プラグインデクシングによる効果検証
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回RXプラグに交換した際にプラグインデクシングをしてみましたが、プラグがほぼ同じ状態の時にインデクシングせずに使用してみないと、果たして本当にプラグインデクシングは効果が有るのか否かが分からないな~と思いましたので、検証してみました。
今回の検証テストするにあたって、電極の向きが最も効率的ではないとされる(最も、この電極の適正な向きには諸説在るのですが)排気ポート側になるべく向けてみました。
この状態を仮に逆インデクシングとここでは呼びます。
図を2つに分けていますが、上がインデクシングされた状態、下が逆インデクシングの状態です。
番号がそれぞれの気筒数、矢印が電極の向き、排気側と吸気側の文字はそれぞれのポートの方向を表しています。
Pインデクシングした時は結構何回も入れ替えて手間がかかった記憶が有るのですが、逆インデクシングの時は何故かそれほど手間がかからなかったです・・・orz
※・プラグインデクシングについては同整備手帳2012.4/14の「プラグ交換(トルク数値記録)&プラグインデクシング」記事を参照して下さい。
2
そもそもインデクシング効果そのものについて疑問視されていますので、今回のテストに挑むにあたり、外的要因をなるべく排除するべく路面コンディション・気温・湿度・風・タイヤ空気圧・燃料の残量をなるべく同条件にするよう努力してみました(2回テスト走行する必要があるため)
勿論テストコースも全く同じ場所を走っています。
0発進から2速噴け切って3速で出せる速度まで幅広い回転でテストしています。
登りも下りも有り、勿論減速してから再加速のようなレスポンスの求められる状況もテストしています。
以下、1回目と2回目のテスト環境のデーターです。
気温・1回目(21℃)2回目(20℃)
湿度・1回目(88%)2回目(88%)
風・1回目(微風)2回目(微風)
路面・両方ドライ
タイヤ・ATR-Kの全く同じタイヤで2回目も磨耗具合はほぼ同じ
空気圧・4輪共温感で2.5に調整
3
検証結果・・・結果から単刀直入に答えると、差は無し(汗
数値(タコ・速度計)も体感的にも違いは有りませんでした(汗
逆インデクシングの方がほんの僅かにレスポンスが悪いような「気がする」なんかエンジンがほんの少しだけ元気無い「気がする」ような気がしないでもない・・・ようなやっぱ違い無いような?・・・そんな気はするようなしないような感じはするのですが(汗
「これプラシーボ?」って疑うほどの「気がする」も無いので実際には差は無いと言えますね。
誤差以下だと思いますw
まぁ手間が掛かる割には全く差が無い事が実証されたわけですが、インデクシングはしてもその検証をした情報を私は見た事が無かったので・・・どうしても自分自身で真実を確かめたかったのです。
検証は期待の結果が出る事ではなく正しく検証される事そのものに意義が有るので良しとしましょう。
ちなみに効果が無い事が実証されてしまったプラグインデクシングですが、私はまたインデクシングするつもりです!
何故なら、違いは無いけど「気持ち的に!」やった方がなんか良いからw
効果は無いけど、やらないよりやった方が気持ち的に良いと言うのがインデクシングの最大の効果だと私は思います(やっぱ気持ちって大事でしょ?w)
※・検証したのはノーマルのNA・K6Aでの話しです。
例えばリーンバーンエンジンや直噴、他のエンジンでこの結果と同じになる保証は在りませんので(まぁ多分効果無いでしょうけど)
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