ。


コペン(LA400K)のレンタカーを借りた2へ続く。
Posted at 2015/11/11 18:40:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年10月01日 イイね!

光岡ゼロワンのレンタカーを借りた2

光岡ゼロワンのレンタカーを借りた2光岡ゼロワンのレンタカーを借りた1の続き

幌のつけ方であるが、幌カバーのスナップボタンをポチポチと
外してめくり、幌棒を取り出す。


アルミ製の幌棒。2分割されている。


幌棒を合体させ、車体の穴に差し込む。


車体側の差し込み口は、可動するようになっている。




幌棒に幌を載せ、スナップボタンで留める。
取説にはストラップで幌棒を固定とあったが、ストラップが入ってなかった。
なくてもつけられる。


昔のテントみたいだな。


フロントガラスに留めるのは、ちょっと力がいる。
無理にガラスを押さえると割れるらしいので、裏から支えながらやる。




幌ができたら次はドアをつける。


フロントガラスの窓枠横に、ヒンジを入れる部分があるので、そこに
ドアを差し込む。


なかなか入らないなと思ってたら、逆のドアだった。


こちらが正解。


運転席は、外からボタンを留めると中に入れなくなるので、乗ってから
ドアのホールを開け、中からボタンとマジックテープで留める。

オープン状態でも乗り込みにくいので、幌をつけるとさらに乗り込むのが
難しい。


ドア内側にもスナップボタンがある。


完成。






簡易的な幌で隙間が開いてるので、当然雨漏りはするだろう。


幌をつけたときの視界。意外と天井に余裕がある。


窓は横長。


斜め後ろは死角が大きいかな。


後ろはよく見える。ビニールの透明度が高いが、新調したんだろうと
思う。20年前のものなら、黄ばんで見えなくなってるはず。


ドアのプラスチック窓が傷でやや見えにくくなっていた。


幌をつけても視界が極端に悪化することがなく、風の巻き込みは
大幅に減少するので、長距離を走るときは幌を上げたほうが疲れが
少ないかもしれない。
雨だと、窓がどれぐらい曇るかが問題。

降りるときはさらに降りにくく、中からドアを外して降りた。


幌やドアをしまうときは、窓に傷がつかないように内側にして、
慎重にしまう。ビニール部分を折り曲げないよう注意する。


トランクは横に細長いが、思ったより広い。


横幅は106センチぐらい。


深さは段差があるのだが、一番深い部分で43センチぐらいあった。
取説には付属品としてジャッキの図があったが、ついてなかった。
スペアタイヤやパンク修理キットもないのでいらないか。
パンクした場合、下手に路肩で自分でタイヤ交換しようとするよりも、
道路外に退避して、さっさとロードサービスを呼んだほうが安全だと
思う。


幌カバーはスナップボタンではずさなくても、ジッパーでも開けられる
ようになっている。


ジッパーは覆いのフラップがついているのだが、これが走行中に
風ではためき続ける。スナップボタンが外れたのかと思って
停車して確認してしまった。


取説と整備手帳。20年間よく保存しておいたものだ。
取説は、コピーして自分で綴じたような手作り感満載。


さてやっと走った感想だが、エンジンはインジェクションなので一発で
かかる。
やや野太い排気音だが、近所迷惑になるほどではない。
普通の車と比べると、後席の辺りに座ってることになるので、
クランクを曲がるときは注意がいるが、見切りが良いので困ることは
ない。

ステアリングが小径で重いので、最初は戻すのが遅れ気味になった。

乗り心地は固いのだが、人情味がある固さと言うか、おそらくボディが
しなって衝撃を吸収してるんだと思う。
タイヤの扁平率もそう低くないので、薄いシートであっても、ドスドス来て
気分が悪くなるようなことはない。
道路の継ぎ目では、ちょっと撥ね気味になった。

