• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

いたきちのブログ一覧

2006年08月15日 イイね!

龍がごとく。 第3話

<前回までのあらすじ>

大阪を統括する、青い龍と黄色い虎。
尖ったナイフの様な若造である俺を真正面から受け止めてくれるオジキの二人。
杯をかわし(チェリーコークでね)晴れて、兄弟分になった。

そしてこのまま穏やかな日々が続くと誰もが思い始めたころであった。



ほんまのあらすじ①

ほんまのあらすじ②







「くそ!なんだこの渋滞は!?」






俺は、怒っていた。


大都会大阪は、お盆の時期ということもあり、いつも以上に人と車が溢れていた。



「まるでコンクリートジャンゴーだな・・・。」




声にならない独り言を俺は吐き捨てた。











予定より、30分遅れで黒ボン本部に着いた。























向かいの特設駐車場(コンビニ付き)には。。。。
















すでに、黄色い虎、ぴかりん氏青い龍、aoimp氏、また組員の車がズラリ。






「なんだ?きょうは。。。。。」






俺はいつもと違う雰囲気を感じ取っていた。





「ザース!!」





誰にも負けないくらい大きな声を出し、事務所のドアを開けた。

勢いをつけたのは遅刻に対する謝罪の意味も込めたつもりだ。

























「おお。おつかれ。まあゆっくりしいや。」




意外な反応だった、半分死を覚悟した俺は、肩透かしを食らった感じだ。





今回は、組員も多く集まっていた。





円。    和歌山総括危険物管理者乙。


こん。   和歌山オオトバックスCM広告係。


うーやん。 大阪南港まんびょんごう積み込み係。


ケン。   大阪網走番外地脱走兵補佐。




各支部の幹部クラスだ。





俺は全員に地面に着きそうになるくらい、頭を下げ挨拶をした。




俺は、おびえていたのだ。

学生の頃は「白いモンブラン」の異名をとった俺が。











「・・・自分・・・緊張しとんのか?・・・かわいいやっちゃな?・・・のう?兄弟達!」



こん。が見かねて声をかけてくれた。





「がははははは!心配するな!食べたりせーへんがな!」





円。の言葉の笑いが起こった。





俺は、こぶしを握り締めながら顔では満開の笑顔を作った。





これがここでの生きていくすべてだ。






「おお!みんな下のピットに来てくれるか?」





青い龍のaoimp氏の一言で、強面幹部達が素直に階段をおりていく。



勿論俺も続いた。





















そこでは数名のスタッフがいそがしそうに働いていた。



みんな黒ボン入隊希望者だ。地方から流れ着いてきたのだろう。


















aoimp氏の一声で、場に緊張がはしる。





「はよせいや!」







「ただいま!おい!おまえら!」




スタッフのリ―ダーらしき人物の顔が恐怖で歪む。





思わず俺は目をそらした。





「準備できました!」





























そこには、ワイドフェンダーキットと、リアバンパーが並べられた。










・・・・・・・すごい!これは・・・?








「うん?電話係(俺のこと)。興味あるか?」








「はい!これは・・・・リアのフェンダーですね?」






そう応えた俺に氏が言った。














「違う。これはウロコや。ワシの・・・・ワシのウロコなんや。」






「・・・・・?」







「ワシは飛ぶで。2ヶ月や。2ヵ月後にワシはホンモンの龍のなるんや!」






その言葉は強く、そしてあくまでも真っ直ぐだ。







「おい!一回あわせてみい!」




「へい!」






各支部では幹部の人たちも、ここ本部では1兵隊。

みんな慌しく動き出した。









その作業を見ながら、氏は俺に耳打ちをした。






「お前はどっちにつくんや・・・。」









「・・・・・・え?」






いきなりのことで理解できない。





氏は、さらに続けた。












「お前は・・・・龍につくんか・・・それとも・・・・虎につくんか?」















とっさに俺は黄色い虎、ぴかりん氏の方に目線をうつした。















氏は、背中を向け遠くを見つめながらタバコを吸い続けていた。






















              続く。かも?(笑)







Posted at 2006/08/15 10:26:40 | コメント(29) | トラックバック(0) | スタジオいたきち | 日記
2006年07月12日 イイね!

