自衛隊

節電要請のため来週まで出社禁止命令が出てしまったのでずっと家に居るのですが、妙にバラバラ聞こえると思ったら、近所の自衛隊大宮駐屯地からのヘリコプターの音でした。
数時間おきに音がするので、ピストン輸送しているようです。

『自衛隊は違憲である』思想を持つ旧社会党メンバー（仙石、赤松、辻本等）を多く擁する民主党に気を使っているマスコミはほとんど取り上げませんが、今回の災害で自衛隊が救助した人数は昨日で約２万人に達しているそうです。

自衛隊と言えば、私が初めて訓練以外の自衛隊の姿を見たのは中越地震ボランティア参加の時。
参加したのは地震の１０日ほど後、現地に立ち上がったボランティア事務局ＨＰに申込し新潟入り、
事務局から指示された旧川口町にパジェロミニで向かいました。

損傷が無かった家でも水道やガス(都市ガス?)が止まっていたようで、自炊は困難なようでしたが、
多くの人の家が損壊し立入禁止命令が出て、自分の家なのに入ることも出来ないため避難所や
自衛隊のテントで夜を明かしていました。

そこで自衛隊凄いと思ったのは、地域住民の衣食住＋風呂を確実に確保していたことでした。

食事
食事を作る部隊には五右衛門風呂みたいな凄いデカイ鍋があって、日によってカレーや豚汁等、
何人分か想像も出来ないけど その鍋で人が泳げるほどの量を作っていて唖然としました (ﾟДﾟ)

睡眠
テント内には石油ストーブを入れられるようになっており、布団もかなりフカフカのようでした。
風が吹いたくらいではビクともしない剛性感でしたが、ただし幕が緑色で光を通さないので、
寝るには良さそうだけど真っ暗だから昼間 中で過ごせるような造りではありませんでした。

風呂
お風呂は中を見ませんでしたが、被災者の方に聞いたら快適だったそうです。

高齢者の多い町でしたが、もし自衛隊がいなかったら多数の二次犠牲者が出ていたと思われます。

ただ生きるための条件は自衛隊が整えてくれたにしても、自宅が住めない状態になってしまった人は仮設住宅が出来るまでの間、避難所やテントの生活を余儀なくされるので、長期になると不安感やストレスが溜まり、また遊び盛りの子供の世話もその増幅要因になったりするので、そのあたりの
時期になってから被災地より一般ボランティアの募集・要請が出されたりします。
今回の災害で一般ボランティアが必要になるのはもう少し先の段階でしょう。


そういえば昨年自衛隊大宮駐屯地で一般公開イベントがあったので、自宅から
歩いて見に行ったんでした。多分このヘリコプターが飛んでんじゃないですかね。


食材を運ぶトレーラー。イベントで あのデカい鍋は見れんかったですorz


普段こんなところで訓練してるみたいです。あとグラウンドに凄い深い穴とかもありました。



震災関連から車関連に戻るって前回書いたけど、頭が切り替わらないので少しずつ移行します。