カーブではもちろんクイックに曲がるのだが、前タイヤが動いてから
後ろも動くというか、反応に時間差があるような感じがした。
これもボディの剛性によるものだと思う。
ゼロワンと比べると、以前借りたホンダS660はサイボーグのような
乗り味だった。


ブレーキがロックしやすいとのことなので慎重に操作したが、
車重740キロ(車検証記載)と軽いボディに1600ccのエンジンなので、
特にウェット路面だと相当気をつけないと危険だと思う。
ABSや横滑り防止装置などは当然ついていない。

轍でステアリングが取られるようなこともなく、直進性も良かった。

高速では、80キロぐらいまでなら快適。それ以上になると、
風の巻き込みで呼吸がしにくくなる。
80キロでも、大型トラックに追い越されるときは風圧で息がしにくい。
一般道ではなんとか帽子をかぶっていられるけど、高速では脱がないと
風で飛んで行く。

停止から全開加速は恐ろしくて試せなかったが、高速の合流で
2速で引っ張ると爽快だった。


郊外の空いた道を50~60キロで流してると実に気持よく、
特にこの季節はキンモクセイの香りが漂ってきてうっとりしてしまったw
夜は中秋の名月がよく見えた。
ヘッドレストが前に出っ張ってないので、上を向いても空がよく見えるのだ
(もちろん停車中)。

走ってると、さすがに目立つのかジロジロと見られる。
高速で追い越していったパトカーの警官もガン見していたw
まあ自分だってスーパーセブンが走っていれば、じろじろ見るし。
でも運転に集中している(風圧と戦っている)ので、あまり気にならない。

一度駐車場でおじさんに「この車自分で作ったの?」と話しかけられた。
考えてみればイギリスでは、スーパーセブンはキットカーとしても売られて
いるので、(これは光岡ゼロワンだが)おじさんの指摘は正しいわけだ。

乗り降りがとても面倒な上に、運転席がむき出しなので
駐車して車から長時間離れることはできない。
サイドブレーキを緩めて、押して持っていかれる。
高速のPAでトイレに行くときも、走って行ってたが
オーナーはどうしてるんだろうか?


500キロ以上走ったが、燃費は1回目の給油が13.4km/L、2回目が
17km/Lだった。どちらも高速、郊外のバイパスみたいな道、山道が
3等分ぐらいの割合だったので、1回目の給油は最初からちょっとガソリンが
減っていたか、給油のとき自分がスレスレまで入れすぎてしまったかも
しれない。

薄いシートの割に、お尻が痛くなることはなかった。
高速を100キロほど走った後、背中の辺りが攣りそうになった。
シート幅が狭く、肩をずっと固定してたからだと思う。

運転中、クラッチペダルを踏むとき、キーコと微かなきしみ音がしており、
それもすごく良かった。風の音でうるさいはずだが、きしみ音は
周波数が高いせいか聞こえるのだ。
あのきしみ音はノスタルジックな感じがして実にいいので、
潤滑スプレーなどで消さないで欲しいものだ。

いやー貴重な体験ができた。
東京ならケーターハムのレンタカーもあるようだが、地方ではまず
ないだろう。
車好きなら、一度はこの手のタイプに乗ってみるべきだと思う。
レンタカー屋さんどうもありがとう。
Posted at 2015/10/01 18:45:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年10月01日 イイね!

光岡ゼロワンのレンタカーを借りた1

光岡ゼロワンのレンタカーを借りた1ちょっと変わったレンタカーを扱ってるお店のfacebookをチェックしていると、
なんと光岡ゼロワンのレンタカーを発見。
7月ごろから借りようと思ってたんだけど、いろいろ忙しくて借りることが
できなかった。9月に入って秋らしくなってきたところで借りた。
車種の入れ替わりが早いので、いつ無くなってしまうかとヒヤヒヤした。

