
木曜~日曜までの地獄のような日々を切り抜けて無事生還いたしました。月曜日ぶりの自宅、何か懐かしい気分です。帰りは一時、乗せて行ってくれる人が居なくなるという事態に陥りましたが、何とかピンチを切り抜け、新しく乗せてくれる人を見つけることが出来ました♪
そんな訳で、地味~な私の4日間のラリージャパン、体調を崩したりする事無く、無事に!?終わり自分の気持ちの中では成功となりました。実際のところ、全く結果は知りません(苦笑)ケーブルテレビのラリーの放送は見てみようかな~。
もしかしたら自分の声が入っているかもしれないし(違)
そんな訳で4日間をダイジェストにてお送りいたします(笑)
木曜日
出張に同行していた上司に申し訳ない気持ちで帯広駅まで送ってもらいました。
何か普段と一瞬だけ立場が逆転した気分でした(違)
その後オフィシャルの受付を済ませ、10時過ぎから機材の置いてある倉庫へと移動し、オフィシャル機材の内容確認やら積み込みなどを行い、13時過ぎに、サービスパークに昼食を摂りに行きました。ホントは1時間ぐらいサービスパーク内をうろうろしたいところでしたが、そんなわけにも行かず、ほんの10分ほど歩き回って終了~(涙)倉庫に戻り積み込みを済ませ、足寄にあるお宿(ネイパル足寄)へと移動。色んな雑用を済ませ翌日の準備を行い、担当SSの事前の打ち合わせに参加。結局何だかんだで、23時過ぎに部屋に戻り眠ろうとするも…宴会を始めていたらしく、少しだけ飲んで、翌日の起床時間を考え、さっさと眠りに付きました。
金曜日(SS3:KIMUN KAMUY1・SS7:KIMUN KAMUY2)
AM3時には起床し30分後に集合して、持ち場のSSに移動。
早起きで頭も回転せずラリージャパンであるという実感はまるでなしでした(汗)
朝はもちろん予想通りに寒かったです!んが、そこは我慢我慢。セーターを下に着込みました。
持ち場の準備を頑張って行う事で、体を動かして暖かくなるよう頑張りました。
担当した場所は、SS終了後のリエゾンへ入る前のSTOPの位置でタイムキーパーなる任務でした。
使ったことの無い機材もあったりして、ちょっと戸惑いましたが、マニュアルどおりに使用すれば問題無しです。セットアップの時には、その機材の専門の外人さん(マッスルと命名)がチェックしに来てくれました。こういう時に英語が喋れたらなーと思うのでした。
ここはおととしあたりのラリー北海道の時に使った林道の逆走だと思います。
特にミスなど無く任務はこなせたと思いますが、スバルにとっては受難の日だったように記憶しております…。そして私が持ち場になっていた場所はSSを走り終えた競技車両がリエゾン前に停車する場所で、WRCテレビのレポーターが来て、しきりと走りの調子のこと・コース状況やライバルの事等々聞かれていたようです。
結局日没後に持ち場を撤収し、足寄の宿に戻る頃には雨ザーザーでした。雨が降る前に撤収が済んでいてホントに良かったです。宿に戻り、翌日の打ち合わせなどをして、またもや少し飲みに参加して就寝。翌朝の集合時間はAM2時…普段だったら床に就く時間です(汗)
土曜日(SS12:PURAY1・SS16:PURAY2)
何とか無事に2時起きし、今度は陸別の近所の林道へ。
心配された雨も何とか止んだらしく、また前日に比べると何とな~く暖かでした。
真っ暗な中で準備を開始し、少しずつ東の空が明るくなった頃にはセットアップも完了しました。
準備が終わった頃にマッスルが現れて、機材を見て「モンダイナ~イ」と言ってました。相変わらずワークスが走っている前半はWRCテレビの人がしきりとインタビューしてました。
この日は少しだけ気持ちに余裕も出来て、新型インプレッサと新型ランサーのコースカーをじっくり見ることが出来ました。自分が買うことはまず無いので関心も低空飛行でしたが…(汗)
両車ともラリーカーとしてはアリかな~と思いました。
黙々と任務をこなしましたが、途中、言う事を聞いてくれないグリーンのチョッキの外人さんが侵入してきたりと大変だったようですが無事に任務完了する事が出来ました。
またも片付け時には真っ暗でした。
それと前日のWRCのテレビレポーターと一緒に、RALLY RADIOの人がピンク色の携帯片手に現れて、WRカーが走っている間、陽気に色々と喋ってました。間が空いてしまった時には、何故か007のテーマ曲を携帯に向かって口ずさんで笑ってみたり。聞いてるこちらもわ笑ってしまいました。目の前を舞ってる雪虫を通訳の人に聞いて「ユキムシ~ナントカカントカ~」って紹介してたみたいです(笑)
無事撤収完了して、陸別からそのまま新得方面へ向かいます。私は機材車の助手席に乗ってたんですが爆睡してました(汗)宿泊場所はかなり山奥で、本当に着くのか不安になるような場所でした。なんでも登山口の所にある登山者のための宿らしいのですが、温泉もあって、暖かいご飯も食べれてちょっと嬉しかったです。翌日3時ごろ集合のため、軽くビールを飲んで日付が変わる前には眠りについてました。
日曜日(SS23:PENKE1・SS26:PENKE2)
歳のせいか疲労もたまっていて起きるのがかなり辛かったですが、頑張って起床。
眠そうな顔で半分寝ぼけて、朝のミーティングに出て、担当SSに向けて移動です。
前日きた山道をひたすら下っていきます。かなり眠く、助手席で途中途中の記憶が無かったです…。到着してセッティング開始。さすがに3日目にもなると慣れたものでササっと準備も完了しました。
準備が完了して朝ごはんのお弁当を食べて、おりたたみ椅子に座り暫くウトウトしてました。
そうこうしているうちにコースカーがやってきました。
前日とは変わって!?00カーと0カーが入れ替わっていたようです。
ちょっとテンヤワンヤしたりもありましたが、任務の方は何かと無事にこなせたと思います。
いつも機材の調子を見に来てくれて口癖のように「モンダイナ~イ」と言っていたマッスルと記念に写真を撮ったりしました。無事に最終号車を見送って、スイーパーの車が通過して任務完了!
あとは片づけをして、集合場所で機材をひとまとめに集めて、クルマに積み込んで解散となりました。帰り道は乗せてくださった方と話しながら途中で運転を代わったりして無事に帰ってきました。
4日間ホントに疲れましたが、いい経験を出来たってコトで思い出に残りました。
来年?またやるのかなぁ??北海道にまだ居たら…どうしよう(笑)