
週末は東日本パーティレース第3戦に参加してきました。
じつは金曜から有休を取り、事前練習しようと思い来てみれば・・・。

天気は微妙、予報では当日は雨と言われています。
できれば雨の練習したいなぁと、願いながらも「さっぱり」降らない。
結局、雨は降らず涼しい気温で走る事になりましたがタイム的にはさっぱり・・・あぁ!これは明日ヤラレるパターンやん!!

明日は雨が降るのか?降らないのか?タイムが微妙な状態で色々不安を抱えつつ一旦帰宅。
ちなみに帰宅途中で雨が振り出し、朝には実家の東京はしっかりと降っていました・・・・。
それは筑波も同じく・・・はい、しっかりとウエットです。
え?じゃあ何でトップ絵が晴天なの?という疑問ですが、それは「自分のレースが終わってから」晴ましたので撮影しました。
と言うのも、今回は初めての雨と言う事とタイムスケジュール的にタイトでクルー共にドタバタし撮影どころではありませんでした。
えぇそりゃ大変な状態でしたよ・・・。
靴は濡れて再起不能になるし、車検で提出予定の車載カメラの申請を忘れるし、ってそれは置いておいて。
予選。
こちらはNB、NC(クラブマン、シリーズ両グループ)、自分の参加しているNDクラブマンの全四グループが出走しました。
逆に言うとNDシリーズクラス以外の全グループの予選が開始です。
天気は降ったり止んだりでも、路面は完全ウェット。
幌の開閉は自由と言われていましたがこんな(写真はありませんが)天候で幌を開けて走る、そんな突き抜けた方はおらず全員幌を閉めて走行開始。
何気にパーティレースで雨の日は珍しいようで、自分も雨が降っている状態でのサーキット走行は初めて。
自分は一発博打でタイヤエアーを通常より大幅に変更しチャレンジ。
コースに入るとそこは、コーナー抜けた先にコースアウトしている車を見かけたり、スピンしたりとサバイバル状態。
ちなみに博打を打った自分も大きくコケて、まともに走れずピットイン(多分コケるなぁと思っていたからクルーにはピットで待機をお願いしていました・・・)。
エア調整で時間が削られ、残り10分きる所で再度コースイン。
入ったタイミングが偶然空いているスペースでラッキーと思うのと同時にどうやって走るか分からずセオリー通りベストラインを外してみるも「止らない、曲がらない、加速しない」の悪循環。
極力丁寧な運転で・・・というか、もうイメージ的には街乗りのちょっと飛ばしちゃう?頑張っちゃう?位なペースで走っていました。
そんなこんなで、あっという間に予選が終了・・・。
あぁ生きた心地がしなかった。
戻ってから、ふと気が付きぼそっと。
「そう言われれば今回はトランスポーター貰っていないけど?測定どうしたんだろう?」
と言ったら参加者の方に。
「受付でもらった封筒と一緒に入っていたでしょ?」
と返事が・・・。
え?!アノ中に入ってたの?あの中って記念品のTシャツだけじゃないの!?
よく考えたら確かに前回も同じ様に入ってたのを思い出し、開けてみると・・・ あ り ま し た ★
即関係者の所に行って事情を話し、恐る恐る確認。
「あ・・・あの〜これって付けないと予選タイム記録されなかったり、棄権になったりしますか?」
順位は良いから最低決勝レースだけでも出させてほしいと思いながら聞いてみると。
「トランスポーターは保険で記録していて、別でタイム計測してますので問題ないですよ」
との回答、ひとまず一安心。
「でも忘れないで付けて下さい、そして決勝までには付けて下さい」
と念を押され解散。
あぁ良かった〜しかし今日はトラブル続きだぁ・・・と心の中でボヤキながらクルーに付けて〜とお願いします。
予選結果はクラス4位ですがレースに集中する事がままならず決勝にすすみます(オイオイ)。
決勝。
こちらはNBと混走になります。
余談ですがNCがシリーズ、クラブマンともに次のタイミングで決勝を行います。
なので出走台数はぐっと減ります。
雨は少し弱まりましたが路面は・・・もう諦めました。
ここで漫画の主人公なら、雨だったらワンチャンある!とか言うのだろうけど実際問題、雨降って喜ぶMな方はいないと思います、変なリスクは負いたくないからね。
