11月21日(金)。
残業もし、一度帰宅し、札幌駅へ向かいます。

今回の旅のお供は、青森なので太宰をチョイス。
太宰をちゃんと読むのは初めて。
人間失格…こんなにモテモテでどこが人間失格やねん!(屮゚Д゚)屮
夜9時、札幌駅バスターミナルをしゅっぱーつ。
高速に乗ってからは苫小牧まであっという間ですね。
FTに到着し、乗船手続。
混むので、先に乗船名簿を書いておいた方がいいですよ。
特に2等だと、なるべく早く乗船していい場所を確保しないと!
乗船口に近い2等や女性専用の部屋など見て回りましたが、
どこもすでにいい場所(携帯充電のためのコンセントの近く)は埋まってて。
とりあえず女性専用の部屋に寝床を確保して船内散策へ。
すると、上の階にも2等部屋があって、ガラガラ!
すぐ荷物を移動して、コンセント確保!
ちなみに旅人のマナーとして、トリプルタップを持ち歩いています。(笑)
新日本海フェリーと違って毛布がないんですね…
枕だけです。
寝床を確保したら、すぐさまお風呂!
出港後だととにかく混むので。
洗い場が4つしかなく、しかもシャワーの水圧がとても弱いので時間がかかる。(^^;
早め行動のおかげですぐ洗い場を確保できました。
お風呂から上がると出港。
苫小牧の灯が離れていく…
毛布の貸出(有料)もありましたが、
暖房も効いてるし上着もあるし、そのまま寝ました…
…が、暖房消された!!(屮゚Д゚)屮
寒い…寒い…ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
何度も目が覚めて、寝た気がしない…
11月22日(土)

船上から朝日を眺めるも、雲に邪魔される。
青森県がうっすらと。

入港!
初・青森上陸!\(^o^)/

バスで本八戸駅へ向かいます。

青森ホリデーパスを購入。2470円。
次の列車まで1時間近くあるので、
売店でせんべい汁セットを買いまくり。
やっぱり八戸で買いたいし、朝市で買えるとは限らないし。
青森県南部地方の名物といえば、南部せんべいですけども。
柿の種とブレンドされたり、チョコと混ぜたり。
こんなにアレンジされた商品がたくさん!
どんなけ南部せんべい好きなの。(笑)
FTには札幌ナンバーのトラックが多かったり、
FT~本八戸へのバスの中では北海道医療大学の広告があったり、
本八戸駅前にはツルハがあったり、
どうも本州に来た気がしないけども、
たわわに実る柿を見ると、やっぱり本州なんだなぁ。
JRに乗ります。

津波への対応。
ちょっと切なくなるけど、大切なこと。
陸奥湊駅へ向かいます。
駅前にはイサバのカッチャ【市場のかあさん】の像が。巨乳!\(^o^)/
5人ぐらいのおじさん観光客にシャッターをお願いして、
私もお返しに撮影。
おじさんたち、やっぱりおっぱいが気になるみたいで笑顔で下から支えてた。
やっぱり男性はおっぱい好きなんだね。(笑)
有名な朝市とはいえ、時間的に終わりかけでほとんど人もいない。
道端に座っておばあちゃんが南部せんべいをつまみながら焼きおにぎりとお餅を売ってた。
こんないい雰囲気のおばあちゃんが笑顔で「囲炉裏で焼いた」と言うならば、
買うしかないだろう!(笑)
夕方に食べたから冷めちゃったけどね。

各100円♪
焼きおにぎりは味噌味で、中に優しい味のお漬物のようなものが入ってた。(食べちゃってよくわからなかった)
草もちは、とても濃い草の香り(*´∀`*)

ここが朝市のメインっぽい。
釧路の和商市場の勝手丼システムと同じで、
とりあえず白ごはん(100円)を購入。
「せんべい汁もあるよ」って言われて購入!(150円)
よかった!!
せんべい汁、実は朝や昼に食べられるお店が見つからなくて、
朝市でも毎日食べられるわけじゃないって書かれてたから。
しかし、本来なら先にお刺身やおかずを買ってからご飯を買うっぽい…
順番間違えたな。(^^;
ご飯とせんべい汁を席に置いて、お店めぐり。
しかしこれが正解。
買い物して席に戻ると、もうご飯売り切れだった!(@@)
イカのお刺身を買ったお店のご夫婦とおしゃべりしたけど、
お父さんの南部弁が全くわからない(;´Д`A
同じ日本でここまでわからないとは…日本って広い。

念願のせんべい汁!旨い!(*´∀`*)

お刺身でプチ海鮮丼♪
お刺身3種盛とイカが各210円でマグロが400円ぐらいだったかな。
マグロはもっと少なく切ってあげようかって言われたけど、1パック買いました(*´艸`)
ちなみに大間産じゃなくてインドネシア産。
まぁ、雰囲気雰囲気。(笑)
そうこうしてたら電車の時間が迫ってきたので慌てて駅に戻る。
八戸でJRから青い森鉄道に乗り換える。

