
PCケースだけは、最初に買ったGatewayのケースをそのまま使ってるんだけど、
それが黄ばんで見た目がよくない。ネットで黄ばみを取る方法が紹介されていたので、
試してみた。
Retr0bright
"Retr0bright"などで検索すればすぐヒットするが、プラスチックを過酸化水素水に浸けて
紫外線を当てると、化学反応を起こしてプラが白に戻るらしい。
日本では高濃度の過酸化水素水は入手が難しいので、ワイドハイターEXパワーでいいそうだ。
紫外線は、太陽光に晒す。
前面パネルなどの大物はそのままドブ漬けが難しいので、表面にワイドハイターEXを筆で塗る。
このときゲル状になってたほうが乾きにくいんだが、海外ではキサンタンガムなどというものを
入れていた。ググったら日本でも売ってるが、わざわざ買うこともないので、片栗粉をお湯で
溶いたものでトロミをつけてみた。 ワイドハイターEXパワー自体も、多少ドロっとした液体なんだが、
片栗粉でトロミをつけるともう少しドロっとする。海外サイトの画像見てると、ほとんど固体に近い
ようなゲル状にしてる人もいるが、まあこれでいいだろう。

こんな感じで庭の日当たりがいい場所においてみた。ワイドハイターEXパワーは600ml入りだけど、
トレイに出してみると少ししか入ってない印象。前面パネルをまるごと浸けようと思ったら、
すごい量の洗剤が要りそうだ。
数時間ごとにパネルに筆で薬液を塗りなおした。10時間ほどで相当白くなったが、端っこのほうが
まだ黄色い。薬液がまだ余ってるし、ついでにサブPCのGateway NL97ミッドタワーケースも
黄ばみとりすることにして、3日間やってみた。2日目からは、小物もトレイにドブ漬けするのをやめ、
筆で薬液を塗る方法に変えた。これでも十分なようだ。
3日で相当白くなった。タイトル画像が、処理前後を比較した画像。ただし、Gatewayの緑色のロゴが
薄くなってしまった。インテル入ってるマークも色落ち。
樽型ケース(NL97)もこんなに白くw これも、前面下部のGateway2000の金色のロゴが少し色落ち
してしまった。
時間はかかるけど、この方法は相当使えますね。「日に晒すと白くなる」というのが不思議だ。
ADSLモデムやスキャナーでもやってみようかな。
実行する季節は、紫外線が強くて気温はそう上がらない5月ごろが一番いいと思う。
冬だと紫外線が弱くて反応に時間かかるし、真夏は温度が上がり、熱で変形の可能性があるらしい。
Posted at 2012/04/30 05:38:40 | |
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