走行18000キロ程度、平成7(1995)年式。初代ユーノス・ロードスターの
1.6Lエンジンを積む初期型である。


黒に近い焦げ茶で落ち着いた色だ。
外装は新車かと思えるほどピカピカなので、全塗装したんだろう。


正面から見ると、ボディの幅がとても狭い。




ボンネットがとても長く、ほとんど後席の辺りに座る。


ロールバーは、ちょっと高さが足らないかもしれない。


後ろから見るとワイド&ロー。ブレーキランプ類が小さく目立たない。
マフラーは右の後ろまで引っ張ってるので、長い配管だな。




タイヤは、前185/60 R14、後ろ195/50 R15でヨコハマS.driveを履いていた。
オリジナルは、前後とも185/60 R14のようだ。

前輪。ホイールもボディ色に合った色でシブイ。






後輪。




溝もほとんど減っておらず、新品っぽかったが製造年週は2011年の第3週だった。


空気圧は、全輪とも200kPaに調整されていた。


バルブキャップのフタが金属製で渋いのだが、けっこうずっしり重い。
ステンレス?


オリジナルの指定空気圧が知りたかったのだけど、取説を見ても
空気圧が空欄になっている。整備手帳の新車1ヶ月点検を見ると、
前2.6、後2.4kg/cm^2になってたので、これが指定値なのかもしれない。

ボディから飛び出した特徴的な前輪。
ゴムブーツ類の劣化点検がしやすそうだ。
運転中は、サスペンションが仕事をしてる様子がよく見える。


サスペンションアームもピカピカ。


助手席側はマフラーがむき出しになっている。
当たるとヤケドするので注意。


外国のスーパーセブンはサイドからそのまま排気してるのだが、
国内向けのゼロワンは法規の関係か、後ろまで排気口を引き回している。




リヤフェンダーのストーンガード。
走ってると、けっこうな頻度で跳ね石がボディに当たる音がする。
飾りではなく、実用的な装備だ。
熱くなりそうに見えるが、ここは大丈夫。


レンタカーを借りるときに確認を忘れてはならないフューエルリッドだが、
右リヤフェンダーの上にある。
エンジンキーとは別のカギでリッドを開けるというクラシックな方式。




小さいほうがフューエルリッドのキー。
エンジンキーは、懐かしのユーノスのロゴが入っている。
このユーノスのロゴデザインは、十二単の襟がモチーフになってるらしい。
和風だったんだな。


フタはねじって開ける。蝶番式に開くのかと思って開けようとしてしまった。
吹きこぼれやすいので、ゆっくりガソリンを入れる必要がある。
レギュラー仕様で満タンは35L。


ボンネットの開け方もクラシカルでオープナーはついておらず、
4ヶ所の留め金を外してガバッと外す。


ちょっと白飛びして見づらいが留め金。
はめるときは、脱落防止に出っ張ってるボタンを押しながらロックする。


留め金を外したところ。下のフックで引っ掛けているだけ。
ちょっと不安だなw
ちゃんと留まってなくて、走行中にボンネットが外れて飛んで行ったら
えらいことなので、念を入れて確認しないといけない。


