
今回はとっても懐かしいクルマ、というかスモールクラスのスペシャリティカーというジャンル自体も懐かしいですよネ!!
昭和57年のパルサーEXAです。
コレが出たときには衝撃的でしたね~。
なんといっても「超」ウエッジシェイプwww
カッコいいとかカッコ悪いではなく、とにかくインパクトがある、そんなクルマでした。

イメージキャラクターには、サザンオールスターズと森英恵さん。(EXAだけでなくN12パルサー全般の)
このページにはサザンオールスターズだけですけどね。
そして、このページには
「ライトウエイト・スポーツの世界に躍り出たスペシャリティクーペ、パルサーEXA。」
とありますが、スペシャリティはともかくライトウエイト「スポーツ」だったとは(笑)
また
「風を友とする‘スピンドルシェイプ’」とあり、クジラクラウンのスタイルを称するのもこのネーミングでしたし、最近のトヨタ&レクサスが盛んに使っているスピンドルグリルなどと並んで、30年前の日産もこのような呼び方をしていたのかと、あらためて驚いた次第です。
「ウインドウにはヨーロッパの高級車に多く採用されている‘ブロンズガラス’を装備」
80年代の初頭、流行りましたよね~、ブロンズガラス。
確かに、なんとなくエキゾチックwで高級感があったとは思います。
「EXA=エクサとは~10の18乗で100京(!!)を意味する。~このクルマの限りない魅力を表現するネーミング~」
だそうで、なかなか深い思いが込められていたのだな~と今更感心しました(笑)

デザインについては好き好きがありますから一概には言えませんが、いかにも80年代の日産らしくシャープでディテールの荒さはともかく個性的でヨカッタとは思います。
当時はミッドシップ的デザイン、とも評されていましたが、確かにAW系MR-2やフィアットX1-9に通じるものも感じられるかもしれませんね。
個人的には下の赤い方はリベルタ・ビラ‘クーペ’に見えてしまいますがwww

外装に比して大人しいコクピット。
まあ、中身は「普通」のパルサーと共用ですから仕方ないですね。

シートサイズのわりにヘッドレストがデカいwww

今ではあまり見かけなくなった、透視図。
E型エンジンはいかにも日産らしく、頑丈で力強くはありましたが、振動や騒音はあまり気にしてなかった感じでした。
当時B11サニーに乗られていた父の知り合いのお話ではE型エンジンは、燃費もかなりよかったようですね。
残念ながら「ターボ」仕様が登場するまでデジタルメーターは無かったんですね(笑)
まあ、追加されたデジパネもスピードだけがデジタルで、デジパネ好きの心はあまり掴めなかったんですがww
装備の1本レバー式オープナーもこの頃の日産が盛んに使っていました。

ターボが登場するまでは、キャブレターとインジェクション仕様の2種類のみとシンプルな構成でした。
そういえば、ターボ追加と共にドアミラー仕様が登場しましたが、このN12系が日本初だったんですよね。
おそらくはこの直後にフルチェンジされるカローラに先を越されまいという、日産の意地だったんでしょうね!!
良い時代でした(笑)
ここで、森英恵さん登場www
この時代日産は、C31ローレルには、「ジバンシィ」そしてパルサーには「Hanae Mori」とファッション系(?)デザイナーを起用するのが、流行りだったんでしょうか?
3ドア5ドアハッチバック、4ドアサルーン、そしてこのEXAとバリエーション豊かだったんですね~。
ハッチバックは、どうしてもアルファのアルナとしての出で立ちに興味が(爆)

「世界に愛される 先進技術の日産」
「お近くの’世界の‘パルサー販売へどうぞ」
と、これまた懐かしいワードが並ぶ裏表紙。
この30年で自動車業界(以外もですが)はまったく変わってしまいましたが、車に特に興味のない人たちも車に対する夢を持っていたこの時代。
もうこんな時代は来ないでしょうが、安く、軽く、楽しいスポーティカーの再来は強くメーカーさんには望みたいですね。
そしてCMです。
衣装は勿論、「Hanae Mori」
曲も勿論、サザンで「走れトーキョータウン」
でも、サニーがB11にフルチェンジした際に松坂慶子さんの衣装を担当してたのも森さんだったんだよな~(笑)
そして、後に追加されたターボのCMです。
う~ん、エキサイティングっ!!
Posted at 2013/09/17 19:48:57 | |
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