これまでのガタピシとの戦い

ビートを所有して６年経過し、経年、オープンボディ、硬めの足ということもあり、様々なガタピシ音との戦いがありました。
ガタピシ音は発生箇所、原因等を特定するのがかなり大変ですが、根気強く追っていった結果、全て解決し快適な環境となったので紹介します。同じような症状の方は参考になさってください。

まず、助手席ダッシュボード下あたりからのカタカタ音、これはヒーターブロアーに巻かれているスポンジの劣化により緩衝されずに振動していたためでした。市販のスポンジを貼り直し解決。
次に低中回転からのジャラジャラ音、これはみなさんお馴染みのクラッチのダンパースプリングの共振によるものでした。再発防止のためアイシン製のクラッチに交換済みです。
一番悩んだのがドアパネルあたりからのキュルキュル音、これは何度もドアパネルを外しては色々な部分の増し締め→試走行を繰り返しましたが解決せず。ひょっとして耳の錯覚で違う部分から鳴ってる？と考え、行き着いた場所がダッシュボード下部（画像の部分）を取り付けるための金属製クリップでした。クリップの張りが弱くなっておりカタカタ動くことで、キュルキュルと鳴っていました。思い込みでドア側を疑っていましたが、人間の感覚は鈍いものだと感じました。
さらにドアと言えば、ガラスのカタカタ音、これも室内側のスタビライザーを交換しましたが、まだまだ遊びが多く改善しなかったので、車外側のドアモールを交換するとしっかり挟み込まれるようになり遊びもなくなった結果、カタカタ音もなくなりました。
続いて、エンジン回転が上がる過程での助手席側エンジンルームあたりからのジャラジャラ音、クラッチのジャラジャラと似たような感じですが、これはエアインテーク取付のクリップがゆるくなっているのが原因で共振していました。
その他、サンバイザー上のルーフを固定するアタッチメントからのガタガタ音や他にも細かなものは数知れずありましたが、いま現在では不快な音はほとんどしなくなり、気持ちの良いエンジン音のみ鳴り響いております。気になる部分が改善するとより愛着が湧くものですね。
以上、長文になりましたが参考まで。