コル注のブログ一覧

私は整備士だった頃から作業性とハブボルト寿命を向上するために、ハブボルトとナット当たり面に薄く油脂を塗る習慣があったのですが、昔は先輩の整備士の中に「ボルトに油なんか塗って緩んだらどうするんだ！」と凄い剣幕で怒る人も多く(特に年配の人)、議論したこともあったのですが話にならず、結局タイヤ交換時などに 隠れてコソコソ塗っていました。

しかし最近 道路車両運送法の整備基準が改正され始め、
「油を塗る」のが主流の見解となったようです！！

もちろん過ぎたるは及ばざるが如しで油の塗り過ぎはいけませんが、特にサーキット等ハブボルトが高温に晒される条件で使用したり、頻繁にタイヤ交換をされるような人は、たまにはハブボルト山の汚れを落とし、"薄く"油脂類を塗布することでボルト＆ナット寿命を延ばすことが出来ると思います。

ただモリブデン含有グリスなど潤滑性の高いグリースは今でも厳禁だし、無造作にホイールナットを汚れた地面に置いてしまうような方法も、砂やホコリを噛み込んでしまうので避けるべきと思います。

ちなみに2009年発行の某社トラックの整備要領書を見てみると、ネジ山とナット当たり面にグリースまたはエンジンオイルを塗るよう記載されていましたｗ

なんて言ってた時代が懐かしいです

埼玉で高齢者の犯罪が増えてるそうです。そういえば近所で高齢者の当たり屋や詐欺が出没したとの情報も届いています(写真)。

さいたまは昨年まで住んでいた他県のＫ市よりかは全然モラルや治安は良く、自分のマンションの子供なんかはすごく礼儀正しくてこちらがかしこまってしまうくらいなのですが。

油断しなければ被害は防げるけど、油断≒親切だからなぁ。
こんな時代になるとは...orz