
今年の4月にウチに来てからちょうど半年、色々やったなぁ・・・(遠い目)
キリがいいのでここらで一発、WRについてまとめてみようと思います。
・・・・決してパーツレビューを書いてないからココで一気に仕上げようなんて思ってないんだからね!
初めに買った状態がこれでした。

まず純正状態が分かりません・・・ですのでここからの変化点を書いていくことになります。
この状態で乗ってまず思ったのは・・・。
<ここが良かった>
スロットルに瞬時についてくるエンジンレスポンスが良い。
トルクがあるので低回転からでも回ろうとする。
4ストらしく扱いやすいエンジンフィール、ぐいぐい前に行く感じ。
運転中のポジションが楽。
燃費が良い(普通に乗ると30km/l超える)
車体が軽く、押して動かしたり取り回しがしやすい。
なにより見た目(特にテールレンズ!)が良かった。
<ここが良くなかった>
エンジンブレーキがよく効き、後続車に追突されそうになる。
シートが高く乗り降りがし辛い(しかし信号待ちでは厳しく感じないかな)。
長距離走行ではケツが痛くなる。
極低回転域ではギクシャクが気になる(慣れるしかなさそう、疲れるとよくなる)。
高速道路では風がダイレクトに当たり疲れる。
80キロから上を目指すとエンジン回転が高くなり精神的に疲れる(おまけで振動がケツにくる)
<まず手始めにスライダーをつけた>
これは馴染んでいないうちに転けるんじゃ無いか?という不安から速攻で装着した部品。
スライダーは今の所活躍していません、ヨカッタヨカッタ。
<マフラーの交換の効果>

純正のマフラーの音になれてきて交換してみたかったマフラーの交換に着手した。
ヨシムラと迷ったが結局値段の関係でFMFのQ4に。
変えて走ったところ確かに回転が軽くなった感じがするが、それ以上にアフターファイアが出るわ出るわ。
シフトしてもエンブレかけてもバンバンいう状態になってしまった。
なので正直パワーの出方が・・・とか言う雰囲気じゃなかった。
純正で燃料の調整ができて少々いじってみたが期待出来るほど改善されなかった。
<劇的に変わった!AIキャンセルキットを付けて対策を狙う>
アフターファイアの対策としてAIキャンセルを取り付けてみた。
これが効き目抜群でほとんどアフターファイアが出る事がなくなった。
・・・が、たまに思い出したかのように出てくる。
改めてフィーリングを確認。
フケ上がりが早くなり確かにパワーは出ていそうだ。
欲を言えばもう少し音量を下げてもらえると嬉しい。
マフラー交換とこのAIキャンセルはセットでやったほうがいいだろう。
<強いエンブレの緩和を期待してバックプレッシャーバルブの取り付け>
後続車に突かれそうになるくらいガッツリ効くエンブレを少しでも緩和できないものかと考えコレを装着。
この効き目は付けた瞬間は感じたが数キロ走ると慣れるのか分からなくなってしまった。
結局今でも後続車にがっつり寄られる、もうこれは自分の運転の仕方を変えないといかんのかも。
自分の考えで合っているか分からないが、これはきっとギヤ比も関係していると思う。
低速でもぐんぐん進もうとするのも、高速で疲れるくらい高回転になるというのも恐らくこのギヤ比が影響しているのでは?
スプロケットを高速よりに振ると少しは低減されるのか・・・?どうだろう?
<エンジンの事を考えさせられる・・・サブコン取り付け>
ほんとうはSP忠夫のエキマニを装着しようと思って店に行ったら目の前で売り切れ。
当てつけで買ったGETのサブコン、これを装着したことにより完全にアフターファイアが無くなった。
このサブコンの良い所はポン付けでもマフラー交換相当のセッティングが施されていることで、装着後そのまま走行できるというところだ。
事実、セッティングを変更しないままポン付けで数ヶ月乗っていた。
またスマートフォンにアプリを入れる事によってスマートフォンからセッティング変更できる優れもの。
マップは2個保存でき、手元のスイッチで即座に変更できる。
このスイッチは走行中に、停車中に、エンジンが止まっているとき、いつでも関係なく切り替えられます。
またセッティングは点火時期と燃料噴射量と回転数ができ、無茶なセッティングに移行しようとするとコンピューター側から「このセッティングは壊れるかも知れないけど変えますか?」と英語で聞いてきます。
なのでこのコメントが出ない範囲での変更は問題ないようだ。
しかし、壊さないだけであって寿命が近いエンジンなどは壊れる場合もあるとのこと。
恐らくサブコンが原因でエンジンが破壊される事はないと考えていい、という事だね。
これはイジればイジるほど悩ませられるが、詰まったら払い出し状態に一発で戻せるので気にせずイジっていくことにした。
やり方としては燃料なら燃料のみ変更をして、良い感じになったら次に点火時期を変更していく・・・満足できたら回転数を変更するといった順番が良さげだ。
ここで理解したのは、セッティングに正解が無いと言う所。
手元にシャシダイがあってデータをとりながらやれば狙ったセッティングに辿り着くはずだが、何処を重点に狙うかは自分次第。
自分にとってどのセッティングが気持ちいいか?の一言に尽きる。
ココ一番で勉強になる買い物だった。
自分はマップ1で町乗りを狙ったセッティング、マップ2で高回転まで回した時にパワーを狙うセッティングにしてみたが、きっとまだこれが正解ではなくこれからも変え続けていくだろう。
<純正キャリアとバック装着でツーリングがずっとしやすくなった!やっほーい!>

