シロ柴さん企画の春のツーリングへ出かけてきました。
シロ柴さん、
きゃのさんご夫妻とともに所定の集合場所からの出発です。念のためにハイタッチドライブのアプリを起動していたので、離れてしまったときでもお互いの位置が分かって便利でした。
この写真は、途中の道の駅で休憩した時のものです。車のナンバープレートの誤りに気づかれた方は、車好きな人ですね(^^)
快適な山陰道を通り、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムへ到着。廃校になった小学校の円形校舎をリノベーションした建物です。
一部、教室が復元されていました。すべて窓に囲まれていて、日当たりが良さそうな校舎です。
建物中央にらせん階段が配置されています。遊び心があって楽しそうな校舎ですね。
鳥取といえば、私がまず思い浮かぶのが、このアニメか名探偵コナンです。
他にもフィギュアがずらり。詳しい人が見ると楽しいでしょう(^^)
等身大のフィギュア。展示されているものの中で、最も大きいサイズです。息子が触ろうとしましたが、値段を見てすぐにその手を払い除けました(笑)
他にも、今にも動き出しそうなリアルなオオダンゴムシ。
屋上にも上がれるようになっていました。ドアの立て付けが悪くなっているので、ちょっとコツがいるようです。ドアを閉める時に閉まらないと思ったら、おみやげに買った円形劇場の円柱状の菓子箱がドアに挟まれていました(^^;
円形劇場を後にして目的地の道の駅あまるべを目指します。
写真には写っていませんが、柵の向こう側は日本海です。
いよいよ兵庫県に入ります。
この道路は国道178号の旧道で、東浜居組道路の完成により国道の指定から外れました。但馬漁火ラインと名前がついています。海沿いの走りごたえのあるワインディングロードが続きます。2速固定で走ろうとしましたが、息子からうるさいと苦情が出てしまいました(^^;
道の駅あまるべに到着。
11年ぶりにやってきましたが、道の駅ができたり、コンクリート橋が建設されたりと整備が進み、ずいぶん様子が変わっていました。
公園内には旧余部鉄橋の橋脚が3本残っており、当時の面影が残されていました。
その橋脚の一つに余部クリスタルタワーがくっついていました。
構造は旧三江線の宇都井駅を想起させる造りですが、こちらはガラス張りで近代的な雰囲気ですね。
夜になるとこちらもライトアップされるようです。
こちらが11年前の余部鉄橋の様子。この鉄橋の隣にコンクリート橋が建設され、のちに鉄橋が撤去されることになります。
トンネルの入口は当時のままなので、隣に建設されたコンクリート橋はそれに合わせるように緩やかなS字カーブを描いています。
古い鉄橋の一部を切断して看板として再利用しているようですね。
エレベーターに乗るとゆっくり上りながら海沿いの景色が開けてきます。
この橋は地面からの高さが宇都井駅のホームの2倍の41.5mだそうですが、宇都井駅(高さ20m)は階段で登ったこともあり、同じくらい高かったように思えました。
エレベーターから出ると旧余部鉄橋が歩道として整備されていました。レールも歩道の一部として残されていました。
歩道を歩いていくと、餘部駅があります。姫新線に余部(よべ)という駅があるので、区別するために餘部という字にしたそうです。
三江線ラストランのとき以来の鉄道をパシャリ。
クリスタルタワーの見学を終えて、道の駅あまるべで昼食タイム。私は魚菜店丼を選びました。
続いて日本に3つしかないというラチス橋梁を見学しました。こちらは田君川橋梁です。
ワーレントラスというトラス構造を向かい合わせて重ねた形ををより強固なものとするために、部材を格子状に組みこんだ橋です。大型鋼板が入手困難であった時代の苦肉の策だったようです。
旧余部鉄橋は橋脚がトラス構造となっていますが、このような橋をトレッスル橋と呼ぶそうです。
ちょうど列車がやってくる時間に到着したので、列車が通過するのを待ちました。
最初、浜坂発17:19の列車を待ちましたが、私が最寄りの浜坂駅の時刻表だけ見ていたので、浜坂が始発とは知らず、こちらにはやって来ない鳥取行き列車を待ちぼうけ(^^;
続いて浜坂発17:22豊岡行きの列車を撮影することができました(^^)
きちんとダイヤを見てなくてスミマセン…
帰路につく前に、長距離遠征の疲れを癒やすため、湯村温泉に立寄りました。
ここは千年以上の歴史を誇り、元湯からは98度のお湯(日本一高い)が毎分470リットルも湧き出る豊富な温泉です。
温泉浴場だけでなく、各家庭にも温泉水が配給されているそうです。
こちらの名物温泉玉子を作るため、玉子と三角コーナーの水切りネット、そして麻ひもを持参しました。(わざわざ持ってこなくても、近くのお土産屋さんでもネットと紐付きの玉子が販売されています)
湯けむりが立ちこめ、温泉独特の硫黄の臭いが漂います。
さっそく玉子をお湯の中へ投入!元湯から離れているところだったので、20分ほど待って完成!近くに玉子を冷やすための水道もありました。
この先、玉子の殻をむくのに一生懸命で、写真を撮り忘れました(笑)
元湯の温度が高いので、白身が柔らかく黄身が半熟のいわゆる「温泉玉子」とはならず、固茹で玉子になりました。持参した食塩を付けていただきます(^^)
無色透明の温泉なので、色は普通の白。でも、食べてみると、玉子の殻から温泉水が染み込んでいるようで、硫黄の香りが移り、スーパーの玉子とはまた違った深い味わいでした。
温泉玉子を食べ終わったところで、湯村温泉薬師湯に行きました。
無色透明でお湯の中で指同士をこするとぬるっとした感触があり、お風呂からあがると肌がすべすべになります。
数人が入れそうな露天風呂と、サウナがありました。洗い場には中には黄色いケロリンの洗面器が置いてありました。ボディソープ、シャンプーは備えてあります。
薬師湯では、ゼーベック効果による温泉水と水道水の温度差を利用した発電を行っており、スマートフォンの充電サービスを受けられるそうです。
その後、道の駅はわいで小休憩をして、もとの集合場所へ戻りました。
行きと帰りで、きゃのさんを含めて4人の方とハイタッチしました。ありがとうございました(^^)
Googleマップのタイムライン
立寄り地の滞在時間が記録されるので、次回のツーリングで滞在時間の参考にしたいと思います。
今回のツーリングでは、Googleマップのマイマップを使用してルートを選定してみました。
スマートフォンからも経由地、目的地、そしてルートの参照ができ、また現在地を共有する機能も備えているので、ツーリングに使えそうなツールです。
おかげさまで、往復336kmの長距離ツーリングを、事故やトラブルもなく無事に終えることができました。
子連れということもあり至らないところが多々あったかと思いますが、皆様とご一緒できてとても楽しい一日を過ごすことができました。
次回もまたよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました(^^)