
滋賀県近江八幡市にあるボウリング場で昨年12月、女性店員に土下座を強要したとして、逮捕・起訴されていた男に大津地裁が実刑判決を言い渡しました。
発表によると大津地裁は3月18日、滋賀県近江八幡市出町に住む塗装工・寺方和哉被告(27)に対して、懲役8月(求刑・懲役1年)の実刑判決を言い渡したということです。寺方和哉=てらかた かずや
この事件は2014年12月6日午前1時20分ころ、近江八幡市出町の複合施設「アクト近江八幡2番館(ACT近江八幡2番館)」内にあるボウリング場・エースレーンで、女性店員に土下座を強要したもの。
寺方和哉被告は16歳と17歳の少女ら2人と遊んでいましたが、エースレーンの女性店員がこの少女らに対して年齢確認を求めたところ、なぜか寺方和哉被告が激怒。「店のモン壊したろか?!」などと怒鳴りつけ、土下座を強要したということです。
この際に一緒にいた1人の少女が「たえぴ(@taep524)」という名前でTwitterをしており、「店員が土下座しよった笑」「くそおもろかったわ~笑」などと土下座する女性店員の写真画像を投稿するなどしており、逮捕前から大きな炎上騒ぎとなっていました。
大津地裁の小野裕信裁判官は、寺方和哉被告の判決を言い渡す際に「被害者は屈辱的な対応を余儀なくされた。強要行為の大部分を行っている主犯としての責任は免れない」といったことを述べたということです。
逮捕当初、少女2人が容疑を認める中で、寺方和哉被告は1人「相手が勝手に土下座した」などと供述し容疑を否認していましたが、その言い分は通らなかった模様。
なお、たえぴ含む少女2人は今年1月に大津家裁に送致されたということですが、その後どのような処分が言い渡されたのかは不明です。
たえぴが投稿していた土下座の画像
たえぴはTwitter上に「アクトにボーリングしにいこーとしたらもめて、最終的に店員が土下座しよった笑 めっちゃおもろいわー」などと土下座画像を掲載してツイートした上、さらに「くそおもろかったわ~笑」と4枚の画像を投稿。
寺方和哉被告が問われた罪の法定刑
関連する犯罪の法定刑
強要罪…3年以下の懲役
2015年3月18日
編集部
事件
バカッター 土下座 強要 滋賀
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Posted at 2015/03/19 02:11:02 | |
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