
最近、ちょっと個性的なwデザインで話題になった新型アルト。
79年の初代登場から早くも8代目となったんですね。
何でも、新型のアルトは初代に回帰したデザインを狙った、などと言われています。
つまり、軽自動車の本来の立ち位置になって、極力、シンプルに簡便に使いやすく、といったところでしょうか。
では、そのシンプル、簡便、というコンセプトから、ちょっと色気を出してwファッショナブル、オバちゃん向けでなく若い女性向けとして宗旨替え(?)をした2代目アルトのカタログ(前期の終盤、昭和61年3月のカタログです)を・・・・。

ご存知のとおり、2代目には小林麻美さんを起用して広告、CM、そしてカタログに出ていらっしゃいました。
このフォトだけでも、ターゲットユーザーやコンセプトの変更が如実に表れているようです。

おっ、ハンバーガー食べてる(笑)
こういうシーンがサマになるのは、やはり美人さんだからでしょうねwww
オートチョークなどが紹介されているのが時代ですね。
また、81年の初代ピアッツァに端を発したサテライトスイッチのテイストが軽自動車にもwww
これ、アイデアも操作性もまずまずでしたが、クリック感がユルユルで、昔の子供向けおもちゃのくるくるムービー(正式名は不明です)のダイヤルのようだった記憶が(笑)
また、チルトステアリングが付いてるのもコスト至上主義からの脱出と言えましょうか。
但し、やはりコスト自体はそうそう割けるものでもないらしく、ステアリングの支持剛性が低かったのがツライwww

2代目アルト「最大の」ウリwが、回転ドライバーズシート!!・・・・・
だったはずなのですが、初期のカタログとは違って小さい写真で隅っこに追いやられています。
これも、試したことがありましたが特別使いやすい印象はなかったです。3代目にも引き継がれたことから一定の支持はあったのでしょう。
回転したあと、ドライブポジションに戻した際、きちんとロックされていないと「ピャー」という警報音がうるさくてwww
で、今改めて見て気づいたのですが、助手席にも回転シートが(オプションで)あったんですね。
知りませんでした(汗)

当時の4WDブームは、とうとう軽ボンバンの世界にも。
この頃は既にスバルのレックスやダイハツのミラにも4WDがあり、スズキとしては「負けておられん」こともあり、早急に追加してきたものと思われますwww

FFが5タイプ。4WDが2タイプとなっています。
4WDはマニュアルのみですが5段。
FFのマニュアルは4段のみ、上位4グレードには2段オートマチックが選べます。
後には、このボディにツインカムやターボ、さらにはどちらもドッキングした初代WORKSも追加されていきますが、正直このボディにツインカムターボは、やり過ぎだったような(もちろんノーマルより強化されてますが)。
そして、好景気になっていくとともにアルトも初代のシンプル、簡便さから豪華、高性能路線へとシフトしていきますが、今度のアルトはもうじき発売される、ターボRS仕様などもあるものの比較的シンプルで嵩の低い車高は、全高の高い車種よりは基本的な操縦安定性もより廉価に実現できるはずで、そういった点でも好ましく思えます。

右の下部に
「アルトと大衆バンの経費比較表」なるものが表記されています。
アルトに限らず、軽自動車の登録車両との経費、主に税金面の優遇は大事なセールスポイントですから、他社のカタログにも大抵この種の比較表は載っていましたね。
しかし、ご存知のように今年の4月から軽自動車税もグッと上がってしまいます。
そして、またも13年超のクルマは増税だとか。
エエかげんにせえよ!!
これぞ「外道の統率」©大西瀧治郎
バカの一つ覚えで、財源が足りない=売れてる商品からボッタくればイイじゃん
これじゃあ、アコギなキャバクラだけを取り締まってもダメなんじゃないスか?wwwww
国レベルで、似たようなことやってんですから。
本来はメーカーさんも今回の件はもっと反発するべき、とは思いますが今まで「免税」だ「減税」だので新車販売の後押しをしてもらってましたからね。
しかもお上ときたら、言うに事欠いて、「普通車との格差是正」だと(失笑)
そんなに「格差」とやらが気になるのだったら、「軽自動車」というそのものの枠を撤廃したほうが、よっぽど説得力がありますが。
そうなった時も、メーカーさんは黙って指くわえてんですかね?
だいぶ、話が逸れました(汗)
当時のCM。
そして、このアルトのCMに出演される7年前に出演されていた、資生堂の「ピュアレディ」のCM.
どっちかってーと、このショートの彼女の方が自分の好みです(←誰もお前の好みなんて聞いてねーよ!w)
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2015/03/01 20:21:08