ボックス席にはそれぞれ1~2人が座ってる程度の混み具合で、
私は幸い、海側の進行方向窓際席を確保できた。
ボストンバッグを置いて、電車の写真を撮りにホームに出て戻ったら…
私のボストンバッグを座席側によけて、私が座るはずだった席に座ってる兄ちゃんが…(-_-メ
満席ってわけでもないし、普通、座っても向かいだろう…
所作を見てると、どうやら若干鉄っぽい。
あてつけのように横の席に座りましたが。( ゚д゚)、ペッ
その兄ちゃん、向いにも荷物置いてたからね。
野辺地あたりで動いたから降りるのかと思いきや、
違う席の窓際へ...なんやねん。
まぁこれで私も車窓を堪能できるというものです。

電車で青森駅に向かう途中、海が綺麗だったので浅虫温泉で途中下車。
10分ほど歩いて公衆浴場の松の湯へ向かいます。
350円だったかな。

貸切ー!\(^o^)/
途中から地元のおばあちゃんが入ってきた。
話しかけられても津軽弁が全くわからない(;´Д`A
おばあちゃんが長い間独身だというのはわかった。(笑)
私が旅人だと知って、ゆっくり話してもらってやっと半分。
お孫さんが東京だけど、遊びに来てもやっぱり伝わらないって。
同じ日本でここまでわからないとは…日本って広い。(2回目)
同じ県内で津軽弁と南部弁も通じないっていうからすごいよね。
おばあちゃん達とおしゃべりして「まぁ!体ツヤツヤ!」などと絶賛されてたら、
乗る予定だった電車に乗れない時間に。
まぁ、気分いいから良し。(笑)
お風呂から出て汗がダラダラ出て、
休憩所でポカリ飲んでたら、温泉のお父さんに話しかけられる。
プチ観光案内されてたら、次の電車にも乗れない時間に…
青森駅の近くで津軽三味線を聴く予定がダメになったけど、まぁこれも旅ならではだね(;´Д`A
この温泉の裏の旅館が棟方志功のゆかりの宿らしく版画を見ていくようにお父さんに猛プッシュされる。
外まで出て、「あっちに進むとカカシがあるから!」と道案内。
カカシ…??

これがお父さんの言うところの「カカシ」らしい。(笑)
旅館の人に「版画を見に来ました」って言ったら電気つけてくれました。
勢いある作品で、キャラの濃そうな人だなぁ。
駅に戻り、駅前の道の駅でつがるりんごソフトクリームもぐもぐ。
しかしこれはソフトクリームやない!
とけかけのりんごシャーベットや!(屮゚Д゚)屮
そしてまた列車に乗り遅れるorz
体が冷えてきたので駅前の足湯で温まる。
青森で乗り換え、弘前まで。
雨か…
小雨に濡れながらも、途中で金券ショップがあり
青森駅までの安いきっぷをGET♪
宿にチェックイン。
今日のお宿は「弘前プリンスホテル」。

(翌朝撮影)
プリンス感が少ない、古びたホテルです。(^^;
なぜかロビーの小さな冷蔵庫にリンゴが入ってた。
さすが青森。
かなり疲れてて寒気がひどいので薬飲んでちょっと寝てから、食事に。
いわゆる「飲み屋街」は駅前からかなり離れてるようで。
そこまで行く元気もないので、駅前でぶらぶら探す。
チェーン店ばかりで、1人で飲めるようなお店もあまりないなぁ…
ネットで調べた雪月花へ。
覗いてみると、カウンターで女性が1人で飲んでたし。

5種類ぐらいから選べる弘前のお酒3種類を少しずつと、
津軽の郷土料理である、ほたて貝味噌焼きと茄子シソ巻き焼きを。

お酒もお料理も美味しくて幸せー(≧∇≦)
お酒は菊盛が好み♪
バイトの女の子に、お酒とかお料理のこと聞いたり、
食べながら地図を見て明日のルートを考えてたりしてたら、
カウンターで一人飲みしてた地元のお姉さんから「旅行ですか?」と話しかけられた。
それを機に、お姉さんとバイトの女の子たちで女子会状態でおしゃべり(*´∀`*)
お料理はママ1人で作ってるんだけど、
お店のママのご兄弟が来られてて奥で宴会をされていたようで。
他のお客さんが帰り、私たちもそこそこ食べたタイミングだったので食べ物の注文は控えてママにはそちらに行ってもらえるし、
私たちは気兼ねなく話せて、いいタイミングだったなー。
おつまみでポテチごちそうになりました(*´∀`*)
弘前名物「イガメンチ」が売り切れで食べられなかったのが残念だけど、
これはまた、食べるために弘前に来いってことなのかな。
みんな名前も知らないまま別れたけど、楽しい夜でした。
思い出深い土地がまたひとつ増えました。
これだから、旅はやめられない( ^ω^ )