コル注のブログ一覧

先日軽トラレースに出る際に４点ベルトが必須だったため、スイフトの４点ベルトを改造して軽トラに装着していました。

しかし友達に １３日のドライビングパレット那須のフリー走行に誘われたので、スイフトで走るため中古ベルトをネットオークションで買い足しました。

改造したベルトはまた軽トラレースに出る際のために取っておきましょう（ぇ

私のベルトは前側と後側に分かれているタイプで、改造したのは前側だけだったので、前側だけ買えればベストだったのですが、ヤフオクを見てみるとなぜか都合のいいことに同じサベルトの前側だけがたくさん出品されていました。

多分廃車から４点ベルトを外そうとしたけど、後側はボルトで止まって外すのが面倒なので前側だけ外してみたものの、お店で売ろうに売れずどうしようも無くなって出品したのでしょう。

お店の人も、もうちょっと頑張って後側も外せば数倍の値段で売れたのにねぇ


おかげで安く買えたぜ



　ケッケッケッ

みんからのリニューアルで凄く重くなったので、５～６年ほど前の凄く動きが重い時代のみんからを思い出しましたｗ


さて車の話ですが、ＦＲや４ＷＤの車だと図のように床下にプロペラシャフトが通っているのですが、稀にこのジョイントの軸やベアリングが壊れてガタガタになることがあります。

だから法定点検や車検でここは点検項目になっています。

プロペラシャフト屋さんとお話しする機会があったので、このジョイントが壊れる原因を聞いてみたら、もちろん寿命とか過酷使用とか偶然ハズレ品だった等ということもあるのですが、少なくない原因の一つに、『下廻り高圧洗車の際に、洗車ガンを向けて高圧水を直撃させ過ぎ』があるそうです。

このジョイントはスパイダーと呼ばれる十字型の軸があって、その周りをベアリングとオイルシールで囲われる構造になっているのですが、高圧の水がオイルシールを潜り抜けてベアリング内に浸入⇒一度入った水は抜けず⇒内部で錆が発生し⇒潤滑不良が起こり⇒破損☆…となるそうです。
　　

昔のジョイントは必ずグリスニップルが付いていて、動きが悪くなったらグリースガンで中の錆や水を追し出すことが出来ましたが（やり過ぎるとシール抜けの原因になりますが）、最近はスパイダもグリスニップルが入らないほど小型化されたり、メンテナンスフリー化のためシール性能を上げてグリスニップルを廃止していることも多いので、グリス押出し戦法が出来ないケースも増えつつあります。

ちなみに『高圧洗車の直撃に耐えられるような防水オイルシールって無いんですか？』って聞いたら『そんなのありません＾＾；』って返されました。

その理由は、フロントガラスのように接着剤でガッチリと固定されている場合は洗車ガンを近づけて洗っても水は通さないそうですが、オイルシールの場合は動かなくてはならないため、油膜の上に
シールが乗っているだけなので高圧水が抜けやすく、逆に高圧水が通らないようにガチガチに締め付けると摺動抵抗がもの凄く大きくなったり、シール寿命も縮んでしまうので、限界があるそうです。


でもよく考えたらこのシール構造って、エンジンや駆動系だけでなく、回転部廻りであればそこら中に使われていますので、シール部周辺を高圧洗浄でガシガシ洗うのは、考えものだなと思いました。