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2013年07月14日 イイね!

マツダ ペルソナ

マツダ ペルソナ今回は、昨日のインフィニティよりほぼ1年前に発売された、マツダペルソナのカタログです。
この頃は、トヨタが85年に発売したカリーナEDが爆発的に売れていて、どこのメーカーも
「うちもなんとか、近い商品を」と考えられていたことと思います。

そこで、マツダなりに独創性を持たせて登場した(であろう)クルマがこのペルソナ。
マツダが着眼したのは「インテリア」。
そのセンスの善し悪し、好き嫌いは別にして、確かにクルマの内装でここまで割り切ったクルマはそれまでに例がなかったとは思います。

表紙をめくって、折り込んだページを開くと、まずこの内装の写真。
普通クルマのカタログといえば、7:3くらいの前からのエクステリアの写真が普通ですが、やはり
「ウリ」とあって、まずはココから、ということなのでしょう。


さらにページをめくりますと、前、後席のシートの写真が。
前席のシートのサイド部がアームレストになってるのが、目新しいですね。
また、後席のアームレストは取り外して使用することも可能です。



室内の輪郭もとにかくラウンド感というかラウンジ調にこだわっているのがわかります。
前席のシートベルトは、リアドアにリトラクターが内蔵されていて、もちろん前席の人間がシートベルトをした状態で、リアドアを開けても締め付けられたりしない工夫がされています。


運転席もとにかく「女性」を意識したとかで、各スイッチ類など女性の長爪でも操作しやすいように考慮したとか。
ただ、カペラ/テルスターと共通のATのシフトレバーは、若干無骨な感じもしますが。


こちらは、布シート仕様です。
最初に革仕様を見せられると、ちょっとインパクトに欠けます(笑)



ここでようやくwww外装の写真が・・・。


普通は1番最初のページに載りそうなカットが15ページ目にして登場(笑)
当時も今見ても、それほど素晴らしいデザインだとは思いません(失礼)が、シンプルで独特なプロポーションは不思議と古さを感じないと個人的には感じます。

昨日のブログのインフィニティのフロントエンブレムは七宝焼、ということでしたが、このペルソナもエンブレムの1部分に七宝を埋め込んであるそう。

外装での特徴は、アーチ状のルーフサイド部でしょうか?
実車で見た覚えがないのですが、この写真ではそのルーフサイドラインを別塗りにした「ルーフサイド2トーン」がオプションで選べたそうです。

カタログ中盤に出てくる、コンセプトを訴えるページ。

「初めに美女ありき」wwだそうで、イングリット・バーグマンの写真が登場。
自分はこの女優さんのことをよく知りませんが、映画監督にワンオフのすげーフェラーリをもらった人、ということは雑誌を読んで知りましたwww
確か、日本人では阿川泰子さんと阿木耀子さんをイメージされたとかで、このお2人にはペルソナが贈られた、とも聞きました。
阿川泰子さんといえば、ピアッツァ!!なんですが(笑)
実際には阿川さんはマセラッティのスパイダーやディムラーW6とこのペルソナをしばらく同時所有されていたようなんですね。

話が逸れました(汗)

タイプAが布内装。

タイプBが革内装。
それぞれに、ガソリンの1800SOHCと2000DOHCがあり全4タイプという実にシンプルなグレード構成。

各装備品の紹介ページ。
アルミホイールが当時のBMWっぽいww
また、マツダお得意の「スイングルーバー」これは、自分が過去乗っていたHCルーチェにもありましたがことのほか使い勝手がイイ!!


ペルソナは、内装を重点に開発が進められたわけですが、その中でも灰皿&シガーライター、グローブボックスが排されたというのが、特記すべきことでした。
実際にはこのページの小物入れ部分に灰皿がオプションでつくし、グローブボックスの代わりにシートバックのポケットを大きめに作ったりと、クレームが最小限で済むような「保険」は掛けたものの、ここまで割り切れたというのは、当時の時代性もあったからなのかもしれません。

昨日のインフィニティもそうですが、この時代だからこそできた冒険や試みが現在では
「無駄」「なかったこと」のようになっているのは、非常に残念です。

ペルソナ自体は1代限りでなくなってしまいましたが、思想的には後のコスモやMS-8などに受け継がれたのかなと思います。と言っても、この2車もその後消えてしまったのですが・・・。

それにしても、家族環境が大きく変わったわけではないのに、4ドアで居住性を重要視しない車があれだけ流行ったのに、今では真逆のハイト系多人数乗り車以外は「お呼びじゃない」状況。
日本って「振り」が激しいですね(笑)
Posted at 2013/07/14 22:16:01 | コメント(9) | トラックバック(1) | 日記
2013年07月14日 イイね!

