
おこんばんわ。
ニャホニャホさんだよ。今日の名前はジャックとニャホニャホさんと豆の木です。
あーイライラする。
ところで我々の会社、
日本チョメ太の会では
とくに脈絡もなく
イライラする、チョメ太イライラする、とつぶやきます。
が、
イライラする
=ワクワクする、たのしい、嬉しい、死ねばいいのに、はやく帰りたい
ほか様々な用途で用いられます。
言葉に新しい意味を創造する文化人の集団です。
現在会員は募集しておりません。
※※※
前置きが長くなりましたが
先日NDロードスターを購入したニャホニャホさん、
きょうマツダのディーラーさんに書類を届けにいきました。
そしたら来週の発売日に先駆けて、
NDロードスター展示車両が到着していました。
右は
ソウルレッドプレミアムメタリック
左は
セラミックメタリック
しかも3台も。
奥は
アークティックホワイト
湘南マツダさんやる気です!
売る気おまんまんです。
しかもその1台は、
ニャホニャホさんがオーダーしたのと同じ
ソウルレッドのS(ベースグレード)。
エクステリアは全車共通ですが
室内の、マツダコネクト(モニター)の有無で判別できます。

シンプルです。
ラジオしかついてません。
嬉しくなって
撫でたりさすったり、匂いを嗅いでおりましたら
カチョーさん登場。
ひとまわりしてみます?
って。
あいあい。
しましします。ひとまわりしまぁす。
どうもすみません・・・。
契約したお客の冷やかしにお時間を取って頂いて、、たいへんありがたいです。
で、さっそくクラッチを踏み込み、
スターターボタンを押してエンジンスタート!
キュキュキュ
ブブんっ!
へ?
エンジンがかかる瞬間に、
アクセルを煽るプログラムです。
これは前車Z34フェアレディZとおなじで、スポーツカーらしく音を
聴かせる演出。
NDロードスターは、さらにZより大げさで
ひー。マジかよ。
って思っちゃった。あざといです。
クラスの女子の気を引くために
ぼうっきれにうんこ刺して見せびらかしているレベルだと思います。
そんなことしなくても、君がいい子だって僕は知ってる。
でも、気を取り直して、
ドライビングポジションを上半身に合わせてシートスライド。
もう一度クラッチを踏み込む。
なんか遠い。
仕方ないからシートを少し前にスライドすると、
今度はハンドルが近い。
ハンドルにテレスコは無し。
はへ?
その状態でシートを少し倒すと、
たぶんベストポジション?
すこし寝かし気味の姿勢のせいか
運転席の広さ、足元の余裕はNCよりひとまわり小さいかも。
それでも大男のニャホニャホさんが
なんとかポジションを取れるのは助かりました、が・・。
ペダルの配置もNCとは違います。
NDは右足がほぼまっすぐ向きます。NCはすこし右足を開く感じ。
これはよくわかりませんが、きっと正解なのだとおもいます。
と、ここまでは、納得と疑問が入り混じっています。
発進します。
アイドリング状態で
クラッチペダルをそろりと離してスタート。
まったく問題ありません。
トルクもちゃんと出ていてアクセルを煽る必要ゼロ。
これはいいです。
左折してお店を出て、一般道に。
ガン見のBRZの方が入れてくれました。ありがとう。
すこしアクセルを踏むと、ツキがいいです。
すっ
と出ます。
心配していなかったけど、
ちゃんとマツダロードスター。
目隠しで助手席に乗せられても僕はわかります
たぶん。
走り出した瞬間にいろんな意味でほっとして、
ニヤけていたとおもいます。自覚があります。気味が悪いですが。
試乗自体は
街中を談笑しながらのわずかな時間なので
Sの特徴であるロール感いっぱい(のはず)の
走り味はよくわかりませんでした。
やわらかい脚の印象よりも、
むしろ、ボディのしっかり感の強さ、
ステアリングの微振動の少なさやタイヤから伝わる情報が印象的。
NC(僕のはNC前期型)よりもすごく大人っぽく、粗野な感じが薄くて
かなりフィルターにかけられた感がありながら
もちろん、一般的なセダンのようなフィルターではなくて、
路面の状況やタイヤの転がり感はすごく伝わってきて・・・
何を言ってるのか自分でもわかりませんが
非常に洗練されていると感じました。
操舵感も、重すぎず軽すぎず、スポーティです。
信号待ちでストップ。
再スタートします。
1速は優しくつかって、2速に変速。