龍がごとく。(後編)

前回までのあらすじ。

M&Aを繰り返し、物言う株主の地位を築づき上げたイ・タキチ。
全てを手に入れたように見えたが、愛車のF40での帰り道、突然オレンジ色の光に包まれ気を失う。
気を取り戻した時には、なぜかキューブで大阪を走行していた。
わけがわからないイ・タキチは、とりあえず目についたカーショップに車を止めた。


















ぴかりん氏は怒っていた。


どうやらキューブが気に入らないらしい。
氏は、俺のメインの車をまっていたのだ。





「すいませんでした。(給食)当番係。」





「もうええがな、ほやけどな2度目はないで。」





「・・・・はい。」







さすが大阪の虎といわれた人だ。
殺気がみなぎっていた。






「ところで(給食)当番係。・・・・トラブルとは?」




俺は気まずい雰囲気をそらす様に、話題を本題に振った。




「ああ、そやったな。・・・・あそこ見てみ。」




氏が指差す方向には、人だかりが出来ていた。


















そこにはaoimp氏を中心に、なにやら重苦しい空気が漂っていた。




aoimp総括部長兼ソムリエ。



関西にその名を轟かす大物。






「あれは・・・?」




俺の質問をさえぎるように氏は語りはじめた。



「(給食係)補佐、お前TE37のGTRサイズって知ってるか?」




「・・・・・?」





「TE37とはホイルの事や。そしてGTRサイズとは、文字通りスカイラインGTR用に作られたサイズ、つまりaoimp部長の車であるインプレッサには履けないサイズや。」



氏はそれだけ言って、ハマキに火をつけた。




なるほど。全てを察した。




部長は、そのサイズを入れようとしてるのだ!





「・・・GTRサイズにもな・・・2種類あるんや。」





「・・・・・え?」





「これを見てみろ。」




























「・・・・・?」




俺にはいまいちわからなかった。






「わからんのか?しゃあないな。これを見てみろ。」


















「どや?2つのホイルのスポークの落ち方が違うやろ?」






「・・・・あ!確かに・・・。」







その時、部長から声がかかった。






「おーい!(給食係)補佐!!こっち来て見てくれるか?」




すぐさま部長のもとに走る。




「おまえ・・・・・これどう思う?」




数々の修羅場をくぐりぬけた部長が、愛車を指差した。











































「・・・・・・・どや?どう思う?」




部長の目が光る。





ここでの答えは一つだ。









「・・・・・・・ら、楽勝・・・ですね。」




俺は恐ろしさのあまり、うそをついた。







「おお!そうやろ!そうやろ!俺もそう思ってたんや!おう!もういってええぞ。」




部長は豪快に笑った。




顔面の血が引いていく・・・・。



あの答えで・・・・良かったのだろうか?






なおも部長は、メカニックと話を続けていた。













「・・・・・おまえ・・・・さっきのホンマの答えか?」





氏が、俺に近づきニヤリと笑った。

やはりこの人には全てお見通しのようだ。







「おまえもよう・・・こっちでやっていくなら・・・・よう見とくんやで。」




氏はさらに部長の方に体を向けた。





「今のお前にあれが見えるか?」

























「・・・・・・・?」






わからない。ただ言い合ってるのはわかるが・・・・








「よう見てみい!!!・・・あれが・・・あの人の生き方や。」










俺は目を見開き、さらに注視した。





















「・・・・・・・・・あ!み、見える!!」
















































そこには一匹の青い龍が舞っていた。
















                終わり。




            (なんちゅう話(笑))



Posted at 2006/07/12 21:55:29 | コメント(32) | トラックバック(0) | スタジオいたきち | 日記
2006年07月11日 イイね!

龍がごとく。

「・・・はい。ではのちほど。」




俺はため息と同時に携帯を閉じた。




時計を見る。午後5時を回った所だった。




・・・・間に合うか?




