2014年01月18日
・・・などと大げさなものではありませんが、個人的な勝手な感想と軽く読んでいただければと思いますwww
この曲、覚えてらっしゃいますか?
そうです、コレです!!
懐かしいな~。
S12シルビアのCMです。
この頃のシルビアのイメージと言えば、スペシャリティカーとはいえ、日産らしく硬派な感じで何はなくとも「走り」だろう!といった感じでしたね。
先代は
これですから(笑)
ユーザー層もどちらかといえば若向け、といった感じでしょうか。
S12のCMでは、シフトダウンをしたシルビアが赤い車をぶち抜くシーンがありますが、自分は長年当時提携したアルファロメオのスッドかなんかと思っていましたが、どうも違うっぽいwww
画像も粗いし一瞬なので特定はできませんが、自分が見たところBMWの1600シリーズかなあ?と思ったのですが。
S12は、昭和58年登場、61年には大掛かりなマイナーチェンジも挙行したものの売れ行きは伸びずライバルのプレリュードが記録的なヒットをする中、地味な存在となっていました。
そして起死回生の一発!!
S13.
曲はプロコル・ハルムの青い影
これは、先代、先々代からするとかなりイメージを変えようとしていますね。
ユーザー層も、メーカーのターゲット的には若干上を狙った感じもありますね
プレリュードを意識しつつも、FRで走りもアピールする。
この時代の日産はマーケティングも冴えていましたね。
このS13の主管でEXAも担当された川村紘一郎さんは一躍有名になりました。
そして、2リッターになったマイナーチェンジ時のCM
曲は
クライズラー&カンパニーの水族館。
自分はこの曲が好きで、しばらく携帯の着信音もこれでした。
S13は目論見通りヒット。ソフトなイメージのライバル、プレリュードも駆逐に成功。
一方では当時の若者(自分ですwww)達にも走りで支持されユーザー層も2極分化したような気がします。
そして平成5年 S14へとチェンジします。
このモデルチェンジは日産も頭が痛かっただろうと思います。
この平成5年に登場したクルマはシルビアに限らず、バブル期に仕込まれたとあって、5ナンバー超えのサイズ(特に幅)になる車が多く、このS14も御多分に漏れずサイズアップされてしまい、前記の「走り好きの若者」も若干懐疑的な評価で、売れ行きもいっぺんに落ち込んでしまいます。
個人的には、走った印象では決してS13に劣っているとは思いませんでしたが、内外装のデザインと質感がS13より見劣りしたのが、イマイチな評価の要因だったようにも感じます。
後期では、当時流行のツリ目となり「やはり、走り屋と命運をともにしよう!」ww的な覚悟が感じられました。
出演されてるのは宝生舞さん。
最近見ませんがお元気なんでしょうか?
そして
S15へ・・・・。
曲はシェリル・クロウのEveryday Is A Winding Road
もう曲名からして走る気マンマンなワケで(爆)
結局、このS15をもってシルビアは終焉を迎えるのですが、最後はまたスリムな5ナンバーになってカタチもスタイリッシュ、Aピラーに補助計を設えるなどアフターマーケットのパーツばりな装備も施して
日本国内におけるクーペ市場のあり方を体現したのですが、世のSUV&ミニバンの躍進によって、散ってしまいました。
シルビアのCMを例えにしてまいりましたが、国内のクーペ市場はご存知の通り、ほとんど同じような運命をたどりました。
また、初代や2代目が入っていませんでしたし、S110~S15までの間でも、全てのCMを網羅したわけではありませんが、なんとなくメーカーが意図する想定ユーザーやまたメーカーの「心変わり」wwwも手に取るようにわかるような感じがしますよね。
大げさなタイトルのわりに、何が言いたいのかイマイチわかりづらかったブログですが、
最後に各メーカーさんに
「安全装備の充実、何でも勝手にやってくれる自動車も良いですが、それらが売れて儲かったらでイイですから、このシルビアのようなちょうど良いサイズの誰が運転しても楽しさが感じられる、そしてリーズナブルに購入できるクルマをお願いしますよ!!」
の言葉で締めたいと思います。
Posted at 2014/01/18 20:50:45 | |
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