WRというか普通のバイクは荷物が載らない。
購入時はモタード定番ボブルビーのリュックで移動していたが、いかんせん拘束されている感が強く運転し辛い。
打開策としてキャリア装着し上にバックを載せる事にした。
この組み合わせが非常に良く、ツーリングから町乗りまでこの組み合わせで行っている。
バックは大きさも変えられるので非常に便利です。
WRの雰囲気とマッチしていて気に入っている。
<念願の忠夫のエキマニを装着!何が変わる!?・・・あれ?>
サブコンで結構満足できるくらいまでパワーは上がったが、ここまできたら忠夫のエキマニを装着したいと思い装着。
触れ込み通り中回転のトルクアップが確認できた。
しかしこれはサブコンの劇的な変化に比べると色褪せてしまう。
若干マフラー音量が下がった?これは嬉しいことですね。
非常に残念なことは買ったタイミングが悪かった、サブコンより前に装着していればもう少し感動出来たかもしれない。
これで自分のところに来た時より結構パワーアップしたはず。
<サーキット走ったら・・・>
町乗りで限界走行なんて出来ないので実際、自分はどこまでこのWRをどこまで使っているか?分からなかった。
しかし筑波の走行会でそれが分かった。
また疎い自分でも純正サスの減衰を変更すると、どのような動きになるか?その差が分かりやすいのも走行会の良い所だと思う。
このバイクはよく曲がる、しかし何処まで寝かせても大丈夫か分からない。
膝を出せばいいのだがブランクがありすぎて膝が出ない。
足を出すオフ車乗りをしてみたが付け焼き刃では安定しなかった・・・。
ゆくゆくはオフ車乗りで走りたいので、練習して慣れるしかなさそう、今の自分のウデが無さ過ぎだった。
エンジンは今のままで十分、パワーはもういらないと思う。
次は足回りをちゃんとするだけで車体は文句ないと思った。
<WRが壊れたら?次も同じのを買う?>
自分はWRが何かしらのトラブルで廃車になった時、次も同じWRを買うか??と考えた事があります。
答えはNO。
おい!ここまで引っ張ってあっさり捨てるんかい!
と突っ込みどころですが、理由があるんです!
同じモタードのWRじゃなくオフのWRを次は乗ってみたいのです。
そのくらいWRはよく出来たバイクだと思います・・・まぁこんだけ改造していて言うのも何ですが。
バイクの楽しみ方は千差万別、きっと自分にはこのWRがぴったりきたのでしょう。
乱文で非常に読み辛かったと思いますが最後まで読んで頂き、ありがとうございました。