他人の気がしないwww


久しぶりに初代プレセアを見ました。後期ものでナンバーも当時(92年)からのものがぶら下がってました。
運転手さんも車と同じくらいの年式(笑)の若者でした。
(ちなみにアウディの燃料計はEMPTYを指して警告灯がついていますが、満タンですww)

あえて、ウチのアウディの車窓から撮ったのは、デザイン面で遠い、というか割と近いw
関係があるからで、ご存知の方も多いと思いますが、この初代プレセアや初代セフィーロなど日産が勢いに乗っていた頃のクルマのデザインを担当されていた和田さんは、ウチが乗っているC5系のアウディのデザインに衝撃を受けられてアウディ社に移籍されたとのことで、和田さんのブログを拝見するとその時の印象や感想を語っておられて、オーナーの自分としてはニンマリしてしまうのです。

もちろん、自分は乗っているだけですから自分が褒められてるわけではありませんが、やっぱり嬉しいものですね。

だって、このデザインが好きでたまりませんもの!!
特に

このお尻がwww
Posted at 2013/07/14 20:57:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月13日 イイね!

う~ん、バブリーwww

う~ん、バブリーwww久しぶりのカタログから、今日はバブル真っ只中に登場した。
「インフィニティQ45」を。
この頃、各社は円高に苛まれ、1台あたりの単価の大きいモデルの開発に追われていたと思われます。
日産はこのインフィニティ。トヨタはセルシオ。ホンダはレジェンド(NSX)。マツダや三菱はフォーマルな高級車でなく、RX-7や3000GT(GTO)などのスポーツ路線で、円高を乗り切ろうとしていたのでしょう。
話が逸れましたが、このQ45、本当に鳴り物入りの登場でしたよね~。
この頃、Y31シーマがバカ売れして、更にその上級バージョンといった意味でも、前記のトヨタのセルシオとの対決といった意味でも。

当時の久米豊社長のコメントが載るページ。
「創造性」「個性」「オリジナリティ」とにかく、ここにこだわりたかったようです。
メインテーマが「ジャパン・オリジナル」ですからね~。
ただ、最初にこだわった点がことごとく受け入れられず、後期ではあれほど嫌っていた(?)木目やフロントグリルを採用したのは、残念だったと言えます。
個人的には前期のグリルレスよりは、やはり後期の「アリ」の方が整っていて好きですが、車自体の勢いというか、意気込みは圧倒的に前期の方を支持したいwww


これまた物議を醸したwフロントのエンブレム。この名古屋地下鉄のシンボルのようなマーク自体はともかく、周りを縁取る「唐草模様」がちょっと・・・・。

ちなみに名古屋地下鉄のマークですwww



そういえば、唐草模様が示す通り(?)現役時は「本職」の方々にはセルシオよりこちらの方が人気があったような(笑)


サイドのモールが前から後ろまで「1本」のアルミでできてることを示す写真。
確か当時、「世界一長い一体モール」と自慢していたような。
また、ドアハンドルも触感にこだわったダイキャスト製法だとか。


写真で見ると、スリムなんですが実際に見るとちょっと○ブなんですよね~。


前述の通り、最初は木目を採用しないという信念wだったためスッキリしたコクピット。
ココは、ハッキリ前期の方が自分は好きです。

レザーとウール地のシート2態。
どうせ「ジャパンオリジナル」にこだわるなら、初代~2代目セドリックにあった「西陣織」を採用すればよかったのに、と思わされますww
皮シートの「エッグシェル」色の内装はスゴい。まあ、実用車として使用するには「汚れが目立つ」とかいって敬遠されてしまいますが。

そして、メカニズム面でのハイライト「アクテイブサスペンション」を紹介するページ。
当時、どこが1番最初に市販するか?
とやたら注目されてましたよね~。
海外のロータスや意外にもボルボが積極的でこの2社が有力、なんて言われてました。
エアーで制御したアクテイブサスということでは、ご存知E30系ギャランに採用されたのが最初だったわけですが、油圧でバネも一切使用しないというものでは、日産が1番乗りだったと思います。

