タンクローリー

こちら埼玉ですが、近所の国道のスタンドは明らかに緊急を要しないバカ面下げたサンデードライバー達が給油待ち渋滞の列を作っており、店員さんの苦労が忍ばれます。

多分、そんな奴らの中には給油制限に文句を言うバカも必ず居ることでしょうが、逆にこんな時は昔の国鉄職員みたいに「あん？文句あんなら他で入れれば？(ﾟДﾟ)ﾉ彡」
くらい言ってもいいように思います（笑

ところで先月のトラック雑誌「フルロード」で石油ローリーの記事があったのですが、タンク内部は写真上のようになっていて、ナンバー取得時は構造検査の他に傾斜検査もするそうです。

ポンプは付いておらず、石油の自重でスタンドの地下タンクに流れるようになっています。
昔スタンドでバイトしていた事がありましたが、ローリーから地下タンクに給油を終えると
必ず運転手さんからタンクの中身が空っぽであることの確認を頼まれました。

油種を間違えないようホースに油種を書いたタグが取り付けられていましたが、さらに
安全規格が厳しい高圧ガスのローリーなんかだとホースが逆ネジにしてあったりして、
誤接続自体出来ないようになっていたりします。

私も大型の水ローリーなら運転経験がありますが、内部に防波板が入ってるとはいえ、
無頓着な運転をしたら車体がダッパンダッパン揺れるので、可燃性の石油の輸送なら
なおさら運転操作に気を使う必要があると思われます。

基本的には事故っても簡単に石油が漏れ出さないような構造にはなってはいますが、
想定外を超える事故が起きると数年前の首都高事故のように、社会問題のレベルに
なってしまうので、ローリー運転手の責任は重大なのです。