外したボンネット。アルミなので軽い。
風の強い日に外で外すと、飛んで転がっていくかも。


エンジンルーム。赤いプラグコードが懐かしい。
最近のエンジンは、プラグコードないもんな。
右側の銀色の箱は、エアコンユニットだと思う。


バッテリー。マイナス端子に、キルスイッチをつけてるな。




20年前の車にしては、エンジンルームはきれいなほうだと思う。
アルミは年月が経つと、どうしても白っぽくなってしまう。




光岡のエンブレム。


ドアミラー。


ナポレオンと刻印がある。バイク用のドアミラーらしい。
オリジナルかどうかわからないが、クロームの多い車なので
ミラーもクロームの丸型などのほうが似合うかも。


丸型のライト。シールドビームではなく、H4タイプ。小糸製。
ウインカーもバイクのものっぽい。


明るさはまあまあ。HIDに慣れた人なら、暗く感じることだろう。


ブレーキランプ類も、外からネジ留め式カバーの簡素なもの。
右側のクロームパイプはバンパー。


ワイパーは、短い3連式。キコキコと音を立てながら動く。
ウォッシャーノズルもついている。
吹き出し圧が弱いので、停車中ならほとんど顔にかからない。

窓枠の丸い点々には、幌のスナップボタンがつく。


ルームミラー横の四角いのは、後付けのドラレコ。


内装。非常にタイト&シンプル。ドアはないが、着座位置が深いので、
カーブを曲がるときでも転げ落ちそうにはならない。


ステアリングがとても小さい。乗り込むときは、サイドシルとセンタートンネルに
両手をつき、体重を支えながら両足を滑りこませる。
シートは少し前後にスライドする。画像はいっぱいに前に出した状態。
小ぶりなシートでクッションも薄く、遊園地の遊具の椅子のようだ。
リクライニング機構はない。
シートベルトは、アンカー部分が高い位置にあるのでつけやすい。
座ったまま手を伸ばすと、地面に触れることができる。


シート座面長は46センチぐらいだった(23Sアルトも46センチ)


幅は特に狭く、一番広いところで42センチぐらい(アルトは47センチ)。


一番狭いところだと29センチぐらい(アルトは38センチ)。


自分は身長170センチぐらいのやや痩せ型なのだが、シートの幅に
ピッタリ嵌り込んで左右に余裕がなかった。
太い人だと入らないのではないか。

シートをいっぱいに前に出すと、シート裏に薄めのブリーフケースぐらいは
入るかもしれない。


風の巻き込みがすごいので、軽いものだと飛んでいってしまうだろう。


シート座面高さも測ってみた。地面からサイドシル上端までが約51センチ。


サイドシル上端とセンタートンネルを結んだ線から、シート座面までの落差が
約23センチ。ということは、地面から28センチぐらいのところに座ってる
ことになる。ちなみにS660は約25センチぐらい、23Sアルトは46センチぐらいだった。
バーキンやケーターハムはもっと低いらしい。


前後スライドレバー。もう少し前に出すのが好みなのだが、しょうがない。
この車は、自分が車に合わさないといけない。


ペダル。狭いが、スニーカーでも運転できる。
お店の人によれば、バーキンなどはもっと狭く、スニーカーでの
運転は無理らしい。


滑りやすそうなペダル表面だが、足の逃げ場がないので滑ることはない。
ベースとなったロードスターの特徴だと思うのだが、アクセルペダルは
ストロークが非常に深く、まだ奥があるのかと驚くぐらい深く踏み込める。
アクセルペダルの右手前にも段差があり、靴を引き上げると当たる。

ブレーキペダルは軽め。特に前輪がロックしやすいと注意を受けていた
ので、慎重に操作した。

クラッチペダルもアルトほどではないが軽い。
クラッチ操作に気難しいところはなく、簡単に発進できるが
巡航中は左足の置き場所がない。

フロアカーペットはなかった。
低いシートポジションの車の場合、靴のかかとが引っかかることが
あるのだが、カーペットがないせいか問題なかった。


momoのステアリング。真ん中のホーンボタンはとても軽く、
パ系の明るくて良い音がする。


直径を計ってみると、30センチ弱だった。
パワステ無しなので重いが、渾身の力がいるというわけでもない。
片手でも回せる。

上半身は、力はいるが腕の置き場は楽。
下半身は、力はいらないが足の置き場がないという逆の関係だ。


ステアリングの右にあるのは、ウインカースイッチ。
上下に動かして操作する。
自動で戻らないので、手で戻してやる必要があるのだが、
忘れやすい。インジゲーターとリレーのカチカチ音はあるんだけど、
昼間はインジゲーターが目立たないし、カチカチ音は走行音で聞こえない。
ステアリングから手を離さずに小指や薬指で動かせるので、
操作性は良かった。
エーモンから出てるトグルスイッチみたいだな。


