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以前からその存在は知っていましたが、参加したことも無ければ申し込んでもいなかったのですが、参加予定者の何してるとかツイッターを見ていたら面白そうだったので突発的に岡崎まで電車で行って見てきました。

ＭＭＦとは三菱モータースファンの略で過去リコール事件などの時にファン側から盛り上げようと発足されたファンミーティングだそうで、毎年定例的に開くとは決まっておらず、その時その時の情勢を熟慮して開催されているそうです。

当日はお天気にも恵まれ、レアな車をじっくり見たり、最近リアルでお会いしていない人達と久々にまったりお話しすることが出来ました。展示車両は近年の三菱車の車種構成の影響が出ているのか、エボ、デリカ、アウトランダーなどが多かったように感じます。

初期型デリカで参加されている方が居たのですが、現存で実動の車はこれだけだそうです。このデリカは自分が子供の頃にはそこら中で見かけたような気がしますが、実用車って市場から消えだすと早いですから、あっという間に見なくなりましたね。何とか末永く維持して頂きたいと思います。ところで昔はこんな感じのバンが多かったですね。キャパ的には今のフルサイズ軽に近いでしょうか。



会場は三菱自動車の岡崎製作所でしたが、実験部門とかあり一部の食堂などは秘匿エリアにあるため、入場時は携帯電話のカメラレンズに青いテープが貼られ、退出時に剥がしていない状態を見せるようになっています。一旦剥がすとテープに文字が浮き上がりますが、カメラ側には糊が残らない優れもので、このテープは二重構造にでもなっているのではないでしょうか。



自分は半日だけ見て帰路に就いたのですが、どうやって最寄りの駅に行こうかと会場出口で考えていたら、通りがかりの関係者様（黒のアウトランダー）が声を掛けてくれて、帰るついでだからと名鉄東岡崎駅まで送って頂きました。せめて燃料代でもお出ししようかと思って小銭を出したのですが『仲間ですから』と受け取ってもらえず、その背中をお見送りしました。
見知らぬ人に送ってもらうなんて学生の頃以来で、久々に人情味を感じる出来事でした。



ちなみに東岡崎駅まで送ってもらってニヤリとしたのですが、なぜかというと駅の上の古い駅ビルに立ち寄って古い喫茶店でお茶するのも楽しみのひとつだったのです。昭和の雰囲気、というより昭和そのままで、ここは現存しているうちに寄っておきたいスポットのひとつなのです。