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Uzzy(M.Ujihara)のブログ一覧

2016年01月03日 イイね!

基礎から学ばないクルマ写真の撮り方 ~フォーカス編①~






さて問題です。
以下の写真は完全NGですが、その理由は?



焦点距離:40mm×1.6
SS:1/2000
f:2.8
ISO:100















正解は・・・ピンボケです。









ピント≒フォーカス≒焦点 from Wikipedia

スクリーンやカメラの撮像面などの上で、物点からの光がほぼ最大限に収束されている場合は「焦点内」「ピントが合っている」などと言われ、十分収束されていない場合には「焦点外」「ピントが外れている」などと言われる。焦点内・外の境界は錯乱円を基準として判断される場合がある。











みんカラのUP画像の画質劣化が激しいのでちょっと分かりづらいかもしれまでせんが、この写真はピントがフロントウィンドウを抜けて後ろのススキ(?)に当たっており、クルマ全体がゆる~くボケてしまっています。クルマ写真家としてこの写真をトップに掲載することは相当の勇気が必要ですが、今日わざわざいつもの公園に撮りに行ったワケです。狙ってピンボケ写真を撮ることが結構難しいことも判明(笑)


さてみなさんクルマの写真をアップで撮るとき、撮影モードはオートだとしても、とりあえずカメラのピントを合わせるという行為は行っていると思います(よね?)。ではクルマのどこにピントを合わせるべきなのか?これはケースバイケースだし、表現したいポイント、構図、好みにもよるので、全くもって正解はないのですが、フロント部分が含まれる写真であれば、例えば、Aピラー、サイドミラー、フロントグリル、フロントエンブレム、ヘッドライトもしくはドライバーなどが考えられますね。例えば、クルマ全体のスタイリングを表現したいのであれば、この記事なども参考になります。「ピントはAピラーに合わせるのが基本!美しい「クルマのスタイリング撮影」の5つのコツ」
確かにしっかりと絞り込んで全体のラインを美しく表現するのであれば、焦点距離的に中心よりやや手前となるAピラーはよい目印となりそうです。
だがしかし、オートモードで撮っている人に絞り込むってよく分かんないし、ちょっと暗くなった時に絞り込んじゃうとシャッター速度が落ちて手振れするか、ISOが上がってザラザラ画質になっちゃいますね。なので晴天ピーカンの場合を除いて、オートモードでは、もしくは絞り優先でも手振れを恐れて絞り開放で撮る機会が多いかと思います。そうするとAピラーにピントを持ってくると大事な所がボケます。


かなり極端な例ですが、こんな感じ。




焦点距離:200mm×1.6
SS:1/1000
f:4.0
ISO:100



そう、ヘッドライト。もしもサイドミラーを交換して、そこを強調したかったんだとなれば、これも正解ですが、写真全体としては最初に目が行きやすい一番手前の部分がボケていてややインパクトが弱い。


ここはやはりヘッドライトにピントを持って来て。




焦点距離:200mm×1.6
SS:1/1000
f:4.0
ISO:100



これで眼力UP!





そう、

花を撮るなら雌しべ(あ、もう何年も雌しべ撮ってない汗)

ポートレートも眼が命!


20150111-EOS 7D0281




ということでクルマのピントはヘッドライト(強引)ということを結構意識して撮ってます。あと、十分に明るくないもしくは夜景などのシチュエーションでは、Aピラーはオートフォーカスがうまく合掌しない場合があります。特に黒系のクルマ。そういう場合スモールかロービームを点けてヘッドライトにフォーカスを持ってくるとオートフォーカス効くし、マニュアルフォーカスでも目印になってフォーカスさせやすいです。
あくまでUzzyフォトに限った話で正解はないしケースバイケースなのですが、どこにピントを合わせて撮るか、ということを意識するだけで、写真が変わってくるかもね。という話でした。でもコンデジやスマホだとフォーカスエリアが広く全体的になっていて、どこにピントが当たっているかよくわからん、ということもあるかと思います。そういう場合はマニュアルを読んで、フォーカスポイントを狭く設定できるよう変更してください。(無責任っ)

あ、ヘッドライトのないフォーミュラカーは基本、ドライバーのヘルメット狙います。その辺の話もやがて。じゃ、次回は速射レベルアップ講座「親指AFについて」(かも)









というわけで、眼力を意識した本日のセルフポートレート

20160103_001-2








広角でも眼力!

20160103_001








といいつつもホイールアップだったり

20160103_001-3








カラスだったり

Crow










とはいえ、たとえピンボケでもそれを凌駕する何かを捉えた写真は偉大なる一枚となることもまた先人が証明している。写真に正解はない。技術や知識そして道具にとらわれることなかれ。



じゃ、また






Posted at 2016/01/04 00:41:58 | コメント(6) | トラックバック(0) | カメラのはなし | クルマ

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