
どーも!!1ヶ月ぶりの更新、失礼します。
昨日は出勤で仕事中にR1を走っていたら10数台前くらいで、暴走車が飛び出してきてそのあとをすぐにパトカーがサイレンを鳴らしつつ追跡していました。
そして、暴走車はR1から脇道へ曲がったようですが何となくw逃走者の気持ちがわかるww自分は、その暴走車がそろそろR1へ再び戻ってくる気がして、かなり速度を抑えて走っていました。
すると・・・・、
ビンゴ!!(笑)
やっぱりなv(⌒o⌒)v自分の前を走っていた4トンの前にいきなり飛び出してきやがりました。
その4トンも急ブレーキをかけて本当に僅かな差で衝突は免れましたが、まったく迷惑な野郎です。(しかも、その暴走車が初代のプレミオだったので、飛び出してきた瞬間、こいつは覆面なのかと思いましたwww)
ところでwカーチェイスといえば、昔の東映作品はなかなかのものがありましたね。
そのなかでも異色なのが

コレですwww
トラックとパトカーのカーチェイスという破天荒さ(爆)
国家権力に喧嘩を売るかのような、この現在では絶対お目にかかれない映画トラック野郎シリーズ!!
自分はこのトラック野郎「天下御免」を親父に連れられていったのを今でもよ~く覚えています。
今にして思えば、下ネタ&お色気シーン全開なこの作品を5歳の自分と見に行った親父って・・・(笑)
で、ようやく本題なワケですwww
89年登場のアスコット(前期)です。
ハイ、お分かりですねw
そうです。自分が今の仕事を目指すきっかけとなったトラック野郎で主演された菅原文太さんがCMにカタログに登場されるアスコットです。
ご存知のとおり、89年といえば日本車が頂点に立ったと言われて、今でも評価が衰えない名車が数多く輩出された年でもあります。
その中で、翌年にNSXの販売を控えたホンダが屋台骨を支える重要な商品、アコードのフルチェンジを行ったのがこの年でありました。
このCB系アコードが出る前に様々なスクープ記事が踊りました。
「今度のアコードは、ハードトップになって4WSが付き、エンジンは縦置きだ。」
とか、「ステアリングギアボックスに工夫がされて、低速では大きく切れ、高速では少ししか切れないバリアブルレシオを速度に応じてアクティブに可変させるシステムを搭載。」「インテグラで好評のVTECも載るらしい。」などなど、読んだ者を興奮させたものです。
実際には、最初の例は確かに当たっているのですが、兄弟車によって採用車があったりなかったりで、全部装備された車種はありませんでしたし、2番目の例はこの約10年後にS2000に搭載されたVGSのことを説明しているようだしw
とにかく、いずれにせよかなり期待を持って待たれていたニューモデルだったと言えましょう。
その兄弟車である1台のアスコットは、ボディ形状はセダンでアコードのメカニズムと共通します。
(ちなみにそれまでアコードと兄弟車であった、ビガーは、ハードトップとなり新たに登場したアコードインスパイアの兄弟車となりました。)


端が切れていて申し訳ありませんが、端正な6ライトのサルーンでアコードより若干、上のクラスに位置づけられ、また想定ユーザー層も少し上、というのが当時のホンダの考えだったようです。

内装のカラーリングは以前アップしたCA系のアコードに近い感じがありますが、インパネのデザインなどはより落ち着いた=高級な印象のものとなりました。

期待されたVTECはありませんでしたが、どのエンジンもスムーズでパワーもあり燃費もそこそこ良い、というホンダらしいバランスを持ったエンジンシリーズ。
そして、スペシャリティカーのプレリュードに採用され好評だったホンダ4WSが、ついに「普通」のセダンにも搭載されることになりました。
さすがに、プレリュードよりマイルドな味付けになっていましたが、滅多に使用されない後席のプレリュードなら問題ないものの、セダンで後席を使用する機会が断然多いこのクルマではやはり
後席の乗客から不評が出たようですね。
自分も4WS付きの後席に乗せてもらったことがありますが、かなり違和感がありました。

4WS以外は、比較的オーソドックスな装備ばかりで特筆するものはありませんが、

上で記したように、アコードより若干クラスが上級というのはこのグレード設定に現れています。
アコードですと2000のDOHC Siが最上級仕様なのですがアスコットにはさらに2,0Si PRESTIGE
なるグレードが設定されており、といっても実質、本革(とパワー)シートが付くかつかないかといった違いなのですが、これは前モデルのCA系アコード(後期)にあった「EXCLUSIVE」に似た性格のグレードですね。
このバブル狂乱の時期にあって、比較的地味に見えたアスコット、そしてアコードは大ヒットとはなりませんでした。
その代わり、同じアコードの車名を残しつつ当時の高級車のスタンダードである、ハードトップを採用し、また5気筒エンジンやフロントミドシップ、内装には本木を使用するなどしてアピールしたインスパイアが大人気になった影響もあるでしょう。
でも、この4気筒シリーズは派手なアピールはなく、それだけに却って「クール」な印象もありましたし複雑な機構を持つ5気筒シリーズよりトラブルも少なかったことを付け加えておきましょう(笑)
さて、文太兄ィですがwww
やはり、乗用車のイメージと合わなかったかwwわりとすぐに降板されてしまったのが残念でした。
(山下真司さんは、この後もしばらく続投されます。)
そうですよね~。トラック野郎シリーズが終わって(当時)10年経っていたとはいえ文太兄ィにはクルマといえば、
11トン車のイメージしかないですもん(爆)
蛇足ながら、それでも菅原文太さんはこのアスコットより随分以前のプリンススカイラインのカタログにモデルで出演されていらっしゃいましたし、10年前に亡くなる直前の親父と行った菅原文太さんのトークショーの際は、
「自分は運転が嫌いだから、今はまったく運転しない。」とおっしゃっていました(笑)
い、イメージがwww
また、「自分はよく広島県出身と間違われるが、本当は宮城県なんだよw」ともおっしゃっていました。
やはり、イメージによる先入観というのはコワイwですね~。
といっても、現在は

なんですけどねwwww
最後になりましたが、自分の仕事の都合で来週より皆様にコメントができなかったり、コメント等いただいていても返信が遅くなったりということが多くなりそうなので、ご報告致します。
そんなわけですが、今後ともお付き合いよろしくお願いします。
また毎度、自己中心的なページにお越しになっていただき、本当にありがとうございます。
slcinquecento