メーター。速度計は180キロまでで、トリップメーターはない。
走行中、速度計の針がブルブル震えていた。
照明はほのかなグリーン。


一番右のライトマークのインジゲーターはアッパーライト表示で、
白くピカーッと光る。
その左のトグルスイッチはパッシング用。
左側のシーソースイッチはハザードとライトのハイ/ロー切り替えだが、
夜間はメーターにしか照明がないので、手探りで操作しないといけない。
ハイ/ロー切り替えにもたついてしまった。

インパネはカーボン風の模様がついている。


エアコンがついているのがおもしろい。
ほとんどオープンで走ったので使う機会がなかったが、
試しに動作させてみるとけっこう冷たい風が出ていた。
風量は3段階調整。

その下の風車マークの引っ張りスイッチはヒーター。
その左がライトスイッチ。2段階に引っ張ってスモール→ライト点灯。
シフトレバーが邪魔になって、ちょっと操作しにくい。

ラジオやシガーソケットはついてない。

取説を読むと、ステアリングの付け根にデフロスタスイッチがあるはず
なんだがついてなかった。
今気づいたが、エアコン装備車にはないのかも。


ライトスイッチの左はワイパースイッチ。2段階に引っ張って低速→
高速、ひねってウォッシャーだったかな?


ダッシュボート上に設置されたルームミラーなんだが、意外と
よく見える。ただし、走行中はずっと振動でブレている。
角度の調整機構が非常に固かった。
振動で動かないように、ネジを緩めて調節する方式かもしれない。


夜は後続車のライトがまともに目に入る。
防眩機構もない。


シフトレバーは短いストロークで節度感がある。
サイドシルとセンタートンネルの高さが同じで、ちょうど肘を置くのに
楽な高さなので、肘掛け座椅子に座ってるような感じで操作できる。

エアコンの吹き出し口とシフトレバーが近いので、3速や5速に入れるとき、
親指を前に出すと吹き出し口に当たってしまう。


サイドブレーキレバー。レバーの下はメッキのパネルが貼られていて
眩しい。付け根は歯ブラシ状のカバーがつく。




サイドブレーキなのだが、ちょっと効きが甘いようだ。
レバーが付け根に干渉して、いっぱいまで引き切れてないのでは
ないか。
引いた状態。


緩めた状態。先のボタンが、センタートンネルに当たっているw


助手席。前後にスライドしないし、リクライニングもしない。
左側面に、車検証を入れるスペースはある。

ETCがついていたが、なぜか途中からゲート通過時にエラーが出て
しまった。
こういう目立つ車でETCエラーが出ると恥ずかしいものだが、
ここは悠然と係員にETCカードを渡し、左手を軽く上げて後続車に
鷹揚に挨拶し、ゆっくり発進する。


助手席足元。こっちにはフロアカーペットがあった。
お店の人は、レンタカーの書類をカーペットの下に敷いていた。
助手席に置くだけでは飛んでいってしまう。


グラブボックスはなく、発炎筒などがむき出し。
(発炎筒は普通の車でもむき出しだった)


ここにでかめのルームランプがあった。


助手席の座面ははめてあるだけで、引っ張ったら簡単に取れた。




裏。


視界は抜群に良い。着座位置の低いスポーツカーの場合、
ボディに埋もれるように座るので、車体が小さくても見切りが悪いことが
あるのだが、ゼロワンの場合はフロントタイヤの先が見えるし、
振り向けばすぐ車体最後部だ。

フロントガラスも立っていて窓枠が細く、顔から離れているので
開放感抜群である。


バイザーはない。


ボンネットが非常に長いが、ライトやフェンダーが目印になるので
見切りはいい。


ドアがないので左側もよく見える。ドアミラーはリヤフェンダーが
大きく写り込む。


斜め後ろや後ろの視界も抜群。


車体後端がすぐそこなのでバックもやりやすい。


光岡ゼロワンのレンタカーを借りた2へ続く
Posted at 2015/10/01 18:44:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年06月19日 イイね!