ちょっと前が空いたので、軽く踏んでみました。
パワー感は・・・
まぁまぁ。
踏めば反射的に反応しますが
思った通り
力感はないです。
でも、
それはあまりネガティブに感じません。
なぜなら操作を行う
ひとつひとつの行程が
超絶気持ちいいw
から。
はっきり言いますと、
NCロードスター比、
チワワ度120%です。
たぶん、NAロードスター比でもいい勝負です。
NAとも、NBとも、もちろんNCとも
ぜんぜん違う機械なのに
どういうわけか
あはは~♪
きもちぃぃおぉぉ
がまったく同じ方向を向いてます。
マツダさん、やりますね。
素性のよさと、作りこみの徹底で
初期モデルでも達成されてる感がします。
で、
もうひとつ、
ちょっと試乗しただけなのに
深く感動を覚えた箇所がありまして。
それは
排気音です。
2速、2500回転くらいから、
アクセルを半開きで
3000回転くらいまでの加速中に奏でる排気音は
雑味がなくて
ほぼミュージック
僕は、
顔も身体も目もアタマも性格も
全部悪いですが
さいきん
耳
にはすこし自信あるんですよ。
SACLAMのマフラーで鍛えてますからね。

(↑Z34 SACLAMサイレンサーキット)
僕が聴きたい排気音は
さまざまな音域のきれいな音色が
うまく調和したときに奏でる、
いわゆる鳴き音。
鳴き音をもとにして、
スーパーカーみたいな車の排気音は
きっと官能的な炸裂音の領域に到達してる気がするんですが、
、
新型ロードスターの排気音、
ちゃんと鳴いてます。聞き取れます。
これは、すごいことだと思います。
だって、
環境性能、
耐久性、
コスト、
全部を満たしたうえで
音域に注ぎ込む余力なんて
普通はないですよね。
メーカーとしてマフラーの要点は、音よりも全てのバランスにあるはず。
NCロードスターの純正マフラーも、
実はいい音を出してましたが
あちらはベースの音量が絞られていて、
いい音域のスイートスポットが狭かったように思います。
片や、NDロードスターは
基本的に、耳障りな音はなしに、
調和した倍音だけが聞こえる領域が多い。
それが心地よいったらありゃしない。
すごく作り込まれた美しい音色です。
たぶん、多くの方にとって
社外品マフラーを必要としないと思います。
替えると、加速性能はともかく
音質の点ではおそらく改悪になる。そんなレベル。
完全に
期待以上だったので
嬉しくなってしまいました。
SACLAMのUさんへ。
NDロードスターのスカイアクティブGは
音量も倍音もばっちりですよ。
音のチューニング材料として、きっと素晴らしい素材です。
見た目に美しく、アクセルを踏めば
官能の4気筒マフリャーつくってくださいね。
めっちゃハードルあげてる(笑)けど、
いい物を作ってくださると期待しています。
※※※
個性的なスタイリング(とくに顔)や、
寝かせ気味のドライビングポジション、
すこしあざといエンジン始動。
個人的にはこのあたりに、ちょいちょい?はあるものの、
総じて予想の範疇、あるいは期待通り、そしていくつかの想像以上がありました。
ちょっと、試乗しただけで、
確信してしまったことが3つあります。
○NDロードスターが
僕のNCロードスターの血を確実にひいていること。
○ロードスター一族が目指している方向、目的地は、
4世代ともずっと同じであったこと。
○でも、目標地到達の手段は各世代で異なること。
スポーツカーがフルモデルチェンジして、
パワーが40馬力もダウンして、スピードは遅くなってしまう
こんなリスキーなモデルチェンジが、
これまでにあったでしょうか。
取った手段のすべては、
きっと唯一の目的を達成するため。
目的は
ドライバーを楽しませること。
NDロードスターはNCとは違う。
NA、NBともやっぱり違う。
でも、目的は同じ。
武器は最新のスカイアクティブテクノロジー。
排気音に垣間見た渾身の作りこみから感じる期待。
NDロードスターは間違いなく、すばらしい車に仕上がりました。
興味のあるそこなアナタ!
試乗したら、きっと買いたくなりますよ。
乗らないほうがいいですよ!
Posted at 2015/05/16 00:36:59 | |
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ロードスターをいじくってるお話 | 日記