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ブレーキシューライニングの面取方向が通常と逆だったので、ブレーキメーカーが間違えたのではと騒ぎになったのですが、調べてみると設計通りで、一部タイプのブレーキの初期馴染みまでの鳴き防止対策ということが分かりました。

ブレーキはドラムやローターとの相性で、シューやパッドが共振してキー鳴くわけですが、色々な要素が絡むので どこかの剛性が高ければいいって単純なものでもなかったりして、なかなか奥が深いと思います。

ところでブレーキパッドとかでも端部が面取りされているものが多いですが、だからと言って調子が悪くも無いのに追加で面取りしてかえって鳴くようになったり、接触面積が減少してローターが偏摩耗したり、部分過熱して歪が出ることもあるので、さすがにバリくらい落とすのは分かりますが、やみくもな加工は避けた方が良いようです。