
マツダ車を4700台乗せたまま航行不能に陥った輸送船(クーガーエース)の状況は以前の
ブログでも書きましたが
マツダは全4700台を廃棄することに決めたそうです
マツダブランドの維持向上と安全を優先させたのがその理由とのことですが
それは、格安中古車を待ち望んでいた米国ユーザ、そして何より地球にとって優しくない決断ですね
環境保護団体からクレームの対応方法について考えておいた方がいいですよマツダさん!
(以下、media.mazda.comより)マツダ株式会社と同社の北米事業統括会社マツダ・ノース・アメリカン・オペレーションズ(MNAO)は、今年7月下旬にアリューシャン列島南方海上で大きく姿勢を崩し航行不能となった自動車運搬船「クーガーエース」に積載していた米国およびカナダ向けのすべてのマツダ車を廃棄することを決定した。
MNAOのジム・オサリバン社長兼CEOは、「米国と日本のR&Dセンターのエンジニアが車両の損害状況を厳しく検査した結果、お客様の最善を考えた最適な処置として、全積載車両4,703台を市場に流通させないという結論に至った。この決断がマツダブランドの維持向上につながると確信している」と語った。
クーガーエースは事故後およそ1ヵ月に渡って60度以上傾いた状態で浮揚しており、船体姿勢の立て直し後、米国オレゴン州ポートランド港に曳航され、荷降ろしと船体修理が行われた。
またオサリバン社長は、「クーガーエースに積載されていた車両の中には長期間に渡って、急傾斜の状態で固定されていたにもかかわらず、外見ではまったく損傷のないものや、その程度が僅かなものもあったが、お客様の安心と安全を最優先とし、中古車としても一切販売しないこととした」と語った。
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Posted at
2006/12/16 09:02:19