
今回は、ちょっと(かなり)旧いファミリアのカタログです。(1972年9月)
以前のΣのカタログの時にも記しましたが、自分の親父はΣに買い換える前は、昭和51年式のグランドファミリアのセダンに乗っていました。
実は、今回もその親父が乗っていた、セダンの後期、丸ライト顔のカタログを上げようと思っていたのですが、行方不明で(汗)
その代わり、何故か前期の角目クーペのカタログが出てきましたのでこちらをご紹介(というほどのものでは、ありませんが。)します。

今回は、文は控えめ、その代わり全てのページをアップさせて頂きます。

1300シリーズDX

1300シリーズFX

1300シリーズGF

1300シリーズ 標準車
標準車というネーミングが泣けてきます(笑)
標準車~DX~FX~GFの順で豪華になります。(そのわりに、何故か標準車が1300シリーズの1番最後に出ています。)
70年代らしいモデルさんのファッションがステキです。

いやあ、シンプル極まるwww
これでも別にいいんだよな~。
この写真、ストライプのような線がぼやけて入っていますが、外から撮影してるので熱線が写ってるんですね。
今ならありえませんが、きっと熱線装備!をさりげなく自慢したかったのかもしれません(笑)

右に「S」クーペの文字も見えますが、このブラウンのクルマはSシリーズではなく1300シリーズでありATシフトレバーが表すとおり
その名もAutomatic。1300のこのモデルのみオートマチック、その他は4段マニュアルです。

ここから1500シリーズ。1500はSシリーズと呼ばれるようです。タイプはFX

最上級のSシリーズ GFⅡ
高性能モデルとしては、サバンナがあるわけですからそう尖る必要はないかもしれませんが、当時はどんな感じで受け入れられていたのでしょうか。

1300は最高速度155Km/h
1500は同じく160Km/h
最高速が記されてるのが時代ですが、確かこのあとすぐにこの最高速やレースで何勝、みたいなのは広告などで自粛になったのですよね。

メカニズム、機能を紹介したページ。
OHCエンジン、スタビライザー、タンデムマスターシリンダー、など現在では珍しくない機能(SOHCはここ日本では逆に珍しいかもw)
78%で「ワイド」な扁平率を謳うタイヤ。バイアスタイヤですが
「ラジアルタイヤよりもさらに幅が広い超扁平~」とあるのが、現在の目からすると驚きですね。
右はじには、ゼロヨンのタイムがwwww
1300で17.4秒、1500Sシリーズは、なんと16.6秒!!
コレ、相当速いスよねwww
いくら排ガス対策前とはいえ。
先ほど出た熱線リアデフォッガーは、「フロントウインドのデフロスターと連動・・・」というのも、現在では有り得ませんw
リバーシブルキーというのも、42歳の自分ですら新鮮な響きwww
昔はキーの「向き」があったんですよね~。現在でも重機やフォークリフトなどは向きがあるので急いでる時はイライラしますw

マツダ純正オリジナルアクセサリー
う~ん、セフティスコープとレーシングスクリーン、リアウインドーバイザーにテールウイングは是非、装備したいもんですね。

ここの装備品で思い出したのが、「6種類の操作ができるコンビネーションスイッチ」
親父のファミリアもそうでしたが、ステアリングコラムの右に生えたレバーは、この1本で
「フラッシャー」「ロー/ハイビーム切り換え」「ウオッシャー」と「パーキングライト」が操作できるのですが、パーキングライト機能がなく、代わりにワイパー機能がつく点を除けばメルセデスと同じ方式なんですね。
自分のR129もそうですが、このデジャブ感はなんだろう?と思ってましたが親父のグランドファミリアだったんだ、ということに今、気づきました(爆)
ちなみに、ヘッドライトスイッチレバーは左のコラムについています。(メルセデスはドライバーのドア側のダッシュボードにダイアル式にパーキングライトとともについています。)

裏表紙の「クルマの主流をかえるロータリーのマツダ」
と、レシプロのファミリアのカタログに書いてあるのが面白いですね。
あてにはなりませんが(汗)、後期、セダンのカタログも見つかったら上げたいと思います。
Posted at 2014/02/16 19:51:26 | |
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