S660のレンタカーを借りた2

S660のレンタカーを借りた2S660のレンタカーを借りた1の続き

グローブボックスの奥に、プラスチックのサイコロみたいなのが3つ
転がっていたがなんだろ?


ちょっと画像が白飛びしているが、シフトレバーも質感が高い。
パターン表示のある金属部分は、夏熱く冬冷たい可能性あり。
革のステッチが多少ガサガサするが、滑り止めにいいのかもしれない。

動かすと、ガチャンガチャンと機械感があり、手応えがある。
ニュートラルの確認に左右に振るときも、ちょっと力がいる。
スイフトスポーツもこんな感じだったので、スポーツカーのシフトというのは
こういうものなんだろう。
このシフトレバーと比べると、うちのアルトはふにゃふにゃの骨なし
シフトである。

シート座面がとても低いので、相対的にシフトレバーの位置が高い。
マツダ・ロードスターもそうだった。


6の隣にRがあるパターンなのだが、Rに入れるとき、特にレバーを
押したり引っ張ったりは必要ない。
自然に左下へ入れるだけでいい。
どうも速度で制御してるらしく、約20キロ以上にならないと5・6速に
入らないようになっている。

一旦20キロぐらいまで上げて、再び15キロぐらいまで速度を落とすと、
5・6速には入らずRに入るようになる。

操作してて、もしかしたら6速とRのレバー位置が同じなんじゃないかと
思って確かめてみた。

6速。Nではない。走行中ではなく、6速に入れたままクラッチを切って停止して撮影。


R。全然違うなw
パターン表示が正しかった。


ステアリングとシフトレバーの質感が非常に高い割に、サイドブレーキは
普通だった。これも相対的に高い位置にあるので、さらに上に引き上げる
のは力がいる。

ヒルホールド機能がついており、坂道発進の際、ブレーキペダルを
離しても2秒間は後ろに下がらない。緩い坂だと感知しないようだ。

本革のステアリング&シフトレバーはα専用装備らしいが、
この2つだけでもαを選ぶ価値があると思う。


ルーフの外し方であるが、数多くのブログにも記載されているように、
まずは窓かドアを開け、ルーフ中央部のロックを外す。
この中央ロックは軽すぎて手応えがない。


ルーフ左右にあるレバーを、ボタンを引きながら解除する。


あとはル―フをクルクルと巻き、フロントのボックスに納めればよい。
*取説を確認したところ、収納の際は、ルーフのレバーをロック位置に
戻せとあった。


巻いたルーフは意外と重いので、両手で持ったほうがいい。
晴れてると、ルーフが焼けてるのでヤケドに注意。


ボックスのフタを閉め忘れて、ボンネットを閉めないようにw
やる人がいると思う。

ボックス内のバンドは、ルーフを固定するために必ず締めろと書いてあるが、
ルーフを閉じたときもバンドのプラスチックロックがカチャカチャいうので
留めておいたほうがいい。


ルーフの着脱は簡単と言えば簡単だが、面倒と言えば面倒。

レンタカーで後付ナビやドラレコがついていたこともあり、コンビニに
寄るときもいちいちルーフをつけていたが、毎回助手席側にも
回って、さらに前に回ってボンネットも開けるというのは、
ワンタッチ式のバリアブルトップ車もあることを思うとやはり面倒かも
しれない。

オープン状態。タルガトップなので、開放感はそれほどでもないだろうと
思っていたのだが、意外とあった。
フロントガラスの端が顔から離れているのでそう感じたんじゃないかと思う。

S660はフロントガラスの付け根が運転席から遠くにあり、手を伸ばしても
届きにくい。
Aピラーはけっこう寝てる感じだが、フロントガラスが頭の上近くまで
回りこんでないので、顔の前に余裕がある。

