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仕事の帰りに前の車が急に減速して左に避けたので何かと思ったら道路の真ん中にネコらしきものを見つけました。

潰れている様子は無かったですが、車に撥ねられて死にかけているのかと思ってゴム手袋をして近寄ってみると全然無事で、道の真ん中で夢中で何かを食べているようで、触れる距離まで寄っても気が付かないほどでした。

荒れた毛並みからして飼い猫の様子では無いようです。

いずれにしてもこんな車通りの多いところでたむろしていたら いずれ轢かれるのは目に見えているので追っ払ったのですが、Ｕターンして見るとまた道の真ん中に舞い戻ってしまっていました。

再度車を降りて何を食べていたのか確認すると、タイヤに潰された焼き鳥と串がありました。



なんで道の真ん中に焼き鳥なんか落ちているのか分かりませんが、そういえば最近毒入りソーセージ事件なんてありましたので、もしかして誰かが猫を道路の真ん中におびき寄せて、間接的に車に轢かせる工作をしたのではないか、と考えるのは勘繰りすぎでしょうか。

とりあえず潰れた焼き鳥を食べるのは譲るとして、もう少し安全な場所で食えよと思ったので、地面に張り付いた焼き鳥を剥がして、道路の端の安全な場所に移動しました。


しばらくして見るとネコもそちらに移動して残りの焼き鳥を食べていたので、とりあえず大丈夫だろうと自分も現場を後にしましたが、それにしてもあの焼き鳥は一体何だったんだろう。