

中東の経済インターネットサイト“Arabian Business.com”は2009年のF1ドライバーの年俸を試算し、全F1ドライバーの年俸総額は、1億3,000万ドル(約118億円)にも上ると発表した。
今シーズンのF1ドライバーで最も年俸が高いのはフェラーリのキミ・ライコネンで推定年俸は4,500万ドル(約41億円)となっており、これはドライバー全体の35%を占めるそうだ。
知られているように今年でフェラーリを下ろされる彼だが、2010年までフェラーリと契約を結んでいるため、フェラーリ側の事情で1年前倒しで契約を終了することが決定している。そのため、ライコネンは仮に来年なにも仕事をしなかったとしても違約金として41億円を受け取ることなる。
2位はマクラーレンのルイス・ハミルトンの1,800万ドル(約16億円)。
3位は来年からフェラーリへの移籍が決定しているルノーのフェルナンド・アロンソの1,500万ドル(14億円)となっている。上位3名はいずれもワールドチャンピオン経験者だ。
今年ワールドチャンピオンを獲得したジェンソン・バトンは、ホンダF1時代の昨年は1,200万ドル(約11億円)という高収入を得ていたが、ブラウンGPの財政を救うために500万ドル(約4億5,000万円)への減額を受け入れている。
一方、チームメイトのルーベンス・バリチュロは、わずか 100万ドル(約9,000万円)しか得ていない。
あのバリチェロが9000万円ってのはビックリだね!!
単純にキミ・ライコネンの1/40だから、バリチェロって評価が以外に低いということなのかな!?
今年で、ウィリアムズのシートを失う中嶋一貴だが、年俸はペイドライバー扱いで基本給0ドルとの評価。同じくロマン・グロージャン、小林可夢偉も基本給は受け取っていないとされている。
これらの数字は基本給に過ぎず、金額的にはその3倍にも達するスポンサーシップやその他の収入を含んでいないとしているから、実際はどうなんだろうね?!
2009年 F1ドライバー 年俸(推定)基本給のみ
1. キミ・ライコネン(フェラーリ) : 4,500万ドル(約40億9,000万円)
2. ルイス・ハミルトン(マクラーレン) : 1,800万ドル(約16億3,000万円)
3. フェルナンド・アロンソ(ルノー) : 1,500万ドル(約13億6,000万円)
4. ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ) : 850万ドル(約7億7,000万円)
5. フェリペ・マッサ(フェラーリ) : 800万ドル(約7億2,600万円)
6. ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ) : 650万ドル(約5億9,000万円)
7. セバスチャン・ベッテル(レッドブル) : 600万ドル(約5億4,500万円)
8. マーク・ウェバー(レッドブル) : 550万ドル(約5億円)
9. ジェンソン・バトン(ブラウンGP) : 500万ドル(約4億5,000万円)
10. ロバート・クビサ(BMWザウバー) : 450万ドル(約4億万円)
11. ヘイキ・コバライネン(マクラーレン) : 350万ドル(約3億1,800万円)
12. ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー) : 280万ドル(約2億5,000万円)
13. ティモ・グロック(トヨタ) : 200万ドル(約1億8,000万円)
14. ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ) : 150万ドル(約1億3,600万円)
15. セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ) : 150万ドル(約1億3,600万円)
16. ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP) : 100万ドル(約9,000万円)
17. ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ) : 50万ドル(約4,500万円)
--. エイドリアン・スーティル(フォース・インディア) : 0ドル(レンタルドライバー)
--. 中嶋一貴(ウィリアムズ) : 0ドル
--. 小林可夢偉(トヨタ) : 0ドル
--. ヴィタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア) : 0ドル
--. ロマン・グロージャン(ルノー) : 0ドル
ということで、世界のトップレーサーでもこんな大きな格差が有るのはちょっとビックリでした。
でも、きっと彼らは”お金”じゃないんだろうね・・・・
”お金だけ”を求めたら1流には登れないのは、どの世界でも同じ!!
やはり一流の人間は”自分の喜び”より”人の喜び”を考えていると思う。
だからこそ、命を懸けてレースがやれるんじゃないかな(^-^)
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