フロントガラス端と顔までの距離は、23アルトと比較してもS660のほうが
離れている。

そういえば昔のCR-Xデルソルも、こんな感じのタルガトップだったな。


Aピラーの金具部分。


B(?)ピラーの金具部分。


センターロック部分。オープン時もロックを閉めておくほうがすっきりするが、
忘れがち。


風圧で動くんじゃないかと思うほど操作感が軽い。


ルーフを閉じるときは、ピラーの金具にルーフの円盤状の金具がはまる。
ルーフを引っ張る必要はない。コツもなく、ただ置くだけで簡単にはまる。


ルーフ横のロックレバーを操作すると、金属棒が飛び出て固定される。




「REAR」と書いてあるほうが後ろ側。


オープン時の風切音や風の巻き込みはかなり大きい。
特に耳の後ろ辺りからの風切音が大きかったが、Bピラー金具の凹凸から
音が出てるようだ。何かカバーのようなものをつけると、だいぶ違うと
思うのだが。


風の巻き込みが大きいと言っても、市街地では窓フルオープンで
帽子が飛ばされることもないし、高速でも窓を閉めれば80~90キロ巡航で
帽子は大丈夫だった。

シートを前に出すポジションのせいか、ロールバーは気にならなかった。
もちろんないほうが開放感は高いんだけど、運転中は前を向いているし。

ルーフを外して横から見ると、ウインドウ上端の線とエンジンフードの線が
つながる。


天井。大雨の中も走ったが、さすがにペチペチと雨音が大きい。
しかし他のロードノイズやエンジン音が大きいので気にならない。
雨漏りはもちろん、ルーフ内側が濡れることもなかった。
ルーフは乾くのが早く、大雨の後でもすぐ乾いていた。

オープンカーは、屋根を閉じるとエンジン音がこもって逆にうるさく感じる
ことがあるが、S660は開けても閉じてもうるさかった。


雨漏りはしなかったが、助手席Aピラーの内張りに、何かが流れたような
痕跡があった。点検整備の丸ステッカーでも貼り直したのかな?


ルームライト左横に、スリットがある。空気抜きなのか警報用の
スピーカーでもあるのだろうか。


視界。ルームミラー取付位置が高いのがいい。
フロントガラスが前にあるので、圧迫感がない。


このレンタカーにはユピテルのドラレコがフロントガラスの助手席前に
ついており、常にモニターが目に入って目障りだった。
「常に監視してるから無茶するなよ」という警告の意味があるんだろう。


窓が横に長いので、ある程度は斜め後ろまで見える。
運転席側は、合流のときの右斜め後ろの目視がやりやすい。
エンジン音が後ろから聞こえるので、後ろから車が来てると錯覚することが
あったw


後ろと斜め後ろの深い角度はとても見えづらい。これはしょうがないな。
オプションでバックモニターがあるようだが、軽でもつけたほうがいいと
思う。
エンジンフードの出っ張りは、夜ブレーキを踏むたびにハイマウント
ストップランプに照らされるのが見える。


オープンにしても実用上の視界は変わらない。
Aピラーが頭上に回り込んでないのがわかると思う。


小ぶりなバイザー。
ハイ/ロー自動切り替えのヘッドライトや、対向車の運転席のみ
照らさない自動ライトが実用化されつつあるが、バイザーはいまだに
原始的だ。
太陽光が顔に差し込むガラス部分のみ、自動でスモークを濃くするとか
そのうちできそうな気がする。今の保安基準だと車検に通らないので、
外国からの圧力で変わるんだろうな。


バイザーの注意書き。


助手席側バイザー。


オープン状態の斜め後ろ視界。


CTBA(シティブレーキアクティブシステム)というプリクラッシュブレーキが
装備されていた。外からフロントガラスを見ると、装置が大きく見えるが、
室内からだとルームミラーの裏に完全に隠れており、邪魔にならない。
右側にぶら下がってるドラレコはレンタカー屋の後付け。