確かトヨタもセリカで1番乗りを狙っていたんですが、発表はセリカも早かったものの、発表、発売の点でインフィニティの方が早かったと記憶しています(違ってたらスミマセン)。
それにセリカの「アクテイブ・スポーツ」は完全に限定車扱いのようでしたしね。

いずれにせよ、こんなメカニズムの点で先陣争いをしていた時代。・・・・健全でした(笑)


内外装のカラー見本。

皮シートが4色、モケットが3色。
ボディカラーが10色。
これだけ組み合わせが選べるというのは良いですね~。
自分ならダークレッドにエッグシェル内装かな~(←聞いてないw)

キーのデザインにもこだわりが・・・。
確か、オプションで18金とかのヤツもありましたっけ(汗)

個人的にもっとも推したいのが

「KOKONインスト」であるわけですよ(笑)

なんと、木目の代わりに「漆」を用意していたわけですよ皆さん(爆)
写真ではわかりづらいですが、自分が一回だけ見た際の記憶を辿ると・・・・

プラスチックに模様があるようにしか見えない(泣)

車の内装という過酷な条件に耐えられるように、ということで、かなりご苦労されたであろう

制作に関わった方には、申し訳ないのですがどうしてもそんな「高級品」には見えない。
高級品慣れしていない、こちらの眼力にも問題はあると思うのですがww

プラスチックと書きましたが、実際はベースにチタンというこれまた高価なものを使用しているわけで、これは、本当に素晴らしいチャレンジだったと思います。
これも、もし自分が買うなら絶対装備されてるものを選びたい!
後期は、ポリシーを曲げて木目、しかも本木でなく木目調ですからね、この差は大きいと思いました。



うーん、1番廉価なものでも520万円。でも、これは消費税導入前のシーマのタイプⅡリミテッドより10万円高ですから、内容を考えれば安いのではないかと思います。
自分の欲しいバージョンだとww630万円か~。

それでも、当時の輸入車、メルセデス・ベンツならミデイアムクラスの230E(4気筒)、BMWでも525(6気筒)が買えるかな、といったところですから、これは安いと言えましょう。

実際、同じようなクラス、価格帯のライバル、セルシオはいろんな意味で、世界制覇してしまったのですからね。

インフィニティが一般受けしなかったのは、ある意味当然かと思います。
でも、いろんな嗜好を持った方がいるのですから、こんなコンセプトの高級車があっても良かったとは思いますよ。
今じゃ軽からミニバン、高級車まで画一化されてしまい、サイズの大小や排気量の大小でしか選びようがないのが現実ですから・・・。
Posted at 2013/07/13 18:28:16 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月13日 イイね!

これぞ、クルマのあるべきCM!だと思う。



普通の「ファミリーカー」のCMなのに、アツい!!
クルマは走るものなのだから、走りに力が入って、当たり前、だと個人的には思います。

あくまで、ドライバーの意思で操作する、しかし、一般的な「腕」では限界もある。
そこをサポートしよう。というのがこの頃までの各社の考えだったと思えるのですが、最近は
ハナっから、「ハイハイ、クソ素人は黙って適当に運転しときゃいいんだよ、あとはこっちで何とかすっからよ。」
と聞こえてなりませんwww

このCMの見所は、覆面の旧型U11セダン(でしょうか、自分にはこのCMの放映時、現役だったT12スタンザにも見えるのですがw)との比較映像ですかね~。

覆面車の方はかなりわざとらしいwwwww

まあ、CMだから仕方ないし、一般人の運転を表現してるのだから当たり前なのですが、テストドライバーが本気で走れば、ABSがなくてもABS付きと同じように停れるし、低μ路面でのスラロームも余裕で走っちゃいますもんね!!
カッコいい、憧れますね~。
Posted at 2013/07/13 13:26:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月13日 イイね!

昔の名前で出ています



昔はフィットもシティだったんですね~(笑)

「自分に合った車が、イイと思う。」

・・・・。まったくですね(汗)
Posted at 2013/07/13 13:05:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   10/01 18:28
slcinquecentoです。クルマに関しては、ストライクゾーンがかなりワイドです。少し旧めの欧州車全般、80年代のGMのCカーやクライスラーKカーなどの一般...
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