心でつぶやきながら俺は車のイグニッションをひねった。




月曜の午後5時。和歌山の街もラッシュタイムが始まろうとしていた。












電話の主は、大阪の ぴかりん氏だった。大阪黒ボン隊、突撃部隊兼給食当番。



泣く子もだまる、大阪の虎だ。



関西インプ会から流れてきたらしいが詳細は誰にもわからない。



知ってはいけないかもしれない。






黒ボン本部で・・・・トラブル。




よくあることだ。別に驚くことはない。
イキのいい若いもんがいるらしい。

つまり・・・・俺だ。



黒ボンに拾われて1年。その男気を買われて、黒ボン非常勤苦情受付兼、給食係補佐にまで上りつめた。


世間一般にゴミと呼ばれた俺は、どうやらここの水が合ってるらしい。
生傷は絶えないが、傷の分だけ男を上げてきた。



「しかし、この渋滞・・・・さすが眠らない街・・・だな。」



やっとところで高速飛び乗った。















よし。いけ。





助走路の必要なんて意味がない。


右足をフロアーいっぱいに踏み込むだけで景色が歪む。



















・・・・・・・さすがの・・・加速だ。







走るのは追い越し車線のみ。














必要以上に煽らなくても大丈夫だ。追い越し車線を走る前車のドライバーに少し俺の車の存在を知らせるだけでOK。





勿論ブレーキなども必要ない。

ただアクセルを踏み続けるのみ。





そして高速出口に。















俺はETCを装備していない。
付けれないのではなく、付けないのだ。



ここで、頭の中をクールに冷やし、リセットする。


ETCゲートくぐって、下道に行ってしまったら自分でもどうなるかわからない。

















国道に出る。シフトダウンを繰り返すごとに高架下の壁に反射し、こちらに跳ね返る。
交差点の信号待ちをしている車両が一斉にこちらに視線を向ける。



が、気にしない。



俺は、アクセルを踏み続けるだけ。





高速を降りれば、約束の場所まですぐそこ。



いったい何をもめてるんだろう・・・。


確かにいつもと少し様子が違う気が・・・・?







そんなことを考えながら、目的地に着いた。






























大阪黒ボン隊本部。裏にはカーボン工場。地下にはオークワの惣菜店。







・・・・ぴかりん氏がこちらを見つけ、なにやら叫んでる。








・・・・いや、怒ってる?








俺は愛車を、近くの駐車場に止めた。









なぜ・・・ぴかりん氏は怒っているのだろう?











































           続く。・・・・・かどうかは・・(?)(笑)









Posted at 2006/07/11 20:55:43 | コメント(35) | トラックバック(0) | スタジオいたきち | 日記
2006年03月22日 イイね!

スタジオいたきち最新作☆

「ドン!!」


ウータン「すいません!大丈夫ですか!?」


カチン 「あ、大丈夫ですよ!」


ウータン「でも、エアバック作動するくらいぶつけたから。。」


カチン 「ははは・・・。じゃあ、今からお茶しません?」


ウータン「・・・え?」





















出会いは偶然だった。

インプレッサ22Bの廃車と引き換えに、カチンとウータンは出会い、そして恋に落ちた。



スタジオいたきち最新作。



あなたは、ほんとのラブストーリーを知ってますか?

