骸骨っぽいw
借りている間、CTBAが作動することはなかった。


横から見ても装置が飛び出してるように見えるが、視界の邪魔にはならない。


ワイパー。ガラス下部が湾曲しているので、助手席側ワイパーが
くの字になってる。特にホンダ車に多くないか。


ウォッシャー吹き出し口。霧状に噴射されるが、うっかりオープン状態で
作動させると顔にかかる。


さてやっと走った感想であるが、乗り降りしにくいのは既に書いた。
走りだすと、うっと思うほど乗り心地が固い。
段差のハーシュネスはそうでもないのだが、細かいうねりのある悪路だと
気分が悪くなりそうになった。


2日目はやや慣れたが、路面によってはドスドス来るので、
体調の優れないときに乗るのは辛いと思う。

ボディ全体がねじれてる感じはしないが、悪路だとフロントガラスが揺れる
のがわかる。ナビも盛大にブルブル震えていた。

天井までは余裕があるんだけど(身長170センチ)、揺れたときに一度
ルーフ横の解除レバーに頭をぶつけ、痛かった。

アクセルを緩めるとプシュ!と音がするのだが、緩めるたびにいちいち
プシュプシュいうのでだんだんうざくなってきた。
スイッチで消せないものか。
アクセルを緩めた瞬間また踏み込むと、プシュを「プ」で止めることができる。


コーナーをかなりの速度で曲がっても破綻しそうな気配がないが、
自分の運転がうまくなったわけではないので注意しないといけない。
非常にグリップの強いタイヤや横滑り防止装置で安全方向に保たれているが、ミッドシップなので限界を超えると突然クルンと回るのかもしれない。
自分はとてもそこまで攻め切れないが。

自分には加速はこれで十分だった。
エンジン音がすごく魅力的というわけでもないが、苦しげなく回るので
低いギヤのままでも耳障りでない。
6速は高速やバイパス専用な感じだが、アルトで3速まで落とさないと
減速するような坂道でも、S660は5速のまま余裕で登っていけた。

カチカチというタペット音のような音が始終エンジンから聞こえていた。

高速をクルーズコントロールで走行中、下り坂だと隣をトラックが通過した
ときのような抵抗感を断続的に感じることがあった。
抵抗感は感じるが、速度計は一定速度のまま。
下り坂で速度を保つのに、出力を断続的に制御しているのだろう。
ATならトルコンで緩和されるが、MTだとダイレクトに感じるんだと思う。


燃費は、高速5割、バイパス3割、峠2割ぐらいで、23~25km/Lぐらいだっ
た。
メーターの燃費計は平均24.3を示していた。

一度横着して、リモコンで鍵をロックしたあと、窓から手を入れて
ドア内部のロックを手で開けたところ、ホーンの警報が鳴り出して焦った。
もう一度リモコンで操作し直すと止まった。

S660を返却したあと、自分のアルトに乗ると、ブレーキを踏むと前に
転がり落ちそうになる感覚を久々に味わった。以前、ロードスターを
借りた後も同じように感じた。

ステアリングやシフトもふにゃふにゃで頼りないが、さっと乗り降りでき、
後ろの視界がいいのはホッとする。

たまに借りるのなら、やはりオープンカーが気分の転換ができていい。
S660は、1人で乗ってクネクネ道を楽しみ、どこにも寄らず帰るのが
一番合ってる使い方なんだろうか。
観光地で、パーキングにちょくちょく寄るような乗り方は、乗り降りし辛く
ルーフもいちいちつけないといけないので向いてないかも。


自分のような下手くそでも十分楽しめたが(疲れることもあったが)、
腕に覚えのある人ならさらに楽しいんだろうと思う。

S660のあるレンタカー屋さんは、新型ロードスターも入れたそうだ。
これも借りねばw
Posted at 2015/06/20 12:49:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ

プロフィール

「どこにある?「京都、森に隠れた廃墟の庭」 http://cvw.jp/b/1463410/38269405/
何シテル?   07/24 09:40
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