筑波バリアフリーフェスタ

先週日曜に筑波バリアフリーフェスタという走行会に参加してＴＣ１０００を走ってきました。

当該イベントは身体障害を持つドライバーのサーキット走行がメインで、自分は残り半分の健常者枠で参加するサポート走行会を走りました。

コルトはノーマルにセミスポーツタイヤ（ＤＺ１０２）でしたのであまりタイム狙いでなく、日頃の気分転換に流すつもりで走りましたが、以前に所有していたコルト（ハイグリップタイヤ、ＣＶＴクーラー、キャンバーボルト調整）でのベストより２秒落ちでした。晴天で気温も低くタイムを出すのに適した日でしたので、せっかくならタイヤやキャンバーなどもう少し準備をして行けば良かったなと思いました。

今回は走行前に慣熟歩行をする時間があったのですが、以前から見てみたかった筑波１０００の最終コーナー前の縁石ですが、かなり凸凹でその間にザクザクの砂利コンクリが見えます。内輪で荷重がかからないので踏んでも影響は少ないですが、タイヤ溝温存のためにはあまり踏まない方が良いのかなと思ったりしました。



走行会の中には体験走行なども含まれていたのですが、スタッフのマイカーを持ち込んでオフィシャルカーにしていました。最近の回転灯は公道使用禁止が明示されているのですね。



障害者用にカスタマイズされたアルファロメオも展示されていました。足が不自由な人は全て手で操作しますが、ステアリングに装着されるアクセル装置も前後方向に押したり引いたりするタイプから、回転方向にずらして操作するタイプも展示されていました。回転方向だとステアリングを切りながらも指先で微妙なアクセル操作がし易く、サーキットなどでもアクセルの精度が上がるようです。




普段あまり見ない車も走っていました。速いようですが限界が高い分 扱いも難しいようでした。



今回展示で気になったのがユニバケという障害があったり筋力が落ちたりして姿勢を保持しにくい人が、カーブの横Ｇで横に動いてしまわないよう開発されたサポートクッションです。腰回りを押さえて横ホールド性を上げる効果があるそうです。




自分は健常者ですがサンプル品に座ったところなかなか按配良く、特にコルトの中途半端なセミスポーツシートではホールド性がいまいちでしたので、今後のサーキットや普段走りで使えるかもしれないと考え、おひとつ衝動買いしてみました。パッドの位置や厚みが調整できるので、しばらく使ってシートや自分の体に合う位置を探ってみようと思います。



そういえば障害者に使いやすいものは健常者でも使いやすいですね。自宅の水道蛇口やスイッチは機会があればユニバーサル式に変えていますが、よく考えたら非常に使いやすくなっています。