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自治体によっては投票券の印刷が追い付いていないそうですが、投票券が無くても身分証があれば、指定の投票所で投票出来るそうですのでいつでもよかったのですが、帰宅したらポストに投票券が届いていました。

そういえば『投票に行きましょう』という掛け声は、至極まっとうな内容ですが、投票所でエンピツ転がして決めるような人や、マスゴミの情報操作に流され投票するような人は、むしろ無理に投票してくれなくても良いのではと思っています。

ところで今回の選挙は、地域の候補者、支持する政党の他に、最高裁判事国民審査があります。

今回審査を受けるのは、2012年12月の前回衆院選後に任命された５名の判事で、辞めさせたいと思う裁判官に「×」印を書く方式で、有効投票の過半数が「×」だった裁判官は罷免されます。

過去の国民審査で罷免された例はないそうですが、たまにニュースで『なんでそんな判決が！？』と思った経験のある人は、この機会に下調べしてから投票所に向かわれてはいかがでしょうか。

５名の判事の簡単な経歴は下記の通りですのでご参考にどうぞ（詳細は各自おググり下さい）

鬼丸かおる判事
日本の最高裁判所判事（2013年2月6日 - ）、弁護士、 東大法学部卒
史上5人目の女性の最高裁判所判事。

検索サイトで調べてみると・・・
・東京「君が代」最高裁判決で、「歌え」という命令に従わなかった場合に課す処分は慎重な衡量的配慮が求められるべきと判断した
・「生活保護法が保護の対象とする『国民』に外国人は含まれない」と初めて判断した一人

木内道祥判事
元弁護士。徳島県徳島市出身、東大法学部卒

阪神大震災発生時は大阪に居住しており、想像を絶する被害に「弁護士は役に立たない」と感じたが、それでも震災発生直後から被災者の法的救済に奔走し、倒壊した借家の権利関係などの相談に応じるため、弁護士会の中心となり避難所に弁護士を派遣し、被災者の声をくみ取った。

検索サイトで調べてみると・・・
・婚外子の遺産相続分を、法律上の夫婦の子の半分とする民法の規定が、憲法に違反するかどうかが争われた裁判で、「規定の合理的な根拠は失われており、法の下の平等を保障した憲法に違反する」という判断を下した一人（鬼丸かおる裁判官もその一人）。

・朝鮮総連中央本部の土地・建物の競売をめぐり総連側が申し立てた許可抗告について、総連側が供託金１億円を納めることを条件に、一時的にマルナカへ売却許可決定効力停止の決定をした。

池上政幸判事
埼玉県出身の検察官。最高検察庁刑事部長、次長検事、名古屋高等検察庁検事長を経て、大阪高等検察庁検事長。最高裁判所裁判官。東北大法学部卒

2014年10月2日に最高裁判所判事に就任したばかりなのでほとんど情報が無いようです
（佐川急便事件暴力団ルートを担当したので修羅場はくぐってる？）

山本庸幸判事
日本の官僚、最高裁判所裁判官。元内閣法制局長官。、京大法学部卒

・最高裁判事就任会見での発言
「集団的自衛権の行使は、従来の憲法解釈では容認は難しい。実現するには憲法改正が適切だろうが、それは国民と国会の判断だ」と述べた。
この発言に対し内閣官房長官の菅義偉は、「最高裁判事が公の場で憲法改正の必要性まで言及したことについて、非常に違和感がある」と反発。

山崎敏充判事
日本の裁判官。千葉地方裁判所所長、最高裁判所事務総長、名古屋高等裁判所長官、東京高等裁判所長官を経て、2014年4月1日より最高裁判所判事。東大卒

2014年4月に就任したばかりなのでほとんど情報がありませんが、検索サイトで調べてみると・・・
・東京高裁時代に以下の功績をあげている
江東区役所は、行政代執行によって、竪川公園に勝手に住み着いていた野宿者たちの小屋を強制撤去し、排除した。そのため抗議団体が江東区役所に押し掛け、石を投げて窓を割るなどした。
高裁は主犯（反原発活動家、「ヘイトスピーチに反対する会」代表）に有罪判決を言い渡した。そのため関連団体から目の敵にされている