トイレの神様

最近結構流行っていますね。
歌っているのは・・・植村花菜・・・同い年っぽい。

通勤中にラジオでかかっていたり、お店でかかっていたり。
先週たこ焼きパーティーの途中に粉が無くなって深夜にドンキに小麦粉買いに行ったときにも店でかかってました。

うちのおばあさんも結構な年なので1月に実家帰ったときも結構寒さがこたえているような感じでした。
本当は今月の頭に実家に帰る予定だったのでついでにおばあさんにも会おうかと思っていたのですが、
用事が入ってキャンセル。

先週の木曜日に親から「おばあさん入院したから機会があればお見舞いに帰ってやって」って電話があったので実家に帰ることにしました。
連休中に友人の結婚披露パーティーがあったので金曜から仕事を休んで関西まで行く予定だったのですが、
まとまった休みはなかなか取れないので急遽予定変更。

友人に断りの連絡を入れ、予約してあった車検も来週に延ばしてもらって、
木曜の仕事終わったら準備して車で実家に。

途中休憩したSAでもトイレの神様が・・・。

ETC深夜割引の時間になってからICに近い嫁の実家に到着。


「おばあさん亡くなった」と連絡入っていました。
歌詞と違って間に合いませんでした。

僕が実家に向けて出発した直後、容態が急変し、そのまま息を引き取ったとのことです。
運転中に不安を与えるといけないからと、着いてから知らせてもらいました。

親もそこまでは危険な状態じゃないと思っていたようで、
仕事に余裕があったらって感じの連絡でしたが、
「虫の知らせ」でしょうか、帰らないといけないような気がして他の予定をキャンセルして礼服もって実家に向かっていました。

ベッドから落ちたのでしょうか、頭を打ったあとがあってその部分が脳内出血していたらしいです。
もともと高血圧なので。

うちのおばあさんを一言で表すと「頑固」につきます。
「痛い」とか「えらい（しんどい状態を表す方言）」とか絶対に言いません。

「頭打ったところが痛い」って言っていればしかるべき処置ができて延命できたとのことでしたが、
痛いと言わない頑固さのおかげでここまで長生きできたのだと僕は思います。

僕がまだ小さいころ関節の手術をして金属製の関節をつけていたのですが、年々その部分が痛くなっていたはずです。
でも頑固だから車椅子は使わず自分の足で歩いていました。
本来ならば「寝たきり」の状態でもおかしくないのですが頑固ゆえに動く、そのため今まで元気だったのだと思います。

遺影は僕の結婚式のときの写真、笑顔でした。


91歳なので立派な大往生です。
僕だったらそこまで生きれたら悔いはありません。

たくさんの子孫達といろいろな思い出を作り、子孫達に囲まれて死ぬ、
僕も将来そうありたいものです。
さすがに91歳は無理そうですけど。