
という訳で(?)国内A級ライセンスの講習を受けてきました!
それまでの流れですがJAFのホームページから近場で行われている講習を探し、申請するという感じです。
自分的には講習会を担当しているレーシングクラブのホームページが若干分かり辛く何度かメールで聞いたりしましたが快く回答してもらいました。
ちなみに自分の場合は、仮の国内Bライセンスを取得済みだが走行経験無し(走行記録が無い)状態での受講になります。
本来の流れは恐らく、Bライ取る→JAF公認走行会に出て記録を残し経験を積む→Aライの受講を申請する・・・。
だと思いますが、今のルールはもっと簡単で、実は国内AライはBライを持っていなくても取る事が出来ます、ただしBライの受講を当日数十分前に来て受ける必要があります。
用意するものは参加するクラブで記載していますが、一部紹介します。
実走するので長袖、長ズボン、グローブ(軍手ダメよ)、ヘルメット(二輪のフルフェイスで可)など必要になりますが無ければ貸してもらえる場合もあります(そこはクラブに確認が必要ですけれど)。
ちなみに、自分はまだ使っていないのと実際使って様子を見たかったのでレーシングスーツ、グローブ、シューズ、バラクラバス、四輪用ヘルメット、ハンスを用意しました。
とココまで多い荷物を用意したことによってちょっとしたヒヤリがあったのですが。

道中は246号をひたすら西へ進みます、いやー良いドライブ日和だ、よーしオープンで走っちゃうぞ★
そうだ、時間に余裕あるからコンビニでコーヒーでも飲むか、と思って駐車場に入って財布を出そうと・・・・あれ?財布が見当たらない。
・・・・・・・・
・・・・
ははは、いやいや冗談でしょ?財布には免許も・・・はっ!
俺いま免許不携帯?ウソ!まじ?
冷や汗かきながら一旦車から降りて助手席を調べます。
そう、財布はデカいので基本的には助手席のシートに置いてあります。
しかし、見当たらない。鎮座してるのはトランクに入りきらなかったヘルメットと小物だけ・・・。
まさかと思い助手席に鎮座している大御所をどかしてみると・・・シートに埋もれ、くたびれた財布の姿が!
どうやら大御所に追いやられシート深く潜っていたようで、見つかって安心しましたがこれじゃ先行き不安だ。

とりあえず一旦仕切り直すことにして休憩、あーよかった財布あって。

そこから富士スピードウェイまでは特に問題もなくゲートに到着。
いやー実はこのアングルで写真とってみたかったんだよな〜、満足満足。
タイムスケジュールは午前いっぱいで筆記試験対策の講習を行い、午後一で筆記試験(マルバツ30問)、そこから実走の説明、タイムトライアル、実走の試験という流れです。
午前の講習はひたすらマーカーで線引きをして付箋で印を付ける感じでした。
ただその最中にメインストレートをかっ飛ばすエンジン音が室内にも聞こえてくるので、講師の話が途中で聞こえないなんて事もありました。
時間は長いかな?と受ける前は思っていましたが、実際受けると駆け足で時間が足りないくらいでした。
また受講していた方たちは自分とタメか若干上の方が多かったように思います。
午前の講習も終わり、昼は適当にすませ午後から試験が始まります。
試験は先ほどマーキングした資料を見ていいので結構簡単ですが、三項目ごとの点数で合否が決まるので一項目落とすと落ちますので注意です。
無事に筆記は合格、続いて走行試験です。
自分の場合は走行経験がゼロなので、走行試験の前にタイムトライアルを行う必要があります。

参考になるか分かりませんが、作動確認のためデジスパイス3を装着し携帯を使ってタイムを計測させます。
前回はパレードランで今回はタイムトライアル。
車は2500キロ走破して、たぶん全開OKなはず(オイルも換えたしね!)
また買って二ヶ月ちょいだけど、いってみよう!
で、実際走った印象ですが・・・。
まず富士スピードウェイは広い!そんじゃそこらの速度じゃコースから出ないし走りきれちゃうからラインがさっぱり分からん。
車は良い感じ、パワーが有り余って自分の動体視力じゃ追いつかないなんてことは無いけど決して遅い事もない、自分にはちょうどいいなぁ・・・あとコーナーがストレスなく曲がってくれる、上手く言えないけれど何か楽しい。まぁ、速度域が全然だからかもしれないけれど・・・。
ただ露呈したのはヒールトウが上手くできない、何でだ?待ち乗りだとそんなに苦じゃないのに・・・緊張してたのだろうか?それとも装備に慣れてないから?うーん。
そのまま引き続き実走の試験に突入していきます。
このタイミングで走行経験者の車がコースインします、自分はそれを見て実走試験開始と判断してポストを気にして運転しました。
試験は走行時のマナーを見るようで、もちろんオフィシャルポストから旗が振られれば従う必要があります。
見落とせばペナが発生し、従えば問題ないでしょうが旗を見落とすと言う事はペナの旗も見落とす可能性が高く、結果落ちてしまいます。
(絶対Aライは落としたくない!)と思っていたので、ポストを気にして走ってみましたが。
「これ、ポスト気にして運転してたらアタックどころの騒ぎじゃない!」
実際、コース幅が広い富士スピードウェイはオフィシャルポストを見るだけで一苦労します。
(よくこんな事をレースしながら見られるな〜)とレースしている人に関心しながら走ります。
・・・いやでもパーティレース出るようならこれ見れていないとダメじゃん。とセルフ突っ込み。
終止ポストを気にしながら走りましたが、集中力が切れてピットイン。
講習で「ある程度走ればピットに戻っても問題ない」って言ってたから入ったのですが時間が走行終了前だったため、チェッカーを貰わずそのまま終了。
大きな問題もなく実走も合格。
なんとか国内Aライセンスの所得に成功しました。

さて何気に車内にカメラを設置したので走っている姿が写っているかな?と思い見てみたら走る直前で電源が落ちていました・・・。
デジカメって動画撮影時間が規格で決まっているんだね。
デジスパイスのラップタイムと運営からのラップタイムとの差を見比べましたが、ぴったり。
ちゃんと計測が出来ているようで安心です。
記録は最高時速は176キロ。ベストは何故か一周目の2分46秒という・・・あれ?何周か走ったのに一周目がベストとはコレ如何に。
しかしやばいよ、そのままパーティレース参加したら俺は最後尾をぼっち旅か周りの邪魔をするペースカーになっちゃう(震え声)

まぁ何はともあれライセンスが取れたので、次はウデを磨かんとなぁ〜。