今回の目標は「事故らず完走し、そのまま帰る」これだ。
先頭はNBが陣取り、4番グリッドからNDのトップが入る体勢。
なので自分はクラス4位でもグリッドは8番グリッドになりました。
それでもシグナルが見える!ちゃんと見えるぞ!
選手紹介もちゃんと聞こえたし満足満足★
クルーからは「やっちゃえ!ワンチャンあるよ!」と勇気(?)いや、煽られる。
いやいや〜事故ったらソレを酒の肴にするんだろ?
そうはいかない、このあと約束もあるんだ。
・・・フラグがこれ。
フォーメーションラップから戻り位置に着きます。
やっぱり雨だと観客が少ないなぁ〜と思いながらシグナルを確認。
シグナルの赤が消えるとスタート。
実は今でもコレに慣れず毎回出る時に「消えたらスタート?」と参加者の方に確認してます・・・。
赤が消えスタートは綺麗に・・・ならず隣の列ではストールしたのか右前の車両が走り出していません。
(あれ?)と思いながらもコッチは問題ないので横目に見ながら発進〜。
第1コーナーで団子になるも、いつもに比べれば少ないのでそんなに気を使わずにクリア。
・・・・・・・・・
・・・・・・
このあとが微妙に記憶に無く、気が付いたら前にNDと後ろにNBがいました。
レース中盤の小康状態までこの隊列で進みます。
相変わらず路面は滑るし操作し辛い。
無理にこじったり滑らせたりした自分は後続のNBとの差が縮むのに気が付き悩む。
譲るか?もっと頑張って逃げるか?と頭の中で考えながら走る・・・ん?いや今逃げてるのに追いつかれてるんだろ?これ。
無理にブロックするのは得策じゃないし、変にスピンとかして共倒れしても詰まらないし・・・。
よし、退こう。
NBが前行くNDを猛追するなか、ふと冷静になって現状を確認。
前にNBとNDの二台。
後ろには誰もいない、バックストレートでも後ろが見えない。
・・・・・・・・ん?もしかして。
「本当にレースやっているの?」
「実は赤旗出てて自分たち気が付かずに走っちゃってるんじゃないの?」
と不安が過る。
コントロールタワーや旗振りを確認しても動き無し。
それは良いのか?それとも諦めて「こいつ戻ったら叱ってやろうか」と思ってるんじゃないのか?
変な意味でプレッシャーを感じながら周回を重ねていく。
ひとまず前行く二台が見えていれば連帯責任で何とかなるだろうと勝手に決めつけ追っかけることに。
終盤になっても後続は見えず、自分がビリなんじゃないかと真剣に考え始めた頃にチェッカー。
あ、走ってて良かったんだ。
率直にコレが浮かびました。
あともう一つ考えていたのは順位、自分の勘違いでなければ表彰台にいけたはず。
いつも通りピットレーンに入って進んで行くとスタッフに「お前あっち」とホームストレートを指差されました。
表彰台は「ひとまず」確定です、ひとまずと付けたのは後車検で失格になったり他の違反があれば順位が落ちるからで、ぶっちゃけ自分に自信がないので不安でしょうがない。
暫定表彰は2位。
後車検など行い、確定表彰も2位で無事(?)確定しました。
忙しい所に都合付けて参加してくれたピットクルーや、色々アドバイスや力を貸して下さいましたパーティレーサーの皆さん、またジョイファストさんなど色々な方のお陰でこのような結果を得る事ができました。
言葉足らずですが、本当にありがとうございました。
ちょうど一年前に、黒蜂さんにお願いしパーティレースを見学させてもらった2016年の第3戦。
レースに参加するのを目標に進めてきた去年は最終戦で無事参加を果たし、今年はフル参戦だけを目標に進めてきました。
ぶっちゃけてしまうと自分はまだ技術的にもタイム的にもイマイチで、今このような結果を頂いても実感が湧きません。
次回は実感が湧く様な走りで結果を残すのを目標に頑張っていきます。
さて次回は・・・富士?
そう、富士の交流戦に参加してきます。
先ほど打ち立てた「次回の目標」は長い目で見て頂けると幸いです・・・・・・・・。

レース直後の撮影がコレとは・・・。

今回はガラスも割れず、無事に戻ってこられました。

ND、良い経験させてくれてありがとうね。
実はこのあと別の話がありますが、それはまた時間があった時に。