ウータン「ねえ!この雑誌見て!三重県にデッカイ風車あるみたい!これ見たいなあ~」






カチン 「ふーん、また今度なあ」


ウータン「またあ!そういっていつも連れてってくれないじゃない!」


カチン 「近いからすぐ行けるじゃない?そのうちな!」


ウータン「もう!約束だよ!」





















運命のいたずらは突然二人を襲う。



















カチン「・・・・・先生、もう一度いってください・・・」


こんちゃん(医者役)「ウータンさんは・・・重症です・・。」


カチン「・・・病名は・・・?」


こんちゃん「オラ・ウータン・ナルカモ病です。・・・彼女はこれからさらにオラウータン化していくでしょう。」


カチン「・・・・助かる方法は?」


こんちゃん「ありません。・・・・残酷なようですが、もって・・・3月21日・・・・。」


カチン「・・・・・なんでだよ!!あいつが何したっていうんだあ!!」


こんちゃん「き、君!!く、くるしいよ!!」






















病名を隠して看病するカチン。気づき始めるウータン。


















ウータン「私、どうなるのかな・・・?ウキ」


カチン 「・・・そうだ!今度三重に行こう!前から行きたがってた風車を見に行こう!!」


ウータン「・・・・・・うん。うきー。」


カチン 「OK!じゃあ・・・3月21日だ!」



















カチン 「くそう!!なんでこんなに渋滞してるんだ!!」


ウータン「・・・だめなの・・・?」


カチン 「だ、大丈夫だって!まかせなって!」


ウータン「・・・・。」


カチン 「・・・・・・・・。」




「よければ、お手伝いしましょうか?」



カチン 「・・・あなた達は??」


































カチン 「あともうすこしだ!がんばれ!!」


ウータン「・・・・ウキ
















二人を襲う謎の病気そして・・・・・


































と、



































脚本 いたきち。



撮影 てきとー



音楽 あなた好みで☆








主演は、前作「わたしの車はピッチ100」で、世界が恋をした・・・



ヤオ・リョーキンジョ・ドット・コム。

























監督 いたきち。





























ウータン「あの写真・・・・ある?」


カチン 「ああ。いつも持ってる。」














かぎを握る、一枚の






























あなたは心に、きっといつまでも残るであろう。







究極のラブストーリー。








スタジオいたきち最新作!!



































































































公開未定!!!(笑)

本編はありません(^^)
予告が、本編です。あしからず!!


(ちょっと身内ネタ過ぎたかな?(笑))



        「風車とあいつとイナバウアー製作委員会。」
Posted at 2006/03/22 21:03:30 | コメント(29) | トラックバック(0) | スタジオいたきち | 日記
2005年12月18日 イイね!

冬のどなた。(特典映像♪)

みなさんこんばんわ(^^9


えー、長いこと連載(?)していた「冬のどなた。」ですが、無事終わる事ができました。みなさんの暖かい応援のおかげですM(__)M




今回は映像化は絶対不可能といわれた「冬のどなた。」



しかしいたきちの熱い熱意が、ハリウッドのドリームワークスとピクサ―を動かし見事に成功しました。



その映像を今夜、日本の皆さんだけに・・・すこし裏側をご紹介しましょう(^^)/







まずはこの映像!










追い詰められたいたきちが、危機一髪!ジャンプでかわしたこの映像!

みなさんは「高橋レーシング」のスタントと思われたのではないでしょうか?


実はCGだったのです!!



この1カットのために、専用のソフトを開発したと聞いています(^^)




では元の映像は・・・・これ!










どうですか!!奥さん!!(><)



ちなみに腕はわたくしです(--)











つづきまして・・・・これ!












いたきち2000がジャンプし、それをよそ見していた男が電柱にぶつかるという斬新な結末!!

コッポラも絶賛でした(^^)







この元の映像が・・・・・・・これ!










ファンタジスタ!!!(>O<)



素晴らしい!!まさにハリウット!!
もはやココまでしなくても!という芸術の域ですね(^^)









最後に・・・・・・・・これ!














いたきち号を見つめる謎の人影!!




前半の印象的なカットですね(^^)




では元の画像を見てもらいましょう!!どうぞ!















全米が恋をした最高の画像!!(>O<)/







・・・・・・え?影で車隠してるだけって?(・・)




ちちち・・・・。(00)


よくいたきち号の後ろを見てください!




後続の2台が消えてるでしょ?(^^)

この画像を見たデビット・カッパ―フィールドは泣き崩れたらしいです
(TT)なむー







いかがでしたでしょうか?(^^)なかなか面白かったでしょ?
このアナログ感がよかったのかもしれないですね(笑)



ではみなさん、おやすみなさい・・・・(__)♪
Posted at 2005/12/18 00:49:53 | コメント(18) | トラックバック(0) | スタジオいたきち | 日記

プロフィール

ブーストアップもしてないライトチューンです。 車はかっこよくないとね♪ ・・・をモットーに、スローカーライフしております。 最近手に入れた52キャ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

岡山国際 1眼レフ 撮影aoimpさん 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/02 19:54:13
いたきちさんのスバル インプレッサ WRX STI 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/27 20:25:34
ブロンズ装着しました。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/01/03 21:59:54

愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
落ち着くために買ったインプレッサです(’’)
その他 その他 その他 その他
ここは、倉庫ですので覗いてもなにもありませんよ(^^)
スズキ キャリイトラック スズキ キャリイトラック
もらいものです。 期待してなかったけど超おもしろい! NAやけど5速なんで、結構走り ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
オイラの青春です(笑)

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation