2013年08月30日
車高調のピロアッパーから純正アッパー交換へのハードルの高さ
表題の通りです。パーツレビューにある『HKS HIPERMAX SERIES HIPERMAXⅢ SUPER sport』のピロアッパーから純正アッパーマウントへの交換作業を行いました。はからずともタダでさえ車種問わずでも装着率が少ない車高調でエボ、そしてスプリングとアッパー交換で性能は別として世界で一つのワンオフ仕様になった気がします。
やった理由としては車体へのダメージが幾分か少なくなる/突き上げが酷いのでアクセルワークがラフになる/乗り心地の改善でした。ピロは不要と言う考えでガチの走行するのが少ないのもありますし、ピロの諸所の問題を無くすのもありました。
スポーツ系のランエボCT9Aの車高調で純正アッパーですと出来合いの物が大半でしょうか?無難な所でラリアートの2種類のスポーツサスペンションキット、有名所でオーリンズのRIGIDさんαスペック、ウノパーウノさんでの純正アッパー流用(リアのみ?)、戸田レーシングのファイテックス純正アッパー仕様と選択の幅が狭いです。これはエボだけに限らずスポーツ系統の車両すべてに当てはまる事です。
今回RIGIDさんのパーツを使用し、懇意のショップと個人でRIGIDさんとの情報をやり取りした上で保障が無いまま実行いたしましたが形になるまでが大変でした。恐らくオーリンズDFVだとすんなり行ったかも。もしくはRIGIDさんに実績のある車高調を教えて貰うのも一つの手です。GABの車高調はRIGIDさんのパーツ+純正パーツ+車高調のアッパー部分のパーツで行けるかも。純正アッパー車高調を目指す方は実績ある物をお勧めします。
結論ですが施工実績の無い車高調を純正アッパー交換する場合、オー○バックスのような順番に組み上げて付けるだけみたいな量販店では対応が難しいと思います。車高調の事をしっかり理解した熟練の技術を持つ店員が居て、必要強度を持つ材質を選び旋盤での削り加工やパイプ切断加工が出来、車高調の様々なパーツのストックを持つ柔軟な対応が出来るショップで無いと無理です。勘違いしてもらっては困りますが、車高調本体には加工しません。手こずるのは純正マウントを装着する為の細かいパーツ類の話です。今回の場合、アッパーマウントセンターナット(アッパーマウント固定ナット)が一回り?大きい=締めるねじ山部分が純正や他の車高調より太かったので完全な純正部品流用は出来ませんでした。
大まかな工程やレビューは別の機会に。
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Posted at
2013/